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2019/11/07
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「死刑台の舞踏」 (1992年)  終着駅シリーズ第3作

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 11/ 07
                 
露口茂の終着駅シリーズ第3作。

●森村誠一の終着駅シリーズ
「死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が…
盗み撮りされた美しい獲物!」   1992年11月7日
原作: 森村誠一  死刑台の舞踏 (祥伝社文庫)
脚本: 岡本克己
音楽: 大野克夫
監督: 池広一夫
制作: 東映
出演: 露口茂、川野太郎、森口瑶子、
村井雄浩、山下規介、遠藤憲一ほか



夜の新宿の街でデザイナー志望の井草麻美子(森口瑶子)が見知らぬ男に襲われた。
たまたま通りがかった若い男が仲裁に入るが、襲った男は地下へ続く階段から転落し
怖くなった麻美子は現場から急いで立ち去ってしまう。




翌日、神田川で宮城県気仙沼市出身の勝又茂久(金子由之)という男の他殺体が発見された。




捜査にあたった新宿西署の牛尾刑事(露口茂)らは、勝又が新宿西口付近で殺された後に
神田川まで運ばれたとみた。
被害者の衣服には女性の毛髪が付着している。



死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



その後、勝又が殺害された場所が判明する。
現場近くには”Mami”とサインのあるデザイン画が残されていた。


ニュースであの時自分を襲った男が勝又であり殺されたと知った麻美子は、
新宿西署に出頭し勝又が階段から落ちるところを見たと牛尾に告げた。



翌日、牛尾と大上刑事(川野太郎)が殺害現場へ行ってみると不審な男を発見。
だが、その男は葛飾南署の志水義郎(村井雄浩)で勝又とは高校時代の同級生だという。





牛尾は志水から勝又が高校時代に代議士の息子で父の秘書をしている浜口伸一(吉岡圭二)、
射場弘(遠藤憲一)と仲が良かったことを聞かされた。
三人組のリーダーは浜口で、志水はどうも浜口に対して悪い感情を持っているように見えた。



死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



大上は麻美子に浜口と射場を見せるが、二人ともあの夜自分を助けてくれた男ではないという。
犯人は勝又を殺害した後に、神田川まで死体を運んでいる。
麻美子を助けた男はどうも車で乗り付けてきた様子がみられない。



牛尾は麻美子を助けた男(X)と、勝又を殺した男(Y)が別人物ではないかという仮説を立てた。
おそらくYは勝又に殺意を持っている人物と見て牛尾は周辺を捜査することにした。


死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



アパートの管理人から通報があり勝又が住んでいたアパートがわかった。
そこで浜口がしていた時計と射場の事務所にあった時計が勝又の部屋から見つかり
上京後も交流があったことが確認できた。
引き出しの中からは見知らぬ女の写真も見つかる。





勝又の部屋で見つかった時計がブランド物のコピー商品であることから
扱い者射場に逮捕状が出たが事務所はもぬけの殻となっていた。




そんな中、麻美子が自分を助けた男を見つけたと知らせてきた。
男は役者志望の持田哲夫(斉藤隆治)でやはり勝又を殺したのではないとわかる。
麻美子は偶然故郷が近くの哲夫に親近感がわいてきた。



死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



ふたりはしばし互いの夢を語り合うが、勤務先のブティックに戻った麻美子は
オーナーからクビを言い渡されてしまう。



一方、牛尾は勝又の故郷気仙沼へ向かい同級生・黒川(新井康弘)のから
浜口、射場、勝又が西原靖(山下規介)をいじめていて、
彼をかばったことから今度は志水がいじめの標的になっていたことを知らされた。
西原は現在故郷に母一人を残し三陸銀行新宿の支店に転勤となり、
浜口は三陸銀行頭取の娘と婚約中である。



死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



牛尾は西原の母から十五年前に市会議員だった志水の父が殺されていたと聞かされるが
少し前に時効が成立していた。
気仙沼港署を訪れた牛尾は柳(佐々木敏)から事件の詳細を聞き、
勝又の部屋でみつけた女性の写真を渡し身元の割り出しをお願いする。



帰京した牛尾は、志水から勝又が殺された日のアリバイを確かめるが
独身の志水には確実なアリバイを証言をしてくれる人物はいない。
牛尾はその足で志水と共に西原に会いに行くが
当日は銀行で残業をしているというアリバイがあった。


死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!




牛尾はその時二人きりになった志水と西原が口論している姿をみて、
志水が西原から何かを聞き出そうとしていることを知った。
そして、帰り道麻美子とバッタリ会いブティックをクビになり
哲夫のバイト先で一緒に働いていると知らされホッとした気持ちになる。



やがて消息を絶っていた射場がホテルの部屋で他殺体となって発見された。
またしても現場にはあの女の写真が残されていた。



しばらくして、柳刑事から写真の女が浜口の婚約者であると連絡が入った。
刑事は彼女の周辺を洗おうとしたが、上層部からストップが入ってしまったという。



浜口は今度の土曜日に結婚式を挙げる。
勝又、射場が殺され犯人の次の狙いは浜口である可能性が高い。



牛尾と大上が射場が殺害された時のアリバイを西原に確かめに行くと
勝又の時と同様に残業をしていたと証言する。


死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!




牛尾は西原が志水を避けているのではないかと疑問を持つと
西原は十五年前に志水の父が殺される現場を目撃したと打ち明けた。
犯人は浜口たち三人であった。




西原は志水にそのことを話しておらず、父を殺した犯人が浜口たちであると知っているかどうかは不明だ。



大上らの調べで浜口に渡航歴があり時効まであと一日あることがわかった。
しかも志水も同様の照会をしているらしく、父を殺した犯人が浜口らであることを知っていたと思われる。
牛尾は明日の浜口の結婚式で志水が浜口に恨みを晴らすのではないかと考えた。



志水はアパートにもいなく居所がわからない。
牛尾は志水が西原にもう一度父の死の真相を確かめに行くかもしれないと思ったが
西原は今日と明日休暇をとっているという。




翌日、予定通りに浜口たちの結婚式は行われた。
牛尾はそこで思いつめた表情の志水を発見するが、
「だまってこのまま見ていてほしい」と言い残し去って行った。




いよいよ新郎新婦らが会場へ入ろうと廊下を歩く。
すると突然、志水が浜口に襲い掛かりふたりは床に転がった。
前方からナイフを振りかざした西原が浜口をめがけて突進してきたが
起き上がった志水によって無事取り押さえられた。



浜口に激しい恨みを持つ志水だったが最後は刑事としての職務を全うした。
牛尾は西原が志水の父殺しを目撃していたことからも
時効成立まで十四時間を残したところで志水の目の前で浜口を逮捕した。


死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



西原は本店時代に頭取の娘のアヤコと付き合っていたが
浜口との縁談が持ち上がると西原を捨てた。
アヤコとの別れ話の時に写真が隠し撮りされてしまい、
それをネタに勝又と射場が西原を強請ってきた。



西原は残業をしていたが少々なら同僚の目を盗んで抜け出すことも
銀行の車を持ち出すことも可能だった。
そして、最後はアヤコを奪った浜口を殺そうとしたのだった。



志水は西原が浜口を結婚式の日に殺しに行くと予想して休みをとり待機していた。
もし彼がやらねば自分が浜口を殺すつもりでいたが牛尾を見て思いとどまったことを打ち明ける。
牛尾ははじめは志水を疑っていたが、西原が休暇を取っていたことを知ってから
西原へと容疑の目を向け始めていた。



死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!




麻美子は変わらず哲夫と同じところでバイトを続けていた。
彼女はまだデザイナーになる夢を諦めていないことを知った牛尾と大上は
救われたような気持になった。







死刑台の舞踏 (祥伝社文庫)




************ 終着駅シリーズ 記事一覧 ************



1. 「終列車」

2. 「終着駅」

3. 「死刑台の舞踏」




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