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2020-12-05 (Sat)

「みちのく湯けむり殺意の旅」 (1987年)  西村京太郎のトラベルミステリー第12作

土曜ワイド劇場のトラベルミステリー第12作。


●「みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童
白いドレスの女」  1987年12月5日
原作: 西村京太郎  みちのく殺意の旅
脚本: 篠崎好
音楽: 甲斐正人
監督: 野村孝
制作: 東映
出演: 愛川欽也、三橋達也、金沢碧、森本レオ、
藍とも子、中島久之、高木美保ほか



警視庁捜査一課の亀井(愛川欽也)と西本(森本レオ)は
水戸で行われた研修会を終えた後にそのまま休暇を取り
東北の温泉巡りをすることにした。


途中、矢代(中島久之)と妻の由紀(藍とも子)、
原田(森田順平)と婚約者の加藤敬子(高木美保)と親しくなり
目的地が同じのため同行することになった。



みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童 白いドレスの女





水戸で喫茶店をやっている阿部豊(佐藤仁哉)とみどり(金沢碧)夫婦は
所用があるためあとで合流することになっていてホームに見送りに来ている。
列車に乗り込んだ由紀はホームで田村明人の姿を見かけた。



矢代、由紀、原田、阿部夫婦と田村は大学時代の同人誌の仲間で
阿部が文学賞の新人賞を受賞しそのお祝いを兼ねて
七年ぶりに再会したが田村だけはなぜか欠席していた。




福島に着いた矢代たちは医王寺を見学するが
そこで水戸のホームにいたはずの田村の姿を由紀が目撃。
その後、宿泊先の飯坂温泉で由紀が行方不明となり
翌朝川で絞殺死体となって発見される。



福島県警の戸田(左右田一平)が捜査の指揮をとり
亀井と西本も捜査に協力することになった。



みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童 白いドレスの女






矢代たちの話しから田村は事業に失敗し彼らに借金を申し込んでいたが
断られたことが判明した。



それを受けて十津川警部(三橋達也)と清水(井川晃一)が
田村のアパートへ行くと大学時代に撮影された矢代たちの写真が
切り裂かれているのを見つける。
管理人(相馬剛三)は、最近由紀らしき白い服の女が
田村の部屋を訪ねてきたという。



これらのことから仲間に恨みを持った田村が由紀を殺した可能性が出てきた。



阿部夫婦も水戸から合流し、一行は山形へと向かう。
亀井と西本も彼らに張り付き、亀井は天童で田村の姿を見かけた。


みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童 白いドレスの女





翌朝、今度は原田が死体となって発見された。


亀井は田村が水戸から福島に来れる別ルートを発見したが
戸田の話しでそれが不可能なことがわかる。



その時、田村が頭を殴られて殺されたという知らせが入った。
田村と同じく、水戸にいた阿部夫婦には由紀は殺せない。
飯坂温泉にいた矢代と敬子へと容疑の目が向き始めた。


そんな時、敬子から気づいたことがあると西本が呼び出された。
阿部夫婦が合流してからと阿部が由紀を見る視線に
愛する人に向けるまなざしを感じ取ったのだと言う。



みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童 白いドレスの女





捜査に行き詰った十津川と亀井はイチから調べなおすために水戸へ向かう。
阿部の経営する喫茶店に行ってみるとみどりから
考えたいことがあるから一週間旅行するという置手紙を残して
阿部が行方をくらましたことを知らされた。



矢代たちが水戸から飯島温泉へ行った日、
阿部は昼過ぎまで喫茶店で町内化の人たちと祭りの打ち合わせをして
その後東京へコーヒー豆の買い付けに行っていた。
アリバイの裏付けが取れ阿部がなぜ姿をくらましたのか謎が残る。



みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童 白いドレスの女





そんな中、福島と山形の両県警は矢代を逮捕したが
十津川らはどうしても納得がいかなかった。
亀井は犯行の動機は学生時代にあるのではないかと考えた。



友人たちの話しで矢代はもともとみどりの恋人だったが
それを知りながらも由紀が割り込み奪ってしまう。
その結果、みどりは阿部と結婚していたとわかった。


間もなく、旅先で阿部が服毒自殺をしたと知らせが入る。
みどりに残した遺書には自殺の原因が書かれていなく
十津川たちは不自然なものを感じていた。



みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童 白いドレスの女



北条(山村紅葉)はみどりなら遺書に隠された意味が
わかるのではないかと直感した。


そして、十津川は水戸から上野に戻り福島へ行けば
矢代たちよりも早く着くことに気がついた。
これで、水戸駅から引き返したように見えた
田村も阿部夫婦も一行よりも先に福島に着くことが出来る。


しかし、阿部は深夜には水戸に戻ってきていた。
東京に21頃までいたため帰りの電車に乗れず由紀殺しが不可能だ。
それが出来るのはみどりしかいなかった。


みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童 白いドレスの女





十津川と亀井はみどりを連れて、あの日の再現を行った。
水戸駅で亀井とみどりを見送った十津川は
二人が着くよりも前に飯坂温泉に到着することが出来た。




阿部が自殺した現場に花を弔ったみどりは
何もかも話すといい事件の真相を語り始めた。


みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童 白いドレスの女





学生時代から人のものを欲しがる由紀は、
大学時代ハンサムで目立っていた矢代に目をつけ
みどりから奪っていった。


もともと白い服はみどりが好きだったのだが
それもいつの間にか由紀の専売特許になってしまい
以来、今日までみどりは白い服を着ることがなかった。



由紀は阿部が新人賞を受賞したと知ると、今度は阿部に接近してきた。
学生時代は王子様だった矢代も今では普通の銀行員となり
由紀にとっては興味の対象ではなくなり阿部に飛びついたのだ。



みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童 白いドレスの女




あの日、みどりは十津川が解明したルートでから飯島温泉に着くと
由紀をつり橋に誘い出した。
由紀はみどりが阿部を取られたくないために呼び出したと知りながらも
矢代と阿部を交換しようと持ち掛けてきた。


矢代に続いて阿部までも奪おうとする由紀に憎しみがわいたみどりは
由紀を絞め殺してしまう。



その後、原田と田村がみどりの犯行に気が付いたため
二人も殺してしまった。


田村が今回の旅行に参加しなかったのは
うらぶれた姿を見られたくなかったのだ。
ホームと福島で由紀にだけ姿を見せたのは
困っていた田村のところへ面白がって訪ねてきた
由紀に対して怖がらせてやりたいという仕返しのつもりだった。


みちのく湯けむり殺意の旅・水戸-飯坂温泉-天童 白いドレスの女




阿部が自殺したのは自分のせいで殺人を犯してしまったみどりを
自分が犯人らしく振る舞うことで詫びていたのだろう。



みどりの身柄は戸田らに引き渡され、容疑が晴れた矢代に
みどりは「ごめんなさい。」と謝って署へと連行されていく。






みちのく殺意の旅



テレビ朝日×東映版のトラベルミステリーシリーズは
第1作が「終着駅(ターミナル)殺人事件」なのだが
あの時も、七年ぶりに再会した同級生たちが
仲間によって次々に殺されていくというものでストーリーが似ている。



そこにも宮本役で中島久之が出演しているだけに
「終着駅殺人事件」と繋げて見てしまった。





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