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2019/06/03
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「瀬戸内おんな殺人行」 (1989年)  船長シリーズ第2弾

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 06/ 03
                 
高橋英樹の船長シリーズ第2弾。


●「瀬戸内おんな殺人行・広島港~松山港フェリー炎上!
船上に仕組まれた密室トリック」  1988年6月3日
原作: 今井泉  『甦える航跡』
脚本: 柴英三郎
音楽: 坂田晃一
監督: 野村孝
制作: 東映
出演: 高橋英樹、音無美紀子、永島瑛子、
船越栄一郎、松本留美、井上孝雄ほか



杉崎(高橋英樹)は、青函連絡船が廃止となり、現在は瀬戸内海汽船で働いている。



ある日、親友の村上(小山武弘)が船長を務めるフェリーで火災が発生したところに
杉崎と航海士の児島(船越栄一郎)が遭遇。



瀬戸内おんな殺人行・広島港~松山港フェリー炎上!




乗客は無事だったものの、航海士の小池が焼死してしまい、
彼に放火と自殺の容疑がかかる。
児島からそのことを聞かされた杉崎は、
自分が乗っている船に航海士が火を放ったということに疑問を抱いた。



二人はさっそく村上と会い詳しい話を聞くことにした。




小池はこのところ相次ぐ航路の縮小廃止で病身の妻と二人の幼い子供を抱え
将来に不安を抱えていたという。
乗客二十名も所在がはっきりしており、放火をするような不審人物は見つからなかった。



だが、その中に船舶などの修理会社・山陽ドックの社長・福家誠一郎(井上孝雄)と
秘書の井村好子(永島瑛子)が乗り合わせていたことを知り、
杉崎はひっかかるものを感じ始めていた。



瀬戸内おんな殺人行・広島港~松山港フェリー炎上!




しかも彼らと面識がある博覧会事務局のトシエ(松本留美)の話しから、
福家と好子に男女の関係があるのではないかという疑惑が出てきた。




好子は杉崎の妻・紀伊子(音無美紀子)と同じ手編み教室に通っており、
年下の夫を社長にして自分はその秘書になるのが夢と語っていた好子が
福家と不倫関係にあるわけがないと否定する。




瀬戸内おんな殺人行・広島港~松山港フェリー炎上!



その後、紀伊子の話では好子の夫・井村が火災事故があった頃から行方不明になっていて、
井村にはバーに勤める若い女がいて好子はその事で悩んでいたということがわかった。
そのうえ、山陽ドックに仁方の浮き桟橋工事で不正の疑いが出てきた。
事務所では桟橋全体を新しくしたというが、外装でそう見せているだけだった。





杉崎は自分の船の火災訓練を利用して、村上の船と同じ火災事故を再現してみた。
そこで乗客を非難させているときに、甲板に誰もいないことが確認できた。
事件が起きた船では乗る時も降りるときも乗客は二十人だと確認されている。
もし、放火した犯人が船から海へ飛び込んでも誰にも知られることはない。
しかし、その場所は潮の流れが激しく飛び込んだら死体すら上がらない場所で、
杉崎の推理には無理があった。





好子と福家の不倫関係を否定する紀伊子だったが、
杉崎は福家とともに会議にも出席していた好子も
不正に絡んでいたのではないかという情報を得たことで
井村の周辺を洗い出し松山にいる若い女のバーを探り出した。



瀬戸内おんな殺人行・広島港~松山港フェリー炎上!




杉崎が児島と一緒に行ってみると、女は井村から五百万円を預かり、
「金づるが出来たので欲しかったらもっと持ってくる」と言っていたことを知る。
もし、井村が好子を通じて福家の不正を知り強請っていたならば、
彼の話した”金づる”に福家はまさにピッタリの存在だった。
井村は行方不明なのではなく、口封じのために消されたのだろう。





そんな頃、好子と福家が偽名を使ってホテルで逢引していることを知り、
杉崎は紀伊子を連れて二人に会いに行き自分の推理をぶつけた。
井村殺しを否定した福家だったが、紀伊子から杉崎が警察ではなくここに来たのは
好子に自首をしてほしいからだと説得され犯行を認めた。




好子は仁方桟橋の不正行為をネタに福家を強請らせ独立資金の五百万円を手に入れた
井村がその金を若い女に渡したことがどうしても許せなかった。



瀬戸内おんな殺人行・広島港~松山港フェリー炎上!



あの日、好子は井村とともにフェリーに乗ったが乗船名簿には井村の名前ではなく、
福家の名前を記入し、福家はトランクに隠れていた。
その後、福家が火災を起こし混乱の中で井村を船から突き落として殺した。
井村と福家が入れ替わったことに気づかれないまま福家と好子は船を降りた。




火災は死亡した小池が起こしたものではないことが判明し、
船長の村上も仕事を追われることがなく無事に船に乗り続けることが出来た。




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二作目という事もあり、前回のストーリーにあった杉崎の不倫を紀伊子たちが
児島に告白する場面もあった。


今回は年下の夫との関係に悩む妻が犯した犯罪だったが、
杉崎が仕事で絡む博覧会の事務局員・トシエに好意を持たれてしまう。
彼女もまた年下の夫との結婚生活が破綻して離婚した女。
頼りがいのありそうな杉崎に思いを寄せるが、道を外すことなくトシエは思いを断ち切り、
仕事へ情熱を注ぐ決断を下した。


瀬戸内おんな殺人行・広島港~松山港フェリー炎上!



そのトシエを演じた松本留美は実生活でも年上女房らしいが、
年齢差による危機はなく結婚生活は順調であると放送当時語っていた。




※※※ 船長シリーズ ※※※


1. 「津軽海峡おんな殺人行・青函連絡船に仕組まれたトリックの謎…」

2. 「瀬戸内おんな殺人行・広島港~松山港フェリー炎上!船上に仕組まれた密室トリック」

3. 「超豪華フェリー殺人事件・鹿児島-沖縄航路にトリックが…双眼鏡の中の女」

4. 「函館のおんな殺人行・横浜~神戸21時間・よみがえった青函連絡船」

5. 「思い出の青函連絡船」

6. 「愛と死の殺人航路・闇夜に霜の降るごとく・函館・立待岬に消えた女」






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