FC2ブログ
2019/11/03
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

Post

        

「フランス絵画の精華-大様式の形成と変容-」@東京富士美術館

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 11/ 03
                 
東京八王子にある東京富士美術館で
「ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華-大様式の形成と変容-」
という展覧会を見てきました。


「フランス絵画の精華」@東京富士美術館



私が行ったのは10月最後の日曜日。
休日でも団体客が来ない限りそんなに混むことはなく
落ち着いて自分のペースで鑑賞出来ます。




「フランス絵画の精華」@東京富士美術館


「ルネ・ユイグって誰?」って思ったらフランスのルーヴル美術館の
絵画部長を務めていた方のお名前だそうです。



東京富士美術館は1983年に開館しましたがその時に開かれた
「近世フランス絵画展」の実現にあたりルネ・ユイグ氏は
作品の貸し出しなどで尽力されたとのこと。


その後の展覧会でも学術監修などで協力いただいたりと
この美術館とは深い繋がりがあったようです。


「フランス絵画の精華」では17~19世紀までのフランス絵画が展示。
日本初公開作品を含む、古典主義、ロココやロマンまで大ぶりな作品が多数ありとても見やすい。


自館やルーヴル所蔵のものだけではなく、ヴェルサイユ宮殿美術館など
いろいろな美術館から出品され国立西洋美術館からも1点貸し出されています。



東京富士美術館はユイグ氏のアドバイスをもとにフランス絵画を収集してきたということで
所蔵するそれらの作品も出品されています。
私はその中で、フランソワ・ブーシェの「田園の気晴らし」が青味がかった背景が
非常に美しくて印象に残りました。


ラ・トゥールの「煙草を吸う男」も再び見ることが出来て良かった。


また、今回は以下の3作品が撮影可能となっていました。


ポリニャック侯爵夫人 エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン

エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 
≪ポリニャック侯爵夫人、ガブリエル・ヨランド・クロード・マルチーヌ・ド・ポラストロン≫ 1782年





「休息」 ジャン=フランソワ・コルソン

ジャン=フランソワ(ジル)・コルソン ≪休息≫  1759年





「ヴェネツィアの宴」 ジャン=アントワーヌ・ヴァトー

ジャン=アントワーヌ・ヴァトー ≪ヴェネツィアの宴≫  1718-19年


「ヴェネツィアの宴」は本邦初公開作品のひとつ。




「フランス絵画の精華」は東京会場だけでなく、九州、大阪と巡回するようですね。
各会場一部の作品の入れ替えがあります。



特別展を見終わったあとは常設展へ。


東京富士美術館


常設展の方も81点の作品が公開されていてかなりの見応えがある。


ジョヴァンニ・ベッリーニから始まるのですが、クラナッハ(父)、
ブリューゲル親子、ルーベンス、カナレット、ロダン、
そしてルノワール、ピサロといった印象派の作品はもちろんのこと
アンディ・ウォーホールも三作品展示されています。



著名な画家の作品以外にもここの独自のセンスで選ばれた絵が並び
そんなこだわりを感じながら鑑賞するのも面白い。



ピエール=ポール・アモンが描いた「皇帝ナポレオン3世」と「皇后ウジェニー」の肖像画は
個人的な見どころのひとつ。



常設展の中には企画コーナーがふたつ。


ひとつは「マネの銅版画コレクション」でエドゥアール・マネの銅版画が30点、
もうひとつが「時代を拓いた女性フォトグラファー」と題して
ジュリア・マーガレット・キャメロンを含む女性写真家たちの作品が
90点展示されています。


マリリン・モンローやアルバート・アインシュタインといった
有名人がモデルとなっているものもありました。



特別展、常設展とも素晴らしくて富士美術館で5年ぶりにグッズも購入してしまった。


2020年度のカレンダーと


東京富士美術館カレンダー


「ポリニャック侯爵夫人」のメモ帳とジョセフ=デジレ・クールの
「ジェルマンがいないあいだ気を紛らわすリゴレット」のポストカード。



東京富士美術館 フランス絵画の精華 グッズ



左側のデジレ・クールの絵は原画が本当にキレイで見入ってしまったので。

題材は窃盗で捕まった男を待つ女が気を紛らわすため針仕事をしている様子を
描いたものなのだが若い女の清楚な美貌が落ち着いた色彩で表現されていて
右上の鳥かごに入っている鳥の黄色が彩を添えているのが気に入った。



東京富士美術館では1階にカフェもあるのですが
2階には無料で入れるカフェコーナーがあります。


こちらはテーブル席がありお水、お茶だけでなく
砂糖とミルクはありませんが紅茶、コーヒーも無料で提供されています。
無料というとお水とせいぜい日本茶までというところが多いのに
コーヒーまであるのはありがたい。


今回は喫茶スペースの中からだけではなく、外へ出て風景を楽しみました。


東京富士美術館

前日は雨だったのに、当日は晴れていて気持ちがいい。


東京富士美術館

穏やかで暖かい日曜日でした。



東京富士美術館


この風景からもわかる通り東京富士美術館は八王子駅から
バスに乗らなければいけない距離にあります。


京王八王子駅から美術館前まで行くバスがあるのでいつもそれに乗ってますが
そこそこ本数があり座って行けます。
JRの八王子駅にも停車しますが、座るならば始発である京王八王子を狙った方が良い。


ということで、八王子駅までたどり着いてもそこからさらにバスに乗らなければいけないという
美術館ですがここはすごくいい内容の展覧会をやるのでやはり足を運んでしまいます。





関連記事
スポンサーサイト



                         
        

スポンサードリンク

                         

コメント

非公開コメント