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2019/10/29
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国立西洋美術館の常設展とカフェすいれん

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 10/ 29
                 
「ハプスブルク展」を見た後まだ時間に余裕があったので
久しぶりに常設展も行ってきました。
国立西洋美術館の企画展(今回はハプスブルク展)のチケットを購入していれば
常設展は無料で入場できます。



調べたら去年の今頃も「ルーベンス展」を見に行った際に
常設展も訪れていて自分の好きな絵を記事にしてました。


私の好きな絵は一般的にはマイナーなものなので
今回はなるべく知名度のあるものを。


国立西洋美術館は川崎造船所の初代社長・松方幸次郎氏の
『松方コレクション』が礎となっています。


フランク・ブラングィン 「松方幸次郎の肖像」

フランク・ブラングィン ≪松方幸次郎の肖像≫ 1916年


その松方幸次郎氏の肖像画。
私は行かなかったのですが、同美術館では今年の6月から9月に
「松方コレクション展」が企画展として行われました。


続いてはフランスの印象派を代表する画家・モネの睡蓮の絵。

クロード・モネ 「睡蓮、柳の反映」

クロード・モネ ≪睡蓮、柳の反映≫ (部分)   1916年


国立西洋美術館には「睡蓮」の絵は他にもあるのですが、
今回は「睡蓮、柳の反映」という横に長いものを。
そのため、全体を載せるとかえってわかりにくくなったので部分でご紹介。



印象派ではこちらも有名ですね。


ピエール=オーギュスト・ルノワール 「帽子の女」

ピエール=オーギュスト・ルノワール ≪帽子の女≫ 1891年


「帽子の女」は常設展の案内看板に使われていて
美術館に行っている方にはおなじみの作品。

柔らかなタッチは見る者の心を穏やかにしてくれます。



ピエール=オーギュスト・ルノワール 「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」

ピエール=オーギュスト・ルノワール ≪アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)≫ 1872年


コチラは一転してエキゾチックな女性たちが描かれている。



エキゾチックというと私はこの人が思い浮かびます。


ポール・ゴーガン 「海辺に立つブルターニュの少女たち」


ポール・ゴーガン ≪海辺に立つブルターニュの少女たち≫ 1889年

後期の印象派、ポール・ゴーギャン。


ゴーギャンといえばゴッホ。


フィンセント・ファン・ゴッホ ばら

フィンセント・ファン・ゴッホ ≪ばら≫ 1889年



エドゥアール・マネ 「花の中の子供」

エドゥアール・マネ ≪花の中の子供( (ジャック・オシュデ)≫ 1876年


印象派の支援者であった実業家エルネスト・オシュデの長男ジャックがモデル。

ちなみにマネは印象派展には出品しておらず印象派ではありませんが
印象派の創設に影響を与えた画家です。



マネ同様に印象派に影響を与えたというとこの人も。


ウジェーヌ・ブーダン 「トルーヴィルの浜」

ウジェーヌ・ブーダン ≪ドーヴィルの浜≫   1867年

ノルマンディー地方の港町ドーヴィルを描いた作品。
今年、ザ・ミュージアムでの印象派展でもブーダンのドーヴィルを描いた作品があり
記事にしたばかりですね。




藤田嗣治 「坐る女」

藤田嗣治 ≪坐る女≫   1929年


日本生まれのフランス人(帰化)画家・レオナール・フジタ。


藤田嗣治と交流があったピカソの作品。

パブロ・ピカソ 「男と女」

パブロ・ピカソ ≪男と女≫   1969年


裸の男女が複雑な形で絡み合う。


ピカソといえばキュビスムの創始者として知られていますが
そのパートナー・ジョルジュ・ブラックの絵もありました。


ジョルジュ・ブラック 「静物」

ジョルジュ・ブラック ≪静物≫   1910~11年


去年、港区のパナソニックミュージアムでジョルジュ・ブラック展がありましたね。

パナソニックミュージアムではルオーの作品を多数所有していて
その一部を常設コーナーで公開しています。


ジョルジュ・ルオー 「道化師」

ジョルジュ・ルオー ≪道化師≫   1937~38年


ルオーがキリスト共にモチーフにしていた道化師。





ギュスターヴ・モロー 「牢獄のサロメ」

ギュスターヴ・モロー ≪牢獄のサロメ≫  1873~76年頃


今年はパナソニックミュージアムではモロー展へ行ってきました。
モローと言えばやはり「サロメ」のイメージが強い。



ティツィアーノ・ヴェチェッリオと工房「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」

ティツィアーノ・ヴェチェッリオと工房 ≪洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ≫  1560~70年頃


モローのサロメとは異なる表現方法で描かれたティツィアーノ(と工房)。
盆に乗せられたヨハネの首を持つサロメの表情とふくよかな肉体は
モローのそれとは対照的。




グエルチーノ 「ゴリアテの首を持つダヴィデ」

グエルチーノ ≪ゴリアテの首を持つダヴィデ≫  1650年頃


グエルチーノとは「斜視の小男」という意味のあだ名。
4年前の春に国立西洋美術館で「グエルチーノ展」が開かれましたね。


エル・グレコ 「十字架のキリスト」

エル・グレコ ≪十字架のキリスト≫


晩年とはいえ迫力が感じられるグレコのキリストも目をひきました。



日本の企画展は世界的に見ても素晴らしいものが多くついついそちらに目がいきがちですが
常設展も年代ごとに構成され予想を上回る数の作品が展示されています。


ルーベンスやら他にも取り上げたい画家がいたのですが息切れしたためこのくらいで。


個人的にはこんな画家の作品も所蔵しているんだ!ってものを載せたかったんですが
グエルチーノなんかと同じで一般的には知られない画家かなと思ってやめてしまった。



最後にコリールの静物画を。


エドワールト・コリール 「ヴァニタス-書物と髑髏のある静物」

エドワールト・コリール ≪ヴァニタス-書物と髑髏のある静物≫  1663年


書物、髑髏が存在感を示し、周りを囲んでいる笛などとの組み合わせもユニークで
静物画といいながらも躍動感が伝わってくる。
頭蓋骨が今にも動き出しそうな動きが感じられるのが印象に残った。



絵画だけでなく、カルティエなどの宝石類やおなじみロダンの彫刻も展示。
ロダンについては常設展だけでなく、西洋美術館の外にもいくつかあり
中に入らなくても見ることが出来ます。



今回は常設展内部に「ゴシック写本の小宇宙」展があり軽く見てみることに。


ゴシック写本の小宇宙


学者で医師でもある内藤裕史氏が収集した中世装飾写本コレクションの一部が
国立西洋美術館に寄贈されたということです。



さて、これで企画展、常設展と見終わりちょっと一息つくことにした。


今回は美術館外ではなく中にある「カフェすいれん」に入ることに。
先ほども書きましたが、美術館はモネの「睡蓮」を所蔵してます。
確かカフェの名前の由来もそこからつけられたと聞いたような。


混んでいる時にはなかなか入れないすいれんでコーヒーを注文。


国立西洋美術館 すいれん

このコーヒーの味がまろやかで私好みでとても美味しい。



国立西洋美術館 すいれん


カフェ(というか喫茶店といった雰囲気)からは美術館の中庭が見えくつろげました。
客層も落ち着いているので、おすすめです。








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