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2021-04-12 (Mon)

新・赤かぶ検事奮戦記シリーズ第4作 「飛騨路を火魔が走る! 墓の赤印は殺人予告」 (1997年)

新・赤かぶ検事奮戦記シリーズ第4弾。


●和久峻三傑作シリーズ
「新・赤かぶ検事奮戦記4・飛騨路を火魔が走る!
墓の赤印は殺人予告」  1997年4月12日
原作: 和久峻三 『火魔走る』 疑わしきは罰せよ―赤かぶ検事短篇シリーズ〈1〉  収録
脚本: 大野武雄
音楽: 渡辺岳夫、手塚理
監督: 岡屋龍一
制作: 松竹
出演: 橋爪功、川上麻衣子、藤田弓子、高田万由子、
本田博太郎、小畠絹子、谷村昌彦、渡辺哲、三角八朗、佐藤恵利ほか



新・赤かぶ検事奮戦記4








奥飛騨宿根村で県会議員に出馬予定の吉富剛蔵(三角八朗)が
入浴中にガソリンで火を付けられて焼き殺された。


数日前、吉富家の墓石に赤いペンキで×印が書かれ榊田警部補(渡辺哲)が呼ばれた。
吉富は何者かに命を狙われていると騒いでいた矢先の事件だった。
現場からはガソリンを入れたポリ容器と、寒川村の農協が配ったタスキが発見される。


新・赤かぶ検事奮戦記4・飛騨路を火魔が走る!





検事の柊茂(橋爪功)は半年くらい前に、
吉富が梅原加代(小畠絹子)と言い争っていたと聞き込んだ。


加代の息子・力(本田博太郎)は吉富の姪・公子(川上麻衣子)と結婚していたが
出馬するために金が必要になった吉富が力と離婚させると
不動産会社に勤めている中沢忠夫(武井三二)と結婚をさせた。



新・赤かぶ検事奮戦記4・飛騨路を火魔が走る!



公子は捨て子で吉富が育ててくれたことに恩を感じて逆らうことが出来ないままそれに従った。
加代はそのことで吉富に離婚の理由を問い詰めたのだという。


まもなく、中沢家の墓石にも赤ペンキで×印が書かれ、忠夫が放火により死亡。
公子は下呂の友人宅に居て無事だった。


力が下呂の塗料店で買った赤ペンキが自宅から押収され
梅原家にあったはずのタスキもいつの間にか無くなっていると分かった。


新・赤かぶ検事奮戦記4・飛騨路を火魔が走る!






榊田と岡田警部(谷村昌彦)は、被害者二人に恨みをもつ力の犯行と睨み
まもなく力も二つの犯行が自分であると自供した。
柊は何かしっくりこないものを感じながらも、岡田らの要求もあり起訴に踏み切った。


今度も、力の弁護を娘の葉子(高田万由子)が引き受けたことによって
法廷で親子が戦うことになる。


法廷では力は二件とも自分がやったと犯行を認めるが
加代は自分がやったといい息子をかばおうとする。
その後、加代は遺書を残して自殺してしまう。


新・赤かぶ検事奮戦記4・飛騨路を火魔が走る!




もともと力の犯行を疑問視していた柊が死因を調べた結果
忠夫は頭を殴られて死んだあとに放火されたと判明。
力は家に放火して殺したと証言しており犯人ではないとわかり取り下げた。



その後、忠夫を殴り殺した花瓶から公子の指紋が検出され
かつて愛人だったバーテン・玉井三郎(鈴木一功)が十六年前に
ゼニヤという男に頼まれて公子の母親の他殺体を当時空き地だった
忠夫の家のある場所に埋めていたと判明する。



新・赤かぶ検事奮戦記4





柊は公子が母親の遺体を掘り出してゼニヤなる人物を脅すために
偶然であった宿根村に住む力と結婚し、吉富家へ頻繁に出入りして忠夫と親しくなり
吉富に別れさせられたと見せかけて忠夫と再婚。


そして、力を利用して赤ペンキで墓地に印を付けさせ容疑がかかるよう仕向けて
力の家から盗み出したタスキをもって公子が吉富と忠夫を殺して
母の死体を盗み出してゼニヤを脅迫したと推理する。



柊、榊田は公子を逮捕するが彼女には忠夫を殺した時に
公園で春子と一緒にいたというアリバイがあった。
しかし、柊はこのアリバイトリックを解明する。


新・赤かぶ検事奮戦記4






忠夫の家に金属ナトリウムを置いて周辺にガソリンが巻いておけば
軒先のつららからしずくがそこに垂れたことによって放火することが出来るのだ。


さらにゼニヤが陣屋建設社長の井上忠(高峰圭二)の旧姓だとわかり
井上が公子の母を十六年前に殺した犯人だと突き止めた。
公子は井上の渡航歴からまだ時効が成立していないことを明らかにして
三億円を強請っていたと井上が法廷で証言。



新・赤かぶ検事奮戦記4





これにより、公子も潔く罪を認め忠夫の家から掘り出した母の遺体は
人里離れた山奥へ埋めなおしたとわかる。





疑わしきは罰せよ―赤かぶ検事短篇シリーズ〈1〉 (嶋中文庫)



今回から赤かぶ検事の長男・正男がヨースケ(現・窪塚洋介)になった。


20年以上も前のドラマなので、さすがに若い!
自宅のふろ場で弟とビールで髪を染めて茶髪にするなんて場面もあり時代を感じさせる。


新・赤かぶ検事奮戦記4




窪塚洋介は同じくヨースケという芸名で「船長シリーズ」にも出演しているんですよね。
V6の長野博や、唐沢清時代の唐沢寿明など、昔の土曜ワイド劇場には意外な人たちが出演しています。




※※※ 新・赤かぶ検事シリーズ ※※※


1. 「飛騨小糸坂の白骨・秘湯から消えた女と高山カラクリ人形の謎」

2. 「呪いの紙草履・越中八尾・おわら風の盆の謎飛騨高山~白骨温泉」

3. 「夢追い地蔵殺人事件・龍神温泉の美女と古銭の秘密」

4. 「飛騨路を火魔が走る!墓の赤印は殺人予告」



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