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2020-08-05 (Wed)

「特別機動捜査隊」 第793話 『季節労働者哀歌』

幼い子供を岩手に残して東京へ出稼ぎに来た男。
だが、男が東京に来たのは家計を支えるために家を出たまま行方がわからなくなっている
長女を探すためでもあった。


ある夜、ついに男は娘がキャバレー勤めをしていると知り会いに行くが…。



■ 「特別機動捜査隊」
第793話  『季節労働者哀歌』  1977年2月2日
脚本: 佐々木武観
音楽: ボブ・佐久間
監督: 鈴木敏郎
出演: 玉川良一、五木繁則、大浜詩郎、高橋みどり、富志沢牧子、石垣守一、
芦沢孝子、藤井つとむ、石田さやか、伊藤正博、花原照子、加東三和、小林テル、
石川敏、城海峯、会津あんく、小林淳一、原野弘美、佐久間律子、前原美代子、
永沢日昭、大栗清史、宮田羊容、東龍明、潮建志、守屋俊志
ナレーター: 島宇志夫
制作: NET、東映



●特捜隊:三船班
三船主任(青木義朗)
松木部長刑事(早川雄三)
畑野刑事(宗方勝巳)
石原刑事(吉田豊明)
戸川刑事(一の瀬玲奈)
佐田刑事(立花直樹)


田中係長(山田禅二)
鑑識員(田川勝雄、西郷隆)



「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』







岩手からの季節労働者・万作(玉川良一)は、働きながら東京で行方不明となった
長女のきよみ(富志沢牧子)を探していた。
岩手には幼い正治(大栗清史)、とめ子(永沢日昭)という子供たちが待っている。



ある夜、万作は池袋の屋台のおかみ(花原照子)からすぐそばの「エンパイア」というキャバレーで
働いている女に似ているという情報をもらい店へ入る。
そこで、東京のデパートで働き母の墓を建てたいといっていたきよみが
お客たちに抱き着かれながらも接待をしている姿を目の当たりにして思わずカッとなって抱き着いた男を殴ってしまう。


「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』




その翌日、1月30日午前七時、城北署の緊急要請を受けて特捜隊「三船班」は殺人現場へ出動。
所轄の阿久津刑事(守屋俊志)が遺留品の免許証と車のナンバーから
被害者は土地成金の一人息子・小川辰夫(大浜詩郎)と確認していた。


死亡推定時刻は昨夜の十一時半から午前一時頃で死因は撲殺で
池袋から車で帰る途中で殺害されたとみられる。


「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』





辰夫の車の中から女ものの赤いコートが見つかりポケットの学生証から
持ち主は桐葉洋裁学院の学生・光子(石田さやか)と判明。
三船と畑野が光子に確かめに行くと高校時代の友人・みや子(高橋みどり)に貸していたとわかる。



昨夜、みや子は雨の中駅前で辰夫に会い家まで送ってもらった。
車から降ろしてもらう時に光子と恋仲の辰夫にコートを返してくれるようにいい置いてきたのだという。
三船は死体のそばに落ちていた黒いボタンが、赤いコートのものではないことを確かめた。
それはみや子の服のボタンの可能性もあるとして松木と畑野にもう一度みや子を張るように命じた。



「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』




三船は阿久津と聞き込みへ行っていた戸川から事件の目撃者が見つかったと連絡を受けた。
飲み屋の従業員・はる江(芦沢孝子)は近くの飯場から帰る途中で辰夫の車を見たが
雨が降る中酔っていたこともあり女が同乗していたかどうかはわからないという。


はる江は辰夫のことを「殺されて当然」と言い放ち荒れた態度をとったために
辰夫は女グセが悪くはる江も泣かされていたとわかった。


「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』




みや子を張っていた松木らは、光子から呼び出されたみや子が
辰夫は二重人格で結婚したとしても光子が幸せにはなれないこと、
昨日もうっかり辰夫の車に乗ってしまいすぐに後悔したという発言を聞き何かあったと睨んだ。


その報告を受けた三船は戸川を連れてみや子の母(小林テル)に会うと
昨夜、帰宅したみや子が雨でずぶ濡れになっていたこと帰宅時間がみや子の証言よりも
実際には遅かったことがわかった。
さらに、みや子の部屋からはびしょ濡れのワンピースが発見され現場に落ちていた黒いボタンと一致する。



「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』






これらの証拠により、ついにみや子は三船らに事実を話した。


女グセの悪い辰夫から襲われたみや子は車を飛び出したが辰夫が追ってきて
無理やり車の中に連れ込まれそうになった。
そこへ、黒いカッパを来た男がやってきて辰夫を殴り飛ばしてみや子を救ってくれたというのだ。


殺人現場付近には民家はなく、飯場があるだけだった。
三船、石原、佐田は飯場へ行くと昨夜に外出したのは岩手から出稼ぎに来ている
万作(玉川良一)ということと、血痕のついた黒いカッパを見つけ出す。


「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』




三船らは万作に会いに飯場へ向かうが娘に会いに行ったらしく姿がない。
まもなくカッパに付着していた血痕が辰夫の血液型と同じと判明する。
万作はきよみに会うためエンパイアに行ったが店から締め出されて会えずじまいでいた。



そんな万作を飯場に出入りしている工事現場周りのトラック運転手が助け上げると
十日ほど前に太市(藤井つとむ)を連れてエンパイアに飲みに行った時に
テーブルに着いたのがきよみだとわかって辞めるように説得した時の話を聞かされた。


きよみが東京で稼いだ金を万作のところへ送ろうとして
勤めていたデパートを辞めた途端に病気で借金を作ってしまった。
もう家族のために犠牲になるのは嫌でこれからは自分のために生きると言っていたという。


「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』





それを聞いた万作は力尽きてきよみを連れ戻す気持ちを無くし警察へ行って自首する決心をする。
トラック運転手はきよみのアパートを知っているから会わせてやると車を走らせたが
アパート前に着いてみると三船たちが待ち伏せしていて万作はその場で自首した。


あの夜、万作はさっきまでキャバレーできよみに抱き着いていた辰夫が
送り狼となってみや子を襲っているのを見て思わずカッとなって殴り飛ばし殺してしまった。


素直に自分の罪を認めた万作のところへきよみが会いにやってきた。


「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』




金のためにキャバレー暮らしに身を落としてしまったきよみだが父の愛情に触れ
「後のことは私がなんとかするから」と更生する決心を告げると泣きながら抱き合った。




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推理モノなんかをよく見ていたせいか最後のどんでん返し(万作が怪しいと見せかけて犯人は別にいる)を
期待してしまったがそんなものはなく普通に万作が自首して終わった。


飯場でトラック運転手をしているタカサキが万作を慕っているためにもっと事件に絡んでいるのではないかと邪推してしまった。
このタカサキ役の人って誰なんだろうか。


「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』



エンディングではタカサキではなく高橋という役を五木繁則がやっているが
五木繁則がどんな人かわからないんですよねー。


あと「月光仮面」でハンチングの由をやっていた宮田羊容が出演しているんですね。
そこから月日がかなり流れているため今回はどこで出ていたかがわかりませんが…。
(飯場絡みの誰かなんでしょうけどね)



あとは、子役の大栗清史が万作の息子・正治として出ていますが
回想シーンでのわずかな場面で遠くからのカッとなので顔なんかはほとんどわからず。

「特別機動捜査隊」 第793話  『季節労働者哀歌』


さて、貧しい農家の娘が母の墓を建てるためや生計を支えるために
中学を卒業すると東京のデパートへ集団就職。
盆と正月には帰省して家業を手伝う働き者の良い娘だった。

ところが、病気で借金を作ってしまい水商売へ。
そこで華やかな都会暮らしの味を覚えた娘は、故郷から探しに来た父から身を隠すー。



「エンパイア」で辰夫がきよみの胸元に手を入れているのを見た万作は
衝動的にきよみと辰夫を殴ってしまうが頭が堅いだけのオヤジではない。
同じ境遇の飯場の山形のオヤジから男たちの相手をしながらも親を思う娘の打ち明け話を聞かされ
きよみも同じようにキャバレーで働いているのだと理解を示す。


そして、きよみに会って辰夫を殺してしまったことを話して謝ろうとする。




************ 特別機動捜査隊 記事一覧 ************


■ 第712話 『七年目の報酬』

■ 第782話 『わたしの父さん』

■ 第784話 『ドキュメント逃亡』

■ 第787話 『ある誘惑の秘密』

■ 第788話 『無情の風に散る』

■ 第789話 『新春危機一髪』

■ 第793話 『季節労働者哀歌』

■ 第795話 『愛の終着駅』


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