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2019/07/13
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「気になる嫁さん」  第9話~第11話 渋谷のコーヒー店トムソン

category - 昭和のテレビドラマ
2019/ 07/ 13
                 
主なキャスト:坪内めぐみ=メグ(榊原るみ)、清水呂之助(佐野周二)、長男・輝正(山田吾一)、長女・小夜子(水野久美)、
次男・文彦(石立鉄男)、三男・力丸(山本紀彦)、末っ子・純(関口守=佐野守)、
ばあや・たま(浦部粂子)、めぐみの叔母・坪内宏子(杉葉子)



■ 「気になる嫁さん」
第9話  『なんという兄弟愛』 
第10話  『突然の悲しみ』  
第11話  『誓いの言葉を』
脚本: 山本邦彦、葉村彰子(9話)、松木ひろし(10話、11話)
音楽: 大野雄二
監督: 千野皓司(9話~11話)
制作: ユニオン映画
出演: 榊原るみ、佐野周二、山田吾一、水野久美、石立鉄男、山本紀彦、
浦部粂子、杉葉子、福田公子、津山登志子、津村秀祐、小沢直平、
酒井修、坊屋三郎、日野欽、藤江リカ、加藤武、牟田悌三ほか
放送局: 日本テレビ



メグが洗濯物を干しているとたまがやって来て「めぐみさん」と呼びかける。
思わず「何?」とメグが返すと


「何じゃありませんよ。仕事の時ぐらい長いスカートをお履きになったらどうです?
しゃがむたんびにお尻が丸見えですよ!
ウチにはね、旦那様をはじめ四人もの独身男性がいるんですからね。
いくら美しい脚が自慢でもオオカミを誘いますよ。
近頃はこの辺でも変な男がウロついてますからね。」


「気になる嫁さん」 第9話  『なんという兄弟愛』 


確かにたまの言う通りメグはこのところ誰かにつけられている気配を感じていて
その日、新宿までジーパンを買いに行った。
帰りに宏子のところへ寄り痴漢除けにジーパンを買った話をメグがすると


「いくらお嫁に行ったって、メグはまだ若いんだ。
男の子の一人や二人つけられたからって不思議じゃない。
おばさんみたいに痴漢からも見捨てられるようになったら女も終わりだけどさ」と
相変わらず独自の意見をメグにいう。


「気になる嫁さん」 第9話  『なんという兄弟愛』 



その夜も帰宅する途中、メグは男がつけてくるのを感じていた。


翌日、メグを付け回している男・田辺明(酒井修)は、文彦の後輩を偽って文彦に接近すると
とうとう清水家まで侵入してきた。


文彦が客を連れて来たというのでコーヒーを持って行ったメグは田辺を見て付け回している男だと気づいた。
何も知らない文彦は「マッチを持ってきてくれ」と部屋から大声で要求した。
メグから文彦の部屋にいる客が付きまとっている男だと聞いたたまは
男の様子を伺いに行くためにメグの代わりにマッチを届けに行く。

タバコを吸おうとした田辺はマッチを持ってきたのがメグだと思い込んでいて
マッチを差し出したたまの手を握ってしまいたまと気づいてビックリする。


「気になる嫁さん」 第9話  『なんという兄弟愛』 



その夜、図々しくも清水家へ泊った田辺は、いろいろドタバタあった末にメグには純という愛する人がいると知ったうえで
それでもメグを好きになってしまったとメグをはじめ清水家の面々を前に堂々と告白した。


メグは離れていても純への愛は揺るがないとして、明日田辺から指定されたよみうりランドへ一人で行くという。
輝正、文彦、力丸は義兄という立場ではなく一人の男としてメグの事が心配でたまらない。
そんな三人に小夜子はメグが純を棄てて男に乗り換えたとしてもそれはメグが決めたことで
輝正たち三人はあくまでもメグにとって義理の兄に過ぎず口出しをすべきでないとキッパリと言った。


しかし、輝正らは心配でそれぞれに隠れてよみうりランドで二人の行動を監視した。
なんと、叔母の宏子まで来ているではないか。



「気になる嫁さん」 第9話  『なんという兄弟愛』 


結局、田辺はメグの純に対する愛情の深さを知り敗北を潔く認めメグは晴れ晴れとした気持ちで帰宅。
部屋に戻ったメグは純の写真に語り掛けるが、テーブルから写真立てをを取り上げた途端
純の写真とガラスが床に落ちて割れてしまう。

メグは不吉な予感を感じた…。


そんなメグのもとにアメリカに留学中の純からお揃いのセーターが届くとそれを着た純から国際電話がかかった。
久しぶりに純の声を聞いてメグはウキウキ。


「気になる嫁さん」 第10話  『突然の悲しみ』 



その頃、輝正、文彦、力丸はメグを義妹としてではなく女性として興味を持っていることを
知っている小夜子が三人の心の内を見透かしてちょっとした言い争いになっている。

電話を切ったメグはその会話を立ち聞きしてしまい呂之助に家を出ていくと言いに行った。


出ていく理由を明かさないメグに呂之助は

「あんたは純から預かった大事な嫁さんだよ。今出ていかれるとあたしも純に顔向けが出来ない。
あんたが来てくれてからこのウチは明るくなった。もう少し辛抱してこのウチにいてくれないか?」

呂之助の気持ちが痛いほどわかったメグは出ていくのを思いとどまりいつも通り家事炊事に励むが
風邪をひいて咳と発熱で寝込んでしまうから文彦たちは大騒ぎ。


「気になる嫁さん」 第10話  『突然の悲しみ』 


たまが呂之助の部屋にお茶を持っていくと


「お茶をお飲みになりますか?」

呂之助は植物の手入れをしながらたまの方を振り返りもせず

「飲ませるために持ってきたんだろ?だったら黙ってそこへ置いておきなさい」

機嫌の悪い呂之助に「おやおや、株が下がったんでございますか?
旦那さまが猫の子のように大事にしている株ですよ。」

「猫の子はないだろ。それを言うなら虎の子だ」

「あら、猫の方が弱くてかわいいじゃありませんか!
第一虎は子供が生まれるとすぐに谷へ突き落とすそうですよ。」


「それは、獅子”ライオン”だよ。あっちへ行ってなさい」

と、口癖の「あっちへ行ってなさい」が出た。

たまは「それはそうと旦那さまめぐみさんが寝込んでおしまいになったんですよ。
九度も熱があるそうでございます。」


「気になる嫁さん」 第10話  『突然の悲しみ』 


思わず呂之助は植物の手入れをやめて「なぜ、それを早く言わないんだい!!医者を呼んだのかね?」

「いいえ、それがまだ…」

「何してるんだ!小夜子でも文彦でも呼んできなさい。」と呂之助はお怒りモード。


「はいはい。」と気のない返事をしたたまが小夜子に呂之助の部屋へ行くように言うと
小夜子は日曜日だから病院はやっていないと説明した。
呂之助はこの時の小夜子の対応を見て「お前たちがいじめるからめぐみは家を出ると言った」と言い
小夜子は初めてメグが自分がいることによって迷惑をかけるために家を出ようとしていたと知る。


その後、小夜子は大学時代の同級生・エイコ(藤江リカ)が大阪から出てきていると電話をもらい
会いに出かけて行った。
口うるさい小夜子が出ていくとこれ幸いと輝正は往診してくれる病院を探しに、
文彦はお粥を作り、力丸は氷枕を用意してそれぞれメグの看病にあたった。



エイコと会った小夜子は彼女が夫の浮気で離婚して再び看護婦に戻ろうとしていると知り
食事を奢るとメグの具合を見てもらおうと一緒に帰宅する。
しかし、メグの事を心配する輝正たちに辛く当たっていた小夜子に看護婦を連れてきたとはいえ
三人ともしらけ顔でエイコを歓迎する様子もない。


エイコはその辺の医者よりも自分の方が十分腕はあると自信満々で言うと
メグの部屋から輝正が連れてきた医者(坊屋三郎)が診察を終えて出てきた。
この時、小夜子は初めて医者を連れてきたことやおかゆなどを作り三人が
甲斐甲斐しく看病にあたっていたと知る。


「気になる嫁さん」 第10話  『突然の悲しみ』 


そして、出る幕が無くなったエイコは力丸たちから侮辱を受け怒って出ていってしまい
またしても小夜子VS輝正、文彦、力丸で兄弟げんかが行われた。
彼らの声は部屋のベッドで寝ているメグにも聞こえ、その夜病気が治るまで
宏子の家へ厄介になるという置手紙を置いてメグは清水家を出ていった。



メグのことでトランプ占いをしていた宏子は不吉なカードが出て凍りついた瞬間に
玄関のベルが鳴り熱でふらつくメグが入ってきた。



翌朝、宏子は呂之助からの電話を受けた。
てっきりメグを心配したものだと思った宏子はそこで衝撃の事実を伝えられる。
純が留学先のアメリカで心筋梗塞により亡くなったのだという。


「気になる嫁さん」 第10話  『突然の悲しみ』 



電話を切った宏子はメグにこのことを涙ながらに伝えメグを抱きしめた。


その夜、メグは夢を見た。

メグと純はお揃いのセーターを着て林の中でデートをし抱擁を交わしていると空にカラスが羽ばたく。
気づくとメグは一人取り残されその先に純の姿があった。


純は笑みを浮かべてメグを見ているがそのまま林の中を一人で歩いていってしまう。
メグは純の後を追いかけていくとそこには残された純のセーターと赤いマフラーをカラスがついばんでいた。



「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』




メグは目を覚ますとテーブルの上に伏せてあった純の写真が飾られている写真立てを手に取る。
あの日、落としてガラスは割れたままで純の笑顔がメグを見つめていた。




純の通夜が開かれ大学の先生や同級生たちが弔問に訪れた。
先生の話によると純は慣れないアメリカの一人暮らしでストレスを溜めていたらしいとわかる。


メグは呂之助と宏子に呼ばれ、純が死んだことを機会に将来がある身の上だから
今後の事も考えて婚約を解消した方が良いと身の振り方を提案される。
だが、たとえ純が死んでもメグはいつまでも純の嫁という気持ちは変わらないと話した。
親兄弟がいないメグにとって清水家の人たちがメグにとっての家族だ。


「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』



ところが、その後清水家のテーブルでは「バカ野郎!」という力丸と
「黙ってらっしゃい!!!」という小夜子の激しい口論が響き渡り「どうしたんです!?」と輝正たちが駆け付ける。


「どうもこうもねえよ、また始まったのさ。小姑の嫁いびりが!」


「嫁いびりとは、なぁに?第一この人純ちゃんといつ結婚したのよ。
今までは純ちゃんがいたからこの人を預かってたんでしょ。純ちゃんが死んじゃったら他人じゃない。」

と、未入籍のまま清水家にいるメグのことを指した。


メグは呂之助たちに「あたし、叔母さんのところへ帰ります。」と言い部屋へ戻ると
荷物をまとめ焼香を済ませて清水家を出ていく。



「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』




太陽のような存在のメグがいなくなり「やっぱり今までいた人がいなくなると寂しいですね。
叔母さんの家へ行って連れ戻してきますか」と輝正は呂之助に相談する。


一方、怒りが収まらない文彦は小夜子のひねくれた根性を叩きなおすと部屋に押しかけた。

「笑わせないでよ、そのデキの悪い頭でも冷やしてらっしゃい!」とあしらうと
文彦は「バカ野郎」と小夜子を平手打ちしさらに暴力を振るおうとする。
輝正と力丸が興奮する文彦を力ずくでおさえ、力丸が文彦の腹部に一発お見舞いすると

「効いたでござんす」と文彦は失神して力丸に担がれ部屋を出ていく。


一人になった小夜子が泣いていると呂之助が部屋に入ってくると
「あの娘が出ていって良かった」と意外なことを言う。


「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』



呂之助は若いメグには大きな将来がある、早く純を忘れて新しいスタート切った方が
メグのためでもあるとずっと家にいて欲しい気持ちを抑えていたのだ。
そして、小夜子があんなに悪態をついてメグを追い出したのは小夜子もメグの将来を
思っての行動だと他の家族が知ることもない小夜子のメグへの愛を理解していた。


「嫌な役目をよく引き受けてくれたな」という呂之助の言葉に小夜子はこらえていた涙が溢れ出す。
呂之助は小夜子の部屋を出たときに廊下で輝正と鉢合わせ。
小夜子の本心を知った輝正は神妙な表情で呂之助と目を合わせた。


宏子のところへ戻ったメグは宮崎から上京したおじさん・勘助(加藤武)と再会。
勘助は宏子からメグと純のことを聞かされ、宮崎に来ないかとメグを誘う。
宏子も傷心のメグが心を癒すためのいい機会だと思い宮崎行が決まった。


「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』



宮崎までのチケットを買ったメグは喫茶店で文彦と会いこのことを報告するが
あれほどメグにご執心だった文彦は「ふーん」と言うだけで引き留めもせずメグは物足りなさを感じる。
これにはワケがあるのだ。


小夜子が憎まれ役まで買ってメグの将来を思い清水家を出ていくように仕向けたとわかり
輝正から「もう、めぐみさんとは会わない方がいいですね」と釘を刺されていた。



その夜、宮崎に出発するメグが一家にお別れと純に線香をあげるために清水家に顔を出した。
ばあやが過労から倒れて入院してしまい、じゃんけんに負けた小夜子と力丸が夕食づくりに苦戦中。
文彦たちはメグが心配しないよう「ばあやは芝居見物へ行った」と嘘をいい最後の夕食を作ってもらう。




メグが帰ることになり輝正たちが玄関まで一緒に行くと、たまの付き添いを終えた呂之助が帰宅し
たまが過労で入院したことがメグにバレてしまう。
メグは小夜子と一緒にその足で見舞いへ行くと「アタシはめぐみさんの事が好きでした」と
たまから別れを惜しまれついメグも涙ぐむ。

「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』




そして、宏子の付き添いで列車に乗ろうとしたメグは足を止めると、やっぱり宮崎へは行けないと
清水家へ引き返し「もう一度、あたしをこの家へ置いてください」と呂之助たちに頭を下げた。



こうして、純が死んだ後もメグは清水家で暮らすことになりたまも退院することになった。
たまを病院へ迎えに行き帰宅すると、小夜子から「映画に行かない?」と誘われて奇妙な映画館へ。



そこは教会で、小夜子はメグにベールを掛けると

「あたしたち皆で相談してあなたと純ちゃんの結婚式をすることにしたの
こんなことをしたからといって入籍してあなたを縛り付けるつもりはないのよ。
今後好きな人が出来たら結婚すればいい、ただ今日一日だけ純のお嫁さんになってほしい」


「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』




清水家のみんなが死んだ純とメグの結婚式をプレゼントしてくれようとしていると知りメグは感動。


輝正が純の写真を胸に、メグと連れ添って牧師(牟田悌三)の前まで歩いていく。

「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』


メグが隣に置かれた純の写真にふと目をやると、そこにはタキシードを着た純がほほ笑んでいる。



「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』


純の幻は消えメグは純への愛を誓うと純の写真にそっと口づけした。






石立鉄男生誕70周年記念企画第3弾 気になる嫁さん DVD-BOX PART 1 デジタルリマスター版【昭和の名作ライブラリー 第7集】


メグに横恋慕する田辺の登場と、純の突然の死そしてメグの結婚式までを書きました。



「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』

結婚式を挙げた教会で牧師をつとめたのが牟田悌三。


「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』

宮崎から上京した勘助おじさんとして加藤武がゲスト出演。



また、この三話で気になったのが渋谷のコーヒー店トムソンというお店。



「気になる嫁さん」 第9話  『なんという兄弟愛』 

9話でメグに言い寄る田辺がその目的を隠して文彦に後輩だと嘘をついて近づくところ。
二人の後方に映るレトロな看板が印象的で。


「気になる嫁さん」 第9話  『なんという兄弟愛』 

このお店は歩道橋の下にあるよう。


「気になる嫁さん」 第9話  『なんという兄弟愛』 

全体の背景が写った時に渋谷だとモロわかり。
これでどこか場所の見当がつきました。


結局文彦と田辺はこのお店でお茶するのはやめたので店の中の映像はありませんが
すっごく気になってしまった。


「気になる嫁さん」 第9話  『なんという兄弟愛』 


コーヒー店トムソンは渋谷の第二名取ビルの1Fに入っていたようだけど
どうやら今は無くなっているようですね。

私もこの辺を通るけどトムソンを見かけた記憶がなくて。

まだ、残っていれば是非入って見たかったんだけど。


あとは11話でメグが文彦に宮崎行を報告する場面で使われた
喫茶店?も気になっているのだがこれは店内しかわからずどこなのか?

「気になる嫁さん」 第11話  『誓いの言葉を』

こういう昭和レトロなお店ってどんどん姿を消していくので寂しいですね。





************ 気になる嫁さん 記事一覧 ************


■ 「気になる嫁さん」

■ 「気になる嫁さん」最終回と伊東水明荘について

■ 気になる嫁さんはやっぱり面白い♪ 5/21再スタート!

■ 昭和レトロ 気になる嫁さん 動画

■ 気になる嫁さんとカメラのきむら

■ 気になる嫁さん ロケ地 風林会館のパリジェンヌ

■ 気になる嫁さん 第1話~第4話

■ 気になる嫁さん 第5話~第8話

■ 気になる嫁さん 第9話~第11話

■ 気になる嫁さん 第12話~第15話







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