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2019/10/06
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「カルティエ、時の結晶」@国立新美術館 独創的な展示方法で異空間の中鑑賞が楽しめた

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 10/ 06
                 
六本木にある国立新美術館で始まった「カルティエ、時の結晶」へ行ってきました。


「カルティエ、時の結晶」@国立新美術館




私が行ったのは初日の10月2日水曜日。
10月に入ったとはいえ日中は夏のような暑さが続いています。
オープン当日だからか関係者らしいスーツ姿の外国人やプレス関係者が目立ちました。


「カルティエ、時の結晶」@国立新美術館


カルティエの展覧会は10年ぶりということ。
このブログで初めて展覧会レポートを書いたのは
国立博物館の表慶館で行われた「カルティエ クリエイション Story Of・・・」という
カルティエの展覧会です。


それを書いてから早いもので10年半近くが経ちました。


さて、会場を入る前に入口でスマートフォンタイプの音声ガイドが無料で貸し出されます。
各章に入ると自動的に場所をキャッチしガイダンスが始まりますが
途中から動作がうまくいかなくなり手動で操作しながらの鑑賞となった。


この日は夏のように暑かったと書きましたが会場内は異常な涼しさで
冷房が強めに入っていてとっても寒かった。
荷物になるけど何か羽織るものを持って行った方が良いです。


まずイントロダクションで杉本博司作の大きな逆行時計が展示されており
それを抜けると序章のミステリークロックとプリズムクロックの世界が広がる。


光と目の錯覚を利用した時計は、2本の針がまるで宙に浮かんでいるように表現されています。
時計を動かすムーヴメントは台座などに巧妙に隠されており謎めいた雰囲気を漂わせていました。



そのミステリアスで神秘的な時計たちを天井から掛けられた白いベールが囲んでいます。
暗い空間にまるで空から光が差し込んできたような演出がされていました。
暗闇にそびえたつ、光の柱の中に時計が一台ずつ展示されていて
スポットライトも一台ずつ丁寧に当てられています。



第1勝は「色と素材のトランスフォーメーション」として
それぞれの作品を色彩と素材の観点から見ることで
美の探求を続けるカルティエの独創的な視点と表現方法が検証されている。


「カルティエ、時の結晶」@国立新美術館


宝飾品の背景やトルソー(ネックレスを飾る際に使用されるデコルテなど)には
屋久杉などが使われていた。

「カルティエ、時の結晶」@国立新美術館



特にトルソーは仏師に注文して1点1点端正に彫られたもの。



「カルティエ、時の結晶」@国立新美術館


各パートごとに展示方法に趣向が凝らされており
栃木県の大谷石を井桁に配置し海底に宝飾品を探しに行くような空間もありました。



「カルティエ、時の結晶」@国立新美術館


宝石と大谷石の組み合わせはとても神秘的な雰囲気を醸し出しています。


第2章は「フォルムとデザイン」、第3章は「ユニバーサルな好奇心」と
3章で構成されています。



東洋への探求心も旺盛なカルティエの作品は、
宝石の素材デザインだけでなく木の台座に宝飾品が置かれ
東洋と西洋の融合ということでバックに掛け軸が
掛けられたりして展示方法にも工夫が見られます。


床の間に宝石が煌めいていて神聖さと厳格さが感じられる。


カルティエと言えばパンテールの時計が有名ですが
そのパンテールだけが集められたコーナーもありました。




「カルティエ、時の結晶」@国立新美術館


時計はもちろんのことネックレスやブローチも。

他にもタイガーやヘビなかでもバードブローチがとてもかわいかった。


「カルティエ、時の結晶」@国立新美術館


苦手な爬虫類も魅力的に作られている。
画像ではわかりにくいですが、全身眩い光を放ち見るものの目を奪います。



「カルティエ、時の結晶」@国立新美術館



展示品は最後の方、一部の作品に限り撮影が可能となっています。



今回は美術館自体も人が少なくいつも満席状態のカフェも席が選びたい放題。
ということで鑑賞後は久しぶりに館内のカフェでお茶をしてきました。


展覧会自体は満足できる内容だったのですがひとつ残念だったのは
先ほど書いた会場内の異様な寒さ。


その後、ちょっと体調を崩したのでここだけはマイナス。


ブランケットの貸し出しがあるならわかりやすいところに置いて欲しかったな。





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