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2020-06-07 (Sun)

「天才神津恭介の殺人推理・時速240km東北新幹線 遠隔殺人トリック!」 (1997年)  シリーズ第1弾

村上弘明が神津恭介を演じるシリーズの第1弾。


●「天才神津恭介の殺人推理・時速240km東北新幹線
遠隔殺人トリック!」  1997年6月7日
原作: 高木彬光  『眠れる美女』 
脚本: 猪又憲吾
音楽: 津島利章
監督: 山本邦彦
制作: 松竹
出演: 村上弘明、多岐川裕美、麻乃佳世、早勢美里、
鶴田忍、宇崎慧、栗田よう子、須部浩美ほか



神津恭介(村上弘明)は大学の理学部助教授として教壇に立つかたわら
犯罪研究家としても活躍している。
ハンサムで才能がある神津は女性たちのあこがれの的。


天才神津恭介の殺人推理・時速240km東北新幹線 遠隔殺人トリック!




ある日、講演の最中に「ウィンデックス」というフィットネスクラブの
インストラクター・リサ(河西あきら)が神津に抱き着きキスをしたため大騒ぎとなった。


その夜、「ウィンデックス」の顧問弁護士・白坂令子(多岐川裕美)が
ホテルのバーにいる神津のもとへ、リサの行動を詫びにやってきた。
帰り際、令子は「ウィンディックス」の社長・田島(広田行生)が
死亡したと知らせを受け神津も現場に同行する。



秘書・井沼恵子(須部浩美)の話では社長室に
田島の先妻の弟・早川信三(草川祐馬)が金をせびりにやってきて
恵子が二人に紅茶を出したあとの出来事だったという。


天才神津恭介の殺人推理・時速240km東北新幹線 遠隔殺人トリック!





田島のカップから毒物が検出され野上警部(鶴田忍)は
行方をくらました早川に疑いの目を向けた。
現場周辺を調べていた神津はトイレで小さなガラスの破片を発見する。



田島は三年前に事故で先妻を亡くし、その後多津子(栗田よう子)を後妻に迎えていた。
女好きの田島は恵子と愛人関係にあったが若いモデルに乗り換えていた。
一方、ウィンデックスの専務でもある多津子は企画部長の堀秀行(宮川浩)と男女関係にあり
田島も二人が組んで会社を乗っ取ろうとしていると疑っていたらしい。


天才神津恭介の殺人推理・時速240km東北新幹線 遠隔殺人トリック!




通夜の席に、家を出ていた息子の一弘(宇崎慧)が焼香に訪れた。
一弘は亡くなった先妻との間に出来た子供で多津子たちは
遺産を狙って戻ったのではないかと一弘を責め立てる。


神津は一弘の顔を見て驚いた。
それは、令子の一人娘・ひとみ(早勢美里)は恋人のヒロ・シマダだったからだ。
一弘が田島の息子と知りウィンデックスの顧問弁護士である令子はひとみと一弘の結婚に猛反対。


天才神津恭介の殺人推理・時速240km東北新幹線 遠隔殺人トリック!




やがて、行方をくらましていた早川が逮捕され令子が弁護を担当。
神津がトイレで発見したガラスの破片はブランデーを入れていたビターズボトルで
そこから毒物が検出された。


まず犯人はブランデーが入ったビターズボトルを毒入りのものとすり替え
何も知らない恵子が紅茶にブランデーを垂らす。
それを飲んだ田島が死亡し警察が駆け付け騒ぎになったところで
もとのビターズボトルとすり替えたと考えられた。
そうであるならば現場にいなかった早川は犯人でないと無実が証明される。


天才神津恭介の殺人推理・時速240km東北新幹線 遠隔殺人トリック!




まもなく令子立会いの下で、遺言状が公開されることになり多津子ら関係者が
西伊豆にある田島家の別荘に集まった。
令子が到着する前、何者かから一弘に電話が入り別荘を出ていった。




(現在元記事の一部のみ公開しています)



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村上弘明って土曜ワイド劇場で演じた役を見てみると、どうも若いころ(?)の近藤正臣に重ねて
同じような役回りを期待しているんじゃないかって思いが強かったんですが
今回の神津恭介ももともとは近藤正臣がやっていたもの。


90年代も終盤でエンディングテーマも統一のものとなり映像もきれいで
”探偵”神津恭介ではなく”天才”神津恭介としているだけあって
多彩で長身でハンサムな神津恭介なのだが洗練されすぎて違和感ありあり。


近藤版では神津の妹や助手が脇を固め神津の自宅で事件の謎解きが行われていたが
村上版は眺望良好な高層ビルの一室にオフィスを構えて神津に好意を寄せる
若い女秘書が登場する。
美女シリーズ天知版の天知茂と五十嵐めぐみの時と似ている感じ。
野上警部も神津に不躾な態度はとらずに紳士的に接している。


神津が令子と出会うホテルのバー、打ち合わせるときのテラスの風景や
オフィスに飾られているアイテムの数々もオシャレで素敵なのだが
それだけに終わってしまっているのが残念。


脚本、音楽、監督、プロデューサーも自分が好きでよく見ていた頃の人たちだが
全体的に抑揚がなく淡々と進行するために飽きが出てきてしまう。
登場人物にアクの濃さがある役者がいないのも原因かもしれない。


また、エンディングでは原作が高木彬光の「眠れる美女」となっているが
1988年に放送された近藤版の8作目「伊豆下田海岸に赤い殺意が走る」がベースになっていて
最後の多津子殺しは1990年放送の9作目「こだま号遠隔殺人マジック!?人形はなぜ殺される?」
使用されたトリックだった。
あの時の列車は「こだま」で今回は「やまびこ」となっていたが。


さて、村上弘明版の神津恭介は次作で終わるのだが続かなかったのがわかる感じ。




************ 天才神津恭介の殺人推理 記事一覧 ************

1. 「天才神津恭介の殺人推理・時速240km東北新幹線 遠隔殺人トリック!」

2. 「天才神津恭介の殺人推理・ふた組の夫婦のからみ合う殺意!」








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