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2020-02-23 (Sun)

「もうひとつの歌川派?!」@弥生美術館と「はいからモダン袴スタイル展」@竹久夢二美術館

昨日は弥生美術館で「もうひとつの歌川派?!国芳 芳年 年英 英朋 朋世
浮世絵から挿絵へ……歌川派を継承した誇り高き絵師たち」という
展覧会を見て来ました。
 


「もうひとつの歌川派?!」@弥生美術館


まずは、チケット売り場でこの日(2020年2月22日土曜日)に行われる予定だった
ギャラリートークが新型コロナウィルスの影響により中止になったと知らされる。
私はこの後に美術館をはしごする予定でギャラリートークはもともと見るつもりがなかったのですが
こんなところにも影響が出るんですね。



さて、今回の美術展ですが歌川豊春からはじまった「歌川派」は
豊春から豊国へ、国芳から芳年へと枝分かれ。
その後は年方、清方、深水へと続きますが、展覧会ではよく知られている年方~ではなく
年英、英朋、朋世の方の系譜が紹介されています。


なんでもそちらは前者に比べてあまりスポットがあたることがないもので
このまま忘れ去られるには惜しいということで企画されたようです。


タイトル通りまずは「武者絵の国芳」からスタートし「血みどろ絵」の芳年へ。

その中に、戦争の絵があったのですが敵の首を切り落とし
刀を口の中に突っ込んで持ち上げているんですがなんともおぞましい。


切り落とした首を証拠に、確かに敵を仕留めたぞというアピールですね。



そして、今回のお目当てである年英 英朋 朋世をじっくり拝見させてもらう。


右田年英ですが、写真見ると今でも普通に居そうな爽やかな好青年で
なかなか端正な顔立ち。


朝日新聞に掲載されている小説の挿絵などを担当。
確かお孫さんを描いた絵も展示されていて温厚で家庭人としても良い人だったというのもうなづける。
多くの弟子を抱えて賑やかしく生活していたというのも写真での印象とピッタリマッチする。


鰭崎英朋はその生い立ちが複雑で興味津々でした。
英朋が生まれたとき母の鰭崎ラクは16歳で父の方は不明。
つまりは「未婚の母」ということで、英朋はラクの父母(つまり英朋の祖父母)に託され
ラクはそののちに嫁いだということだ。


鰭崎という名は珍しく、英朋は自分が有名になって世に出れば
いつか父が名乗りを上げてくるのではないかと晩年まで期待してたようですが
それは叶わないままこの世を去った。

なんだか切ない話ですね。



そういう環境の下で育ったからでしょうか、
英朋は「丸顔だったら目が大きく唇が厚く、面長だったら目は鋭く…」というように
確固たる女性観があり、それらの特徴が絵にも表現されています。



そして、英朋の弟子の神保朋世。
こちらは「銭形平次捕物控」の挿絵が紹介されていましたが
中でも「大きい女」やあごに特徴のある八五郎の絵が目を引かれます。

英朋も八五郎は楽しんで書いているというコメントもありました。


ここまでは弥生美術館の1~2階で、3階は高畠華宵のコーナー。
今回はファッションスタイルがテーマで「断髪」のところが面白かった。


断髪は和服には合わないとされながらも、いつの時代もそれを逆手に取る人はいるわけで
和服に断髪で正統派ではないスタイルも紹介されていました。


続いては通路で繋がっている竹久夢二美術館へ。


こちらはその名の通り、竹久夢二の作品を展示している美術館。

はいからモダン袴スタイル展 「女袴」の近代、そして現代と題し
袴がテーマとなっています。


夢二が書く袴の絵だけでなく、袴姿が日常だった時代の
女性たちの袴スタイルも写真で展示されていた。


雑誌(?)などに掲載されていた袴の広告もまたレトロ感満載でいい。

一口に袴といってもイロイロあるもんで、時代が進んでいくと
袴には見えない袴も登場する。
程よいボリューム感があるスカートといった感じでなかなかオシャレだ。


竹久夢二といえば他万喜と結婚している間に彦乃と恋愛関係になるが
彼女は若くして死んでしまい夢二の最愛の人となった。
その彦乃の催し物(のようなもの)が行われるようですね。

これまで彦乃の写真を見て美人と思ったことはないけれど
そこにあった彦乃の写真はすごく美しかった!


こちらは出口を出たところに撮影コーナーが設けられている。 


「はいからモダン袴スタイル展」@竹久夢二美術館


出口の扉を出てすぐのかなり狭い場所なので圧迫感があるが
ちょっとした庭が眺められることで窮屈感が少し和らげられていた。


弥生美術館、竹久夢二美術館は一枚のチケットで両方見ることが出来ます。


ここはレストランもあり、カレーがすごくおいしそう。


もし、今度来ることがあったらお昼ご飯はここで食べてみようかなと思っています。





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