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2019/05/14
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美女シリーズ(北大路版) 日時計館の美女・江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」 (1988年)

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 05/ 14
                 
北大路欣也扮する明智小五郎シリーズの4作目。



●「日時計館の美女・江戸川乱歩の屋根裏の散歩者
覗かれて…」  1988年5月14日
原作: 江戸川乱歩  屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)
脚本: 吉田剛
音楽: 鏑木創
監督: 村川透
制作: 松竹
出演: 北大路欣也、真野響子、坂上二郎、朝加真由美、
水野久美、堀内正美、佐藤万理、岡崎浩一、横内正ほか




日時計館の美女・江戸川乱歩の屋根裏の散歩者




鎌倉へバードウオッチングに出かけた明智小五郎(北大路欣也)は、
山の中で窓辺の花を手入れしていた女性が突き落とされそうになる現場を目撃した。



明智が行ってみると女性は「日時計館」というペンションの当主・郷田万喜子(水野久美)で、
連れ子の市郎(堀内正美)と、先妻の娘・千賀子(真野響子)と住んでいた。




ペンションには弁護士・村木(久富惟晴)、医師の遠藤(横内正)、不動産屋・岩谷と
アンティークショップの経営者で親戚の林千絵(朝加真由美)という四名の宿泊客がいた。
郷田家は四人から借金をしており、彼らは屋敷を狙って長期滞在していたのだ。



万喜子が殺されそうになったところを明智はカメラにおさめていたが、
そのことを彼らの前で話した矢先、何者かにフィルムが抜かれてしまい証拠がなくなった。
事件の匂いを感じた明智は助手の文代(佐藤万理)と小林(岡崎浩一)に郷田家の調査を命じる。




日時計館の美女・江戸川乱歩の屋根裏の散歩者



明智はペンションに滞在しながら調査をすすめようとするが万喜子母子も、
債権者四人も明智の存在を疎ましく思い明智をペンションから追い出してしまう。
ペンションを発つ前に、明智は千賀子に万喜子が殺されそうになり、
その犯人は宿泊客の中にいることを打ち明ける。



事務所に帰った明智は文代たちから、未亡人となった万喜子が村木、遠藤、岩谷と
肉体関係を結んでいるが、借金の返済を迫られながらも屋敷を売らないことに疑問を抱いた。
明智は一晩泊まったときに、何者かが屋根裏に忍び込み様子をうかがっているのが気になっていた。



万喜子が屋敷を売却しないのは、先代の夫から建物の中に宝が隠されていると聞いていたからだった。
一度は明智を追い払った万喜子だが、千賀子から万喜子を殺そうとした人物がいること、
市郎が毎晩屋根裏を徘徊していることを聞かされ明智に調査の依頼をする。



翌日、約束の時間になっても万喜子が現れないことから墓参りをしている万喜子の様子を
小林に見に行かせると目の前で万喜子が胸を刺されて死んでしまう。



波越警部(坂上二郎)は捜査にあたり、債権者四人が現場の青山墓地の近くにいたと判明するが、
凶器が見つからないままで決め手に欠けてしまう。





万喜子は新しい遺言状を作っており明智を執行人と指名していた。
万喜子が死亡した場合、全資産は市郎と千賀子が相続すると記されていた。
しかも日時計館は明智が三か月間宝探しをした後でないと、
相続できず売却することも出来ない設定になっていた。




日時計館の美女・江戸川乱歩の屋根裏の散歩者




明智は屋根裏の散歩者が市郎であることを見破ると、その病気を治すために
屋敷内に宝があるかないかをはっきりさせるべきだと千賀子に提言した。



千賀子はイギリスから日本へ贈られたとされる王冠と首飾りを
祖父と父が見つけたが戦争が起こりその発見がなかったことにされ
心労で祖父が死に、頭を負傷した父も宝を隠したもののそのまま死亡してしまった
という経緯を明智に伝えた。



千賀子は宝の存在は父の妄想だといい、万喜子に託した手紙を明智に見せた。




その後、明智は何者かに襲われ頬には何故か万喜子の血痕が付着していた。
このことから、万喜子はボーガンによって血痕の弾を放たれて殺されたのだとわかった。
だから、現場に凶器が残されていなかったのだ。
それが可能なのはボーガンもやる医師の遠藤だ。



しかし、その翌日遠藤が青酸性の毒物を飲んで死んでいるのが発見される。



日時計館の美女・江戸川乱歩の屋根裏の散歩者




部屋の中は密室状態で、波越は遠藤が万喜子を殺して自殺したとみるが、
明智は万喜子を殺したのは遠藤だが彼は自殺ではなく殺害されたのだと推理する。






市郎が屋根裏の散歩者であることを知っていた明智は、
遠藤が口を開けて眠ることを利用して屋根裏から毒を垂らして殺したのだ。




そして、先代が万喜子に託した手紙を解読した明智は千賀子とともに
屋敷に眠る宝を探し出した。



日時計館の美女・江戸川乱歩の屋根裏の散歩者



ところがその矢先に、二人は千絵、村木、岩谷によって閉じ込められてしまう。



市郎を誘惑していた千絵は市郎が遠藤を殺したと見せかけるために
市郎を車に乗せるとそのまま転落死させる。
ペンションに戻った千絵は村木、岩谷とともに市郎が遠藤を殺したという
証拠を作るために遠藤の部屋に入ったがそこには死んだはずの市郎がいた。



日時計館の美女・江戸川乱歩の屋根裏の散歩者



それは変装した明智で、市郎は殺されそうなところを救出され命はとりとめていた。




万喜子が明智とコンタクトを取ったことで、窓から突き落とそうとしたことや
遺言状の書き換えを恐れた遠藤ら四人は殺害を決意。
医師の遠藤が血の弾をボーガンで撃ちつけて殺す。


そして明智殺しを失敗したことで、村木らは遠藤を始末することにした。
色仕掛けで千絵が市郎を手名付けて殺させる。



こうして市郎、千絵ら四人は波越たちに連行されていった。



日時計館の美女・江戸川乱歩の屋根裏の散歩者




明智は千賀子に心を惹かれていて相思相愛となっていたが、
兄を思う千賀子は彼をかばい明智を殺そうとしたことを告白。
明智は全てを忘れるので市郎が再起するよう手助けすることを千賀子に託し
それを暴かないまま別れを告げた。





屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)





日時計館の美女 江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」 [DVD]




今年初めに高田純次が出ている番組を見たときに
彼が女性誌の「抱かれたいお年寄りランキング」3位に選ばれたことを知った。


「抱かれたいお年寄りランキング」という存在があること自体に驚いたが
高田純次が3位と知って上位2位が気になっていた。


1位は確か渡哲也で、2位がなんと北大路欣也ということだった。
確かに若い時の北大路欣也はハンサムだが、今はマントヒヒに見えるので違和感ありありだ。


4位は記憶では田村正和だったはずで、それをおさえて高田純次が3位ってのはすごい。


さて、今回の「日時計館の美女」は1988年の放送で、まだ好青年の雰囲気が残る北大路欣也の姿が拝める。





美女シリーズ(北大路欣也版) 記事一覧

1. 妖しいメロディーの美女・江戸川乱歩の「仮面の恐怖王」

2. 黒い仮面の美女・江戸川乱歩の「凶器」

3. 赤い乗馬服の美女・江戸川乱歩の「何者」

4. 日時計館の美女・江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」

5. 神戸六甲まぼろしの美女・江戸川乱歩の「押絵と旅する男」

6. 妖しい稲妻の美女・江戸川乱歩の「魔術師」





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