2006/01/28
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旅立ち-鈴木隆行という生き方-

category - 鹿島アントラーズ
2006/ 01/ 28
                 
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隆行のレッドスターへの移籍が発表されました。
鈴木隆行選手のレッドスター・ベオグラードへの完全移籍について

入団会見の様子が詳しく載っています。
鈴木隆行 レッドスター入団会見

昨シーズンは開幕戦で決勝ゴールを決めたものの、その後すぐに怪我で離脱。後半はスタメン落ちでサブに回ることが多かった。
なかなか結果が出せず、これはまた鹿島を出て環境を変えたほうが良いとずっと思っていたので、今回移籍が決まった事は嬉しく思っている。
あのような隆行の姿を見続けるのは本当に辛いのだ。
しかし、去年の状況を一番苦々しく思っていたのは、隆行本人だろう。
いろいろ悩んだのではないだろうか。私はこれからの隆行の人生、本人が納得できるものであって欲しいと思う。

鈴木隆行

私はアントラーズの選手の中で鈴木隆行が一番好きだ。
最近は鹿島の選手はみな同じように好きで、以前ほど特定の選手だけを応援してるかんじではなくなったと思っていたのだが、今回隆行がこういう形(完全移籍)で鹿島を去るに辺り、やはり隆行が一番好きだったと改めて思い知らされた。
写真はいずれも2003年12月号の「Footival」の隆行のロングインタビューから。当時は鹿島からレンタルでゾルダーへ移籍してプレーをしてました。

インタビューではベルギーへ来たことについて
「チャンスが来たときに前に進まないことはなかった、むしろそういうことをドンドン受けたいという気持ちでいっぱいだった。チャレンジという言葉は好きじゃないけど、前に進むということはボクの中では、信念としてある。」と語っている。
「チームでは監督が現場の責任者なので、求められたポジションで全力を出してプレーをしたい」
レッドスターではどういう使われ方をするのか分からないが、隆行なら求められた役割に答えてくれるのではないだろうか。そして「サッカーという職業は先の見えないところが面白い」と。

hotel

彼はサッカーを仕事として考えているので、普段はサッカーの試合を見ず、格闘技のビデオや中継をかなり見てるそうだ。PRIDEは欠かさず見ているらしい。サッカー選手じゃなかったら『格闘家』になりたかったというのは、知ってる人も多いだろう。プロレスでもボクサーでもいい。

私が隆行に惹かれる部分は、彼の中に影を落としてる”負”の部分かもしれない。経歴だけ見ると、サッカー選手として、いいほうだと思う。鹿島でも活躍してくれた年もあったし、代表でも活躍し、ワールドカップではゴールも決めた。しかしながら、「エリート街道」を歩いているように見えないのは、この”負”の要素がそうさせるのだろうか。

            

私も彼と同じように格闘技が好きだ。このインタビューで、K-1ではなくPRIDEシリーズを欠かさず見てると言った隆行。(きっとK-1も好きだと思うが)
私はプロレス(新日、Uインターあたり)からの流れで(その後’93年アルティメット「バーリートゥード」あたりから自分の中で格闘技色が強くなり始めたのかも)、PRIDEは1997年10月の初回から見続けているので、共感を覚えた。しかも、格闘家になりたいといいながら、そこにプロレスという言葉が入ってきているのも嬉しい。

プロレスとは「想像力を逞しくして、その人色に染めて」見ることが出来るスポーツでありエンターテイメントでもある。今は総合格闘技という言葉があるが、PRIDEなどもエンターテイメント色が強い。(私がいうエンターテイメントとはイロモノとは全く別)
自分は総合、プロレスの区分けはなくどちらも好きだ。

そう、私にとって隆行とはこの想像力を駆使して、見れる鹿島で唯一の選手。そういうところも好きなのかもしれない。不屈の精神、過去色々なチームを渡り歩いてきた苦労。そんな隆行の人生が彼の全身から伝わってくる。

今回レンタルではなく完全移籍で鹿島を去るが、運命に翻弄されて様々なチームを旅してきた隆行。2004年のシーズン途中に鹿島に復帰して、このまま落ち着くのかと思ったが、今年また旅へでる。
今までのレンタルが往復切符での旅なら、今回の完全は片道切符。以前の移籍とは違うので、正直寂しい気がするのも事実だ。
しかし、これは鈴木隆行という生き方のSADAMEだったのかもしれない。

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