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2019/10/14
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「京都茶道家元殺人事件・首吊り、カプセル、中継、三重トリックの謎…」 (1989年)  山村美紗 『京都茶道家元殺人事件』  

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 10/ 14
                 
次期家元を狙う新興茶道一族内部の陰謀と連続殺人トリックの謎を追う。



●「京都茶道家元殺人事件・首吊り、カプセル、中継、
三重トリックの謎…」 1989年10月14日
原作: 山村美紗  『京都茶道家元殺人事件
脚本: 長野洋
監督: 井上芳夫
制作: 東映
出演: 岡江久美子、名高達郎、若林豪、中原ひとみ、根上淳、
山村紅葉、藤代美奈子、津村鷹志、伊庭剛、松村康世ほか




京都でペーパーアートの店を経営する町村佐知子(岡江久美子)は桃山流でお茶を習い始めていた。

桃山流はこのところ力をのばしている新興勢力で家元・二条院良孝(根上淳)は病死した先妻との間に
長女の夏子(山村紅葉)、現在の妻・涼子(松村康世)との間に次女の秋子(奈波登志子)、
そして愛人の看護婦・伊藤加代子(中原ひとみ)との間に三女の冬子(藤代美奈子)と母親の違う三人の娘がいる。


事務長の堀川頼信(津村鷹志)は夏子の夫で、秋子も一条寺邦彦と婚約していた。


京都茶道家元殺人事件・首吊り、カプセル、中継、 三重トリックの謎…



気が強い夏子は正妻の娘ではない冬子につらく当たっていたが、秋子はそれをかばうという
複雑な姉妹関係であった。
そんな中、良孝は桃山流のニューヨーク支部の責任者に夏子を差し置いて秋子を任命する。


ある日、佐知子はボーイフレンドの浜口一郎(名高達郎)と一緒に茶道具を買いに出かけていたところ
偶然、ちゃわん坂で秋子が毒殺された現場に遭遇する。
秋子は邦彦と一緒に来ていたが、はぐれてしまった時に殺されたらしい。


京都府警から狩矢警部(若林豪)がやってきて、旧知の佐知子は捜査に協力。



京都茶道家元殺人事件・首吊り、カプセル、中継、 三重トリックの謎…



佐知子は秘かに秋子と邦彦が婚姻届を提出していたこと、秋子と婚約する前に
将来を誓い合った恋人がいて最近会っている様子があったことから邦彦を怪しむ。
彼は秋子が毒死したときはぐれてしまいそばにはおらずアリバイがあるが
佐知子は邦彦がカプセルに毒を入れて時差で死亡するトリックを使ったのではないかと疑う。


その推理はズバリ的中し、狩矢は最近秋子が風邪をひき風邪薬の中に毒が仕込んであったという。
その薬は家の誰もが手に入れられる場所に置いてあり犯行時刻のアリバイは関係なくなる。
秋子が亡くなり良孝は犯人が捕まるまでニューヨーク進出の延期を決定する。



京都茶道家元殺人事件・首吊り、カプセル、中継、 三重トリックの謎…



まもなく、お茶会が開かれ茶室で良孝がたてた濃茶を親族が回し飲みをし
その様子が別室でテレビ中継によって公開され茶を飲んだ涼子が毒死し
冬子も微量の毒を飲んで救急車で運ばれた。



佐知子は毒は茶わんの淵に塗ってあって、犯人は誰が口を付けて飲んでもいい
ロシアンルーレットのような仕組みの殺人だったと推理。


良孝は複数の愛人がおり、仲でもマユミという女に熱をあげていて彼女のために
琵琶湖に豪華な別荘を建築中だ。
涼子もそれに気がついて離婚を視野に入れて揉めていたという情報を掴んだ狩矢は
良孝には涼子を殺す動機があったとしてマークする。

京都茶道家元殺人事件・首吊り、カプセル、中継、 三重トリックの謎…



ところが、その矢先に良孝が別荘で首吊り死体となって発見される。
当日、アリバイがないのは冬子と加代子だけであとは確認がとれた。
そんな時、佐知子は血液型から冬子が良孝の実子でないと気がつく。


加代子は石川という恋人がいたが事故死し、その後良孝と深い関係になった。
妊娠に気がついた加代子は冬子を出産、石川の子と知りながらも
冬子の将来を考えて良孝の子として育てようと決意。


良孝は冬子を認知しとてもかわいがった。
加代子はそんな良孝に感謝こそすれ殺しはしないと佐知子に訴える。

京都茶道家元殺人事件・首吊り、カプセル、中継、 三重トリックの謎…


狩矢と橋口刑事(伊庭剛)の案内で佐知子は一郎と一緒に別荘へ行き
犯人が仕掛けたトリックを見破ると犯人の堀川を呼び寄せ事件の解明をはじめた。



堀川は15時の打ち合わせを13時と間違えたことにして、デパートの駐車場に車を残し
良孝の車で一緒に別荘に行くと屋根裏部屋に上がり
良孝にクロロホルムをかがせて眠らせると良孝のネクタイの後ろにロープを通して
ロープに弛みを持たせておいて先端を梁に括り付けた。


そして、天井に吊るされていた電球を抜いて梯子から下に降りると梯子を外して別荘を出ていく。
良孝が目が覚めるころにはあたりが暗くなっていて、薬の痕跡も体内から消え解剖されてもわからない。
灯りを付けようとして電球が無くなっていることに気がついた良孝は梯子を外されているとも知らず
下に降りようとしてロープで首を絞められて死亡する。


京都茶道家元殺人事件・首吊り、カプセル、中継、 三重トリックの謎…



一方、堀川は良孝の車に乗り無人駐車場に停めると、デパートへ戻りさもずっとデパートの中に
いたように偽装し、その後は予定通りに打ち合わせに入りアリバイを確かなものにした。
夜になって、堀川は良孝の車を別荘に戻し梯子を戻して良孝が犯行を悔いて自殺したように偽装する。



堀川は良孝殺しだけでなく、秋子、涼子殺しも佐知子の推理した通りで認めたが
一郎は良孝殺しと前の二件の犯行の手口が違うことから真犯人は夏子だと直感。
同時に夏子が次期家元になると発表され、堀川に離婚届に判を押させると
毒入りカプセルを飲ませて殺そうとしたため夏子は捕まった。


冬子は家を出て桃山流から離れることを決意し、佐知子に報告する。










京都茶道家元殺人事件 名探偵キャサリン (光文社文庫)


土曜ワイド劇場で岡江久美子というと山村美紗のイメージはあまりなかったんですが、
この翌年、1991年8月4日に放送された「京都・十条家の惨劇」でも
名高達郎と一緒に町村佐知子&浜口一郎役で出演していますね。


狩矢は引き続き若林豪でこちらは岡江&名高ペア以外でも狩矢警部として登場していて
おなじみ感がある。


町村佐知子はもともと浜口一郎の教え子で、現在はペーパーアートのお店を経営しているという設定。

そこで飾られている紙細工のお人形がとてもかわいらしい。


京都茶道家元殺人事件・首吊り、カプセル、中継、 三重トリックの謎…


思わず買って帰りたくなるくらいステキでした。









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