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2020-12-14 (Mon)

牟田刑事官シリーズ第4作 「財布を拾った女」 (1985年)

牟田刑事官シリーズ第4弾。


●「牟田刑事官事件ファイル・財布を拾った女
裏磐悌殺人逃避行」  1985年12月14日
原作: 石沢英太郎  犯罪調書 (夢の図書館 ミステリ・シリーズ 13)
脚本: 下飯坂菊馬
音楽: 田辺信一
監督: 永野靖忠
制作: C.A.L
出演: 小林桂樹、岡江久美子、並木史郎、津島恵子、丸山秀美、
白木万理、北村総一朗、草薙良一、松井きみ江ほか



横浜の運河で尾石(草薙良一)という男が水死体で発見され
山下署の刑事官・牟田(小林桂樹)らが捜査にあたる。


牟田は一人娘の君恵(丸山秀美)の同級生で保険会社の調査員・木戸弘之(新井康弘)から
尾石の死亡によって妻のユキ子(岡江久美子)が一億円の保険を受け取ることを知らされる。
保険は一年前にかけられ高額なことから木戸はユキ子の身辺を調査していた。


しかし、佐野刑事(清水幹生)の話によるとユキ子にはアリバイがあるという。
死亡推定時刻には現場から遠く離れたところで財布を拾い派出所に届けていて
その応対をしたのは牟田が目をかけている柴田利雄巡査(並木史郎)だった。




柴田は優秀な刑事だったが、三年前に過剰防衛で容疑者を銃殺してしまい
出世コースをはずれて派出所に追いやられ巡査と身分を落とした。
牟田は柴田の能力を認めまたチャンスは訪れると励ましていた。


牟田は木戸を連れて柴田がいる桜木町南派出所へ確認しに行った。
柴田の話ではユキ子とは以前から面識があったという。
ある夜、柴田は男の怒鳴り声がするという通報を受けて現場である美容室モアに行った。
そこには従業員のユキ子とオーナーのユウキ マサヒコ(北村総一朗)との
不倫関係を疑う尾石が暴れまくっていた。


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尾石は田舎亭という飲み屋で飲んだ帰り道に転落し溺死したものとみられた。
同じころ運河に通じる道をホステス風の派手な女が走っていくのを屋台のオヤジが目撃している。



やがて、その女が尾石の愛人でパブ・レディーファーストのホステス・遠藤リエ(小田かおる)と判明し
佐野らが事情を聴きに部屋を訪れた。
リエは「山本」と名乗る男性から溜まっていたツケを払うから近くのホテルに来いと電話で呼び出されたという。
確かに店からそのホテルへ行くには、尾石が死んだ現場のあたりを通りかかることになる。
しかし、ホテルで待っても誰も来ず単なるいたずら電話だったと説明した。


佐野らがアパートを引き上げた直後にリエは何者かに首を絞められて殺されてしまう。
ユキ子は尾石に女がいることは知っていて、死んでホッとしていると牟田に本音を漏らした。


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木戸はユキ子とオーナーの不倫関係を疑い彼女に張り付いていた。
そんなある夜、ユキ子がオーナーと車でモーテルに入るところを目撃する。
木戸はさっそくこのことを牟田に報告しオーナーの車のナンバーを告げた。



翌日、その木戸の死体が工事現場の土の中から発見され
木戸が言った車のナンバーの持ち主がオーナーと判明。
しかし、オーナーはユキ子から会いたいと言われモーテルへ行ったが
風呂へ入っている間に逃げられたという。


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このことが明るみとなりオーナーの妻・(白木万理)はユキ子をクビにし
夫の本当の愛人は県会議員の若妻だと密告し夫を救おうとした。


牟田は尾石がすんなりと生命保険に入ったことに疑問を抱き調べ始める。
その結果、身体検査を受けたのは尾石ではなく柴田だと判明し
牟田は激しいショックを受ける。


さらに田舎亭にいた尾石を電話で呼び出したのは見知らぬ男で
リエを呼び出したのは男ではなく女だとわかる。


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牟田は犯人の男女がユキ子と柴田ならばユキ子が届けたという財布に
彼女の指紋がないはずだと考え柴田から財布を預かり指紋を調べた。
牟田の推理は的中し、財布にはユキ子の指紋は付着していない。


ユキ子と柴田は同郷で同じ学校に通っており尾石がモアで
騒ぎを起こした以前からの繋がりがあることも明らかとなった時
柴田から牟田への手紙が届いた。


彼は自らの犯行を認め死を考えていると悟った牟田は
柴田とユキ子がいる裏磐梯へと向かい二人の心中を阻止する。


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尾石がモアで暴れたとき柴田はユキ子と再会し
その後も心配で様子を見に行った時に尾石に借金があり
ユキ子が苦しんでいることを知った。


やがて二人は深い関係になりユキ子から保険金殺人の計画を打ち明けられ
柴田はそれに協力。


あの日、リエはニセの痴漢通報を派出所にし工藤巡査が現場へ行った。
一人になった柴田が電話で尾石を、ユキ子はリエをそれぞれホテルに呼び出すと
ユキ子が尾石を突き落として柴田は財布の件でユキ子のアリバイを作った。




ところが、ユキ子が突き落とした直後、罪を着せようとしたリエに
殺害現場を見られてしまった。
リエは一億円の保険金の中から半分を要求する。

そこで、今度は柴田がリエを殺害した。
木戸がユキ子とオーナーの仲を疑っていることを利用して
ユキ子がオーナーを呼び出しモーテルへ行きその現場をみせようとする。


オーナーは尾石とリエが殺されたとき愛人と密会しており
アリバイがあるためそれがわかればユキ子への疑いもなくなると考えた。


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計画通り木戸はユキ子たちを尾行してモーテルに入るのを目撃した。
しかし、柴田はユキ子の身を案じてモーテルまで様子を見に行ってしまう。
その時、まだ外で張り込んでいた木戸に姿を見られてしまった。


柴田は木戸の口から牟田にそのことがバレるのを恐れて殺害。


木戸は君恵と相思相愛だった。
そのことを知っていた牟田は市民の幸せを奪う人間を憎んでいた柴田が
人の幸せを奪う立場に身を落としてしまったことを罵った。


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ユキ子は尾石殺しをリエに目撃された時からいつでも二人で死ぬ覚悟は出来ていたというが
牟田は人を殺さなければいけない愛は認めないと宣言する。





犯罪調書 (夢の図書館 ミステリ・シリーズ 13)



牟田刑事官というと前にも書いたかもしれませんが、初期は意外にお色気路線なんですよね。

なんせ、1作目は生々しいレイプシーンでスタートだし
その後のベッドシーンでヌードがあったり…。

再放送で見直してみて「牟田刑事官」のオジサンの渋いイメージと
「裸」のミスマッチに驚いたものでした。


今回は、第1の殺人を目撃し犯人を強請るホステスが刑事の尋問を受ける場面。




いきなり二人組の刑事が部屋にやってきたとはいえバスタオル姿で胸が見えそうな演出。


さすがに目のやり場に困った林刑事役の草見潤平が「服を着て下さい。」というと
着替えてきたのがこんな服。



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バスタオルよりもバストが覆われてなくて「意味ないじゃん」っていうあざとさ。
見ていて時代を感じます。
個人的にはこういう演出が落ち着いたところからの牟田刑事官の方が好きですね。



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