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2019/10/12
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「特急”白鳥”十四時間」 (1985年)  西村京太郎のトラベルミステリー第7作

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 10/ 12
                 
土曜ワイド劇場のトラベルミステリー第7作。

今回は亀井の命を狙う犯人との対決を描く。



●「特急”白鳥”十四時間・大阪-新潟-青森
日本一長い電車特急で連続殺人!津軽海峡の女」  1985年10月12日
原作: 西村京太郎  特急「白鳥」十四時間 (1984年) (カドカワノベルズ)
脚本: 猪又憲吾
音楽: 甲斐正人
監督: 永野靖忠
制作: 東映
出演: 愛川欽也、三橋達也、中野良子、森本レオ、
平幹二朗、北詰友樹ほか



大阪に出張していた亀井刑事(愛川欽也)が夜の道頓堀で男に襲われた。
男は石崎というチンピラで動機は亀井を殺せば
一千万円の懸賞金を出すというチラシが配られていたからだった。
西本(森本レオ)と大阪府警の片山由美(丸山秀美)に同行して
変装した亀井もチラシが置かれているというバーへ向かった。



特急”白鳥”十四時間・大阪-新潟-青森 日本一長い電車特急で連続殺人!津軽海峡の女



バーのマダム(加茂さくら)はミッキーマウスの野球帽をかぶった男に
三万円出すからチラシを置かせて欲しいと頼まれたのだという。
チラシは大阪、東京、名古屋、仙台などに置かれていることがわかった。
犯人は亀井に深い恨みを抱くもので、野球帽の男はその仲間だろう。



そして、十津川のもとへもチラシが送られ犯人からの挑戦状と見た。
亀井はそれを受けて立つという。


特急”白鳥”十四時間・大阪-新潟-青森 日本一長い電車特急で連続殺人!津軽海峡の女





青森にいる病気の叔母を見舞いにいくという理由で休暇を取ると、
大阪発青森行の特急「白鳥」に乗ることを公表し犯人を誘い出そうと計画する。




いよいよ見えない犯人をおびき出す十四時間の旅が始まった。
亀井の身辺は西本と清水(井川大輔)が警護し犯人逮捕に全力を注ぐ。
西本の身を案じた片山婦警も休暇を取り列車に乗り込んできた。


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やがて、北条(山村紅葉)が前科者で出所している
原勝一(立川光貴)と後藤正也(宮口二朗)が亀井を恨んでいることを
十津川警部(三橋達也)に報告。



犯人は亀井の命に一千万、前金として百万円をポンと渡せるだけの財力がある。
そこから察するに金のない後藤は一千万と亀井への逆恨みから殺しを請け負っても
スポンサーになりえない。
だが、原は莫大な遺産を受け継いでおり金があった。
十津川らは野球帽の男を使っている黒幕は原だと考えた。







一方、白鳥では片山婦警が2号車で不審な男を発見し
亀井が行ってみると後藤だった。


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隣の席へ座った亀井は後藤に自分の命を狙っているのではないかと問いただすが、
のらりくらりとかわすと席を立とうとした亀井に突然ナイフを向けその場で逮捕される。
案の定所持していたバッグからはスポンサーからの手付金百万円が入っていた。






十津川は白鳥に乗っている亀井たちに容疑者として原と後藤の存在を伝えた。
亀井と西本は片山婦警の安全を考え下車して帰るように説得する。
ようやくそれに応じた片山婦警がトイレへ向かったところ女装をした男と鉢合わせした。



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十津川が亀井に宛てた原の顔写真を見ていた片山婦警はすぐに男が原であることに気がつき
直前に西本と片山婦警が話しているのを聞いていた原は婦警だと見破り口封じのために殺害する。



やがて片山婦警の死体が見つかり、亀井と西本は彼女を早く帰さなかったことを悔いた。
片山婦警が亀井を殺そうとした犯人に殺されたのだとわかり、
西本らは必死に社内を見回り原を見つけだそうとする。



そして、トイレへ向かった亀井は待機していた原にピストルを突きつけられ
あと少しで殺されそうになるが西本らが駆けつけその場で原はおさえられた。
これで一件落着と思ったが、原は懸賞金のスポンサーでないことが明らかとなる。



そうなると一体誰が大金を使ってまで亀井の首を狙っているのか。
亀井は目に見えない犯人の存在に怯えた。



東京で片山婦警が殺されたという報告を受けた十津川も白鳥に乗り込むことになった。
野球帽の男が荒川(森川正太)という前科者だとわかり、
十津川は荒川の故郷新潟で彼の妹から話を聞くことにした。



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そこで荒川が最近うまい儲け話があると話していたことがわかり
荒川の友人に磯見ケイスケ(北詰友樹)という男がいることが判明した。
荒川は自分にはグローバルグループがついていると大口を叩いていたという。



北条らはグローバルグループの五十嵐明(平幹二朗)が
二年前横浜で屋台のおでん屋をやっていた未亡人・久原夏子(中野良子)という女を拾い上げ
クッキングスクールの資金を提供し今は華々しく成功しているという噂を聞いた。




特急”白鳥”十四時間・大阪-新潟-青森 日本一長い電車特急で連続殺人!津軽海峡の女





しかも夏子の子供は死んでおり、夫のしげきは自殺したという。
そして夫の弟が磯見ケイスケであることがわかり
このあたりに動機が隠されていると感じ急ピッチで捜査を進めた。



二年前の深夜に夏子の娘が急病になり
救急車を呼んだが動転した夏子はそれを待てず、
娘を抱きかかえたまま家を飛び出した。



そこへ殺人事件の現場へ向かう覆面パトカーが二人の横を
猛スピードで通り過ぎ夏子は転んで足を怪我してしまい
病院へ着いたものの娘が死亡してしまった。


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その覆面車に乗っていたのが亀井だった。


心臓が悪かった夏子は結婚八年目でようやく子供を授かり
命を賭けて産んでいた。
夫婦ふたりきりになると互いを攻め合い夫婦喧嘩が絶えないようになってきた。
まもなく夫はビルの屋上から飛び降り自殺をし夏子は自分のせいだと責めるようになった。



その頃、磯見と墓参りを済ませた夏子は今夜、
東能代駅で落ち合おうと約束をして別れた。
亀井が襲われたという事件を知った五十嵐は夏子に疑惑を抱くようになっていた。
その亀井が白鳥に乗っていることを知った五十嵐は
夏子を船に拉致して計画を諦めるように説得する。




特急”白鳥”十四時間・大阪-新潟-青森 日本一長い電車特急で連続殺人!津軽海峡の女



この時、五十嵐は夏子への愛を告白し二人は初めて結ばれた。






しかし、夏子は計画を中止するつもりは毛頭なく、
閉じ込められた船内から脱出するとタクシーに乗るが
磯見との約束の時間に東能代駅に到着することは出来なかった。



夏子を待ってた磯見は荒川と白鳥に乗車すると、
7号車の乗客を人質にして亀井にひとりで来るように要求する。



特急”白鳥”十四時間・大阪-新潟-青森 日本一長い電車特急で連続殺人!津軽海峡の女




亀井は単身7号車に入るが、ピストルを持った磯見に
殺されそうになる寸前に十津川らが踏み込み事なきを得た。



犯人が逮捕され白鳥は終着駅の青森に到着する。


特急”白鳥”十四時間・大阪-新潟-青森 日本一長い電車特急で連続殺人!津軽海峡の女




浅虫温泉に宿泊していた亀井に夏子から竜飛岬に来るよう呼び出しがかかる。
夏子を待つ亀井を変装した夏子がナイフで襲い掛かってきた。
ふたりはもみ合っているうちに夏子は足を滑らせて崖から転落してしまう。



夏子は亀井に心臓の悪い母が命がけで自分を産んでくれたこと。
自分も同じように娘を産んだことを話し特別な命が消されたことへの
恨みを語り始めた。




特急”白鳥”十四時間・大阪-新潟-青森 日本一長い電車特急で連続殺人!津軽海峡の女



実は覆面パトカーに乗っていたのは亀井ではなかった。
磯見が雑な調査をしたため亀井と間違えられたらしい。




亀井はそのことは明かさず、命に特別も普通もないといい
娘と夫を死なせたことへの罪悪感から逃れるために、
復讐を企てた夏子に説教をした。



夏子がクッキングスクールを始めたのも計画のための資金作りだった。
周囲から見れば今はビジネスも成功し五十嵐の寵愛を受けている夏子は
幸せそのものに見えたが、彼女はいつも自分を責める声から逃れることが出来なかった。


興奮した夏子がその場で倒れたとき、十津川たちがやってきて
そのまま救急車で運ばれて行った。






特急「白鳥」十四時間 (1984年) (カドカワノベルズ)





************ トラベルミステリーシリーズ ************


1. 「終着駅(ターミナル)殺人事件」

2. 「再婚旅行殺人事件・出雲で死んだ女」

3. 「あずさ3号殺人事件・京都ー信州、婚前クイズ旅行のワナ」

4. 「寝台特急あかつき殺人事件」

5. 「東北新幹線殺人事件」

6. 「寝台特急「北陸」殺人事件」

7. 「特急”白鳥”十四時間」

8. 「特急北アルプス殺人事件」

9. 「寝台急行”銀河”殺人事件」

10. 「L特急「雷鳥九号」殺人事件」

11. 「阿蘇殺人ルート」

12. 「みちのく湯けむり殺意の旅」



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