2006/01/02
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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PRIDE男祭り2005頂-ITADAKI-

category - 格闘技・プロレス
2006/ 01/ 02
                 
2005年12月31日(土) さいたまスーパーアリーナ 
開始時間:15:00 観衆:4万9801人 超満員札止め

次回大会
次回の大会の告知がされてる、入場時にもらった袋。

応援STICK
中に入っていた”ふくらませて”使用する「応援STICK」

■スペシャル チャレンジマッチ
●金子 賢  VS  チャ-ルズ・“クレイジー・ホース”・ベネット○  
(フリー)        (米国)
1R4分14秒 腕ひしぎ逆十字固め
真剣な表情で入場した金子に対し、余裕をかましながら入場したベネット。このベネットの表情から相手の金子に対する評価が伺われる。開始後果敢にベネットに挑んだ金子だが、結局4分14秒で腕を取られ敗戦を喫する。試合後悔し涙を浮かべてた金子をみて少し感動。金子は今後も格闘技を続けるらしい、ベネットも対戦後は「(金子は)思った以上に良くやった」と評価を変えた。

この特別試合が終わったところでタップダンスのショーが始まる。
PRIDE統括本部長高田延彦がタップダンスを披露。
高田タップダンス


その後ダンサー達のショーが始まる。それが終わると天井から和太鼓が下りてきて、ふんどし一丁になって鉢巻を巻いた高田が太鼓を叩く。
和太鼓
天井に吊るされてる「和太鼓」
暴れ太鼓

太鼓


そして

男の中の男達


「男の中の男達、出て来いやーーッ!!!」


ここで今大会出場する選手が一人一人ケイ・グラントさん、レニー・ハートさんに紹介される。第一試合からそれぞれ青、赤コーナーの順に選手が呼ばれ、ひな壇のようなところへずらりと並んでいく。

記憶があやふやだが、この後だっただろうか、ルールの説明そしてドクターと審査員が紹介された。

■第1試合
●近藤 有己    VS    中村 和裕○
(パンクラスism)         (吉田道場)
3R判定 0-3
特別な思い入れがなかったこの試合。試合も判定までもつれ込んだため特に感想はなし。自分的にはちょっとグダグダっとしちゃったかなぁ。

■第2試合
○ジェームス・トンプソン VS  ジャイアント・シルバ●
(英国)               (ブラジル)
1R1分28秒 KO
トンプソンが開始のゴングと共に相手へ突っ込み攻撃。シルバは見せ所がないままKO負け。シルバはロープにもつれ、巨体がはみ出しながらパウンド攻撃を受けてました。決着が早く着いたので、試合前に流れたPVの方が面白かった。お約束巨人シルバが風呂入って湯がざーっと勢いよくでちゃったり、「お母さん、大きく生んでくれてありがとう」というナレーションだったり。

■第3試合
●瀧本  誠   VS   菊田 早苗○
(吉田道場)        (GRABAKA)
3R判定 0-3
第1試合に続いて、これも判定にて決着。判定にもつれ込んだところで、菊田が優勢だったので菊田の勝ちだなと思っていた。菊田は瀧本の胴衣を掴んでグラウンドへ持ち込み、「寝技世界一」の実力を見せつけてくれました。

■第4試合
○エメリヤーエンコ・アレキサンダー VS  パウエル・ナツラ●
(ロシア)                      (ポーランド)
1R8分45秒 裸絞め
ヒョードルの弟・アレキサンダー。立っても寝ても優位に試合を進めて裸締めでナツラを下した。



■第5試合
○エメリヤーエンコ・ヒョードル  VS  ズール●
(ロシア)                  (ブラジル)
1R26秒 KO
弟の試合の後、兄ヒョードルが登場。対戦相手は前回PRIDE30でデビューしたズール。前回は戦闘竜と対戦したズールだが、今回の相手は最強のヒョードルどうなることか。
試合はヒョードルが早々にズールをフックでダウンさせ、バウンドの連打でわずか26秒で決着。試合後「ズール選手、ごめんなさい」と言ってたヒョードルに笑っちゃいました。

■第6試合 PRIDE GP 2005 ウェルター級トーナメント決勝戦
○ダン・ヘンダーソン  VS  ムリーロ・ブスタマンチ●
(米国)                (ブラジル)
3R判定 2-1
試合前のVはブスタマンチ、ヘンダーソンの順。これを見てヘンダーソンは”イケメン”なのだと知った。試合前は両国の国歌吹奏。
良く知らないため特に試合についての感想はなし。





■第7試合 PRIDE GP 2005 ライト級トーナメント決勝戦
○五味 隆典          VS     桜井“マッハ”速人●
(木口道場レスリング教室)          (マッハ道場)
1R3分56秒 右フック→KO
この試合の見所は「PRIDE無敗」の五味が記録を伸ばすのか、それともかつての師匠マッハがこれを阻止するのか。(ちなみに五味は今大会の井上雄彦氏デザインのポスターのモデルでもありますね)

お互いに様子をうかがうようにハイやローを繰り出す。途中五味のパンチの連打からこの試合が動いていく。マウントでの連打で明らかにダメージが出てきたマッハ。五味はこれを逃さず、立ち上がったマッハにストレートなどを浴びせ一気に試合を決めてしまう。スッキリとした試合でした。
試合後のコメントでは先輩マッハに礼を言う五味。そして、「一番になりたかったんだ」と本当にタイトルが獲りたかったんだという気持ちがビシビシ伝わってきました。試合前のVでも「PRIDEが一番強い」というようなことを言ってた五味だから、本当に嬉しかったんだろうね。やんちゃ坊主的風貌の、フレッシュな五味が喜びを爆発させてる姿感動しました。目にはうっすら涙も見えました。


この試合が終わったところで現地では20分間の休憩に入りました。トイレへ行くため通路にでると、さすがに超満員になっただけあり、すごいタバコの煙で目が痛くなりました。ものすごい状態だったため、急遽ドアを開けてましたね。それと男子トイレがすごい列。女子は数人しか並んでおらずスムーズに済ませられました。

■第8試合 
○桜庭 和志  VS   美濃輪 育久●
(高田道場)         (フリー)
1R9分39秒 羽根折り固め
確か美濃輪だったと思うんだけど、入場時ダッシュでリングの方まで行ってたような。その後の桜庭の入場ですが、オレンジのレイザーラモンHG風「ハードゲイ」スタイルに身を包み入場。この人の入場時のパフォーマンスは毎回楽しみです。

当初、桜庭の対戦相手には田村潔司があがっていたこともあり、それを田村がまだ早いと辞退したことにより、相手が美濃輪に決定したこの試合。正直田村との試合が見たかったので、あまり楽しめないかと思ったんだが。
いきなりの打ち合いで自分も目が覚める。両者互角でこれも長丁場になるかと思ったんだが、桜庭のアームロックで一気に蹴りがついてしまった。時間的にも内容も思ったよりは良かったと思う。美濃輪をアツク抱きしめ続ける桜庭。HG的に言うと”ゴリゴリの男子二人の抱擁”
桜庭にとってPRIDEでの初の日本人対決、勝利で飾ることができた。

※この試合の後「本日の入場者数」が発表されました。49,801人、超満員札止めです。

■第9試合 ヘビー級ワンマッチ 
●ミルコ・クロコップ   VS   マーク・ハント○
(クロアチア)             (ニュージーランド)
3R判定1-2
前回はミルコが左ハイキックでダウンを奪い、判定勝ちをおさめた。ハントはリベンジできるのか?
入場のときミルコの入場曲がDURAN DURANの「Wild Boys」じゃないのがちょっと気になりました。
試合前はミルコ優勢なのではないかと予想してたんですけど、最初は互角だったものの次第にハントのペースへ。第3ラウンド残り時間が少なくなったところで、判定負けを覚悟して焦ったのか、ミルコがサイドから技をかけ逆襲しようとするが時すでに遅し。終了のゴングがなってしまう。判定は1-2でしたけど、ハントが試合をコントロールしてたような印象を持ちました。ミルコも中盤でみせた、踵落しの後反撃に転じられると良かったんだけどね。
勝利の喜びを爆発させるハント。控え室へ引き上げていくときも、通路へ寄ってきたファンにサインのサービスをしたりゴキゲンでした。


■第10試合 PRIDEミドル級タイトルマッチ 
○ヴァンダレイ・シウバ  VS  ヒカルド・アローナ●
(ブラジル)               (ブラジル)
3R判定2-1
前回アローナに負けたシウバ。今回のリベンジマッチにはシウバが保持するミドル級のタイトルがかけられた。
PVでも「あの負けは本当に悔しくて涙が出た」と言っていたシウバ。今回はアローナに雪辱することができるのか。
余談ですが、シウバの入場曲よく行ってたクラブイベントでかかってて好きなんですよ。12月の初旬にこのクラブが閉まってしまい寂しかったことを思い出しました。

試合は結局判定までもつれこむ。
見た感じではシウバが優勢。最初のジャッジが確かアローナだったような。場内からブーイングが起きてた記憶があるのだが。(記憶違いだったらすいません)次のジャッジはシウバ。1-1になったところで最後はシウバで判定勝ち。
追記:ビデオみたら1本目シウバ2本目アローナ3本目シウバでした。
ブーイングは前の試合のミルコに対してでした。




生き様を倒すのは、生き様。

「生き様を倒すのは、生き様。」

■第11試合
○吉田 秀彦  VS  小川 直也●
(吉田道場)         (フリー)
1R6分4秒 腕ひしぎ逆十字固め
「赤なのか、青なのか」
試合当日までわからなかったこの「コーナー問題」試合前の選手入場で各試合の青、赤の順に選手が紹介されたと書きましたが、この時点で小川が青で入場してきたため、メーンを待たずどう決着がついたのかわかってしまった。やはりプライド、予想通り「赤コーナー」は吉田秀彦でした。

この試合だけPVが流れる前にビジョンに実況席が映しだされたことにより、この試合はライブ中継されるのだなと想像がつきました。
それまでは単純にPVが流れて「男祭り2005」のタイトルが出たところで選手入場でしたから。(追記:録画見ましたが時間差あったっぽいですね。CM入ってたり、カットされてたシーンもあったので)

実況席で実況・解説者等の話が終わったところで、メーンイベントのPVが流れる。これがまたすごくかっこいい。やはりメインのイベント、場内もヒートアップ。
このカードが決まったときのカード決定発表時の記者会見の模様から、二人の大学時代や1度だけ対戦したときのシーン。不器用な小川と優等生の吉田という構図で対比させている。その後二人がプロになりそれぞれの試合や小川はハッスルでドリフもどきの全員集合やHGを交えてのフォーポーズ、更には橋本さんの墓前へ参った時のシーンが流れました。

いよいよ選手の入場。
まずは青コーナーから小川直也が登場する。事前に報道されてた通り、『破壊王』故・橋本真也さんの入場曲「爆勝宣言」にのり登場。額にはこれも橋本さんのトレードマークの白いハチマキを締めている。
橋本真也さん
(ありし日の橋本真也さん)

小川入場
見難いですが小川の入場シーン

もうこんな会場で二度と耳にすることはないと思った曲、かつて新日のリングで組まれた橋本vs小川の試合や、一緒にハッスルのリングに上がってたときのこと、また橋本さんの闘魂三銃士時代などが走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。
胸の中はなんともいえない気持ちでいっぱいです。

その後赤コーナーから吉田秀彦が入場。
マウスピースを口に挟み、平常心を装うかのようにゆっくりとリングへあがる。驚いたことに吉田はこの試合胴衣を着用せず戦うつもりのようだ。元は同じ柔道家、胴衣が不利になることをわかっていたのだろう。

試合は大一番にふさわしい一進一退の攻防。後輩吉田が容赦なく顔面を殴った。その後吉田が関節技へ移行する。小川の足を固めにいき、ここで一気に決着がつくかと思った。これをしのいだ小川だが、その後吉田は小川に対し容赦ない顔面踏みつけ。まさに「感情はない」という言葉通り。(この足への攻撃で小川が骨折してたのだ、試合中は気づきもしなかったです)

その後膠着状態が続いたが、最後は吉田が小川の左腕をとり逆十字を決めた。小川はプライドからか自らタップをせず、レフェリーストップのような形で試合終了。吉田も左目を晴らせている。1Rで決着が着いたもののこの試合の激しさがうかがわれた。



勝利者吉田が勝ち名乗りを受ける中、小川がマイクをとった。
まずは約5万人の大観衆へ
「応援してくれてありがとう。言い訳じゃないけど足固められたときに、足折れたよ」観客から驚きの声が。

そして吉田に
「吉田、お前これからがんばれよ」
これに対し吉田は小川に歩み寄り握手、そして「犬猿の仲」の二人が抱き合った。この姿に胸があつくなりました。

「お前ともっとやりたかった。1分1秒大事にしたかったけど、俺の足、持たなかったよ、ごめん」
そして「吉田、俺からの最後のお願いだ。一緒に”ハッスル”やってくんねぇか」

これには会場も大盛り上がり。吉田も苦笑してるかんじだった。
マイクを取った吉田は
「僕はこれからも格闘家としてやっていきたいんで、ハッスルは引退したらその時はお願いします」と拒否。
現地では「吉田使えねぇーー」と思ったが、今考えたら当然の返答でしょうな。

しかし、小川も以前新日のリングに上がったとき「プロ格闘家」だった。それが年月を経て「プロレスラー小川」になって、プロレス、ハッスルを背負ってPRIDEのリングに上がっている。吉田も将来はわからない。
思えばプロ格闘家時代の小川はかたかった。その時は現在の小川の姿など想像もできなかったっけ。今ではすっかりプロレスラーとなって、何もかも呑み込む包容さが感じられる。格闘家時代よりカオツキが良くなったと思う。

そして、マイクパフォーマンスだが、吉田には圧勝している。ハッスルでは高田総統にかなわない小川なのに、PRIDEだとマイクがうまく見える。

話を戻そう。吉田の返事を受け小川は
「わかった」と一言。そして足を引きずりながらリング中央へ向かい、観客に「ふがいない俺だけど、今度は起きるから。皆起立してくれ」と言い、観客と共に「3,2,1 ハッスル ハッスル」を決めた。その後橋本真也さんのためにもハッスルをしてリングを去る。

その後は勝者吉田がマイクをとってコメントする。引き上げていく小川は通路で観客と共にまたハッスル。

全体的にハッスルファンも多く来場してたと思う。私は上のほうから見てたのだが、入場ゲートの左側に固まってハッスルファンがいたように見受けられた。私のほうからは吉田より、小川の声援の方が多かったように思う。

自分はこの試合目当てで行ったので、小川は負けたが行ってよかったと思う。小川直也の”生き様”をしかと見届けることが出来たからだ。小川と吉田、二人ともとても好きな選手だが、この試合は小川を応援してました。

この二人がまた対戦するならば、次も是非会場へ足を運びたいと思う。



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コメント

非公開コメント
        

コメントありがとうございます。
一生忘れられない試合になりました。
また遊びにいらしてください。
本当に楽しかったですね、また遊びに来ます。