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2021-04-18 (Sun)

「過去から来た女」 (1998年)  タクシードライバーの推理日誌シリーズ第9作

渡瀬恒彦のタクシードライバーの推理日誌シリーズ第9弾。


●「タクシードライバーの推理日誌・過去から来た女
時効直前消された殺人犯!」 1998年4月18日
原案: 笹沢左保   
脚本: 坂田義和
音楽: 長谷部徹
監督: 吉田啓一郎
制作: 総合ビジョン
出演: 渡瀬恒彦、洞口依子、平田満、風見しんご、
大和田伸也、出光元、秋山武史、草薙良一ほか



タクシードライバー・夜明日出夫(渡瀬恒彦)は元警視庁の警部補。
ある日、夜明は新聞である記事を読んだ。


十五年前、静岡で宝石店が襲撃され宝石が強奪されたうえに店主の金原が殺された。
店に出入りしていた宝石ブローカーの奥本竜次(中嶋しゅう)の自宅から
証拠物件が押収され直ちに指名手配されたが未だに逃亡を続け行方がわからないという。


タクシードライバーの推理日誌・過去から来た女





時効が目前に迫ったある日、神谷警部(平田満)のもとへ
奥本の居所を告げる女からのタレコミ電話がかかった。
夜明の元部下・東山(風見しんご)の捜査でついに潜伏していた奥本を逮捕。
東山は静岡北署の高見警部(出光元)と一緒に奥本を移送することになった。




その日、夜明は娘のあゆみ(林美穂)がバイトいている東都新聞記者の宮坂麻里子(洞口依子)から
静岡まで行って欲しいと予約を受けた。
麻里子は奥本を乗せた車と並行するとスクープを狙って写真を撮り続けた。


すると、トラックが東山の運転する移送車を襲い車は転倒。
驚いた夜明はタクシーを降りると東山らの車へ向かい無事を確認しようとするが
呆れたことに麻里子はシャッターを切り続ける。
その身勝手さに思わず夜明は「救急車を呼べ!」と麻里子に怒鳴った。


タクシードライバーの推理日誌・過去から来た女




この事故で奥本と高見警部は死亡、東山も怪我を負うがすぐに退院。
事故とは言え東山は大手柄が一転して大失態となってしまう。
責任を感じた東山は神谷に辞表を提出するが、犯人を挙げろと撤回された。



神谷は奥本には桜井達夫(佐渡稔)という共犯がいたという。
桜井が奥本の命を狙って襲ったのではないかと推理した。
東山は国代(小林健)と一緒に桜井を捕まえようと懸命の捜査で
アパートや出入りするスナックを割り出した。


その夜、夜明が馴染みの定食屋で夕食をとっていたところ麻里子が来て
彼女を自宅がある鎌倉まで送り届けることになった。


タクシードライバーの推理日誌・過去から来た女



翌朝、品川のふ頭で桜井の水死体が発見された。
桜井は上着とズボンをはいておらず全身ボコボコに殴られている。



東山は犯人は桜井をそそのかして奥本を殺させたうえ桜井も殺したと思われ
二人に恨みを持つ宝石店の店主の遺族の復讐だと考え夜明のタクシーで静岡へ向かう。
ところが、金原の妻も娘の芳江(矢沢美樹)も桜井が殺された夜のアリバイがあった。



夜明の助言で、捜査を担当した吉川(草薙良一)から当時のいきさつを聞き
初動捜査にミスがあったことが明らかになった。


警察は金原から金を借りていた松岡邦彦(正木蒼二)を犯人と思い込み
高見警部は長期間にわたって厳しい取り調べを行う。


タクシードライバーの推理日誌・過去から来た女


当時学生だった松岡はデザイナーとしての才能を見込まれ働いていたが
店がまがいものや盗品まで扱うことに嫌気がさして大手の宝石店に就職が内定。
金原は卒業後も働き続けると思い金を貸しておりこのことで口論になっていた。


ところが、しばらくして宝石店から出てくる二人の男を見たという目撃者が現れ
奥本と桜井の存在が捜査線上に浮上したという次第だ。
桜井が激しく殴り殺されていたことから犯人は男とみられたが
松岡は釈放されたあとに内定を取り消され絶望して自殺をしたという。


松岡の周辺を調べるうちに、行方がわからなくなっている恋人がいることが判明した。
東京に戻った夜明は神谷から今度の犯人は奥本、桜井ではなく
本当の狙いは初動捜査でミスを犯した高見警部ではないかと告げられる。


タクシードライバーの推理日誌・過去から来た女





麻里子の出身地が静岡だと知った夜明は、元刑事で東都新聞で働いている
野田(大和田伸也)から麻里子のことを聞き出した。
彼女はバイトで入ったがあまりにも仕事熱心なために社員に昇格。
ただ、警察や権力の反発も人一倍強いという。


その後の調べで松岡の恋人が麻里子であると判明するが
桜井が殺されたとき、麻里子は偶然に夜明と定食屋で会い
そのままタクシーで鎌倉の自宅まで一緒にいて時間的に
犯行は不可能だった。


タクシードライバーの推理日誌・過去から来た女



その頃、金原の娘の恋人・中西登が住むマンションの近くから
桜井を殺した凶器の金属バットが見つかり東山が中西を取り調べていた。


麻里子の周辺を調べ証拠を掴んだ夜明は鎌倉の自宅を訪ね
必死の説得もあり麻里子は犯行を認めた。


十五年前、高見は松岡を殺人犯と決め込んで厳しく取り調べていた。
その後、真犯人が見つかってからも自分の非を認めようとはせず
麻里子は高見に憎しみを持つようになった。



タクシードライバーの推理日誌・過去から来た女





そして、事件を追えるよう東都新聞に潜り込んで記者となった。
奥本の居所を掴んだ麻里子はそれを警察にタレこむと
共犯者の桜井に接近して奥本の移送車を襲撃させた。


これにより、恨んでいた高見だけでなく奥本までもが死亡する。


続いて、麻里子は夜明をアリバイの証人にしようと定食屋へ行き
鎌倉の自宅までタクシーに乗車した。
夜明が帰ると麻里子は近くに呼び出しておいた桜井を車で轢いてから
金属バットで殴り殺しひき逃げの痕跡が残らないように
上着とズボンを脱がせて品川ふ頭へ投げ込んだ。
桜井が品川で殺されたと偽装することでアリバイを成立させたのだった。



タクシードライバーの推理日誌・過去から来た女





その後、中西が疑われたことを知ると凶器をマンション近くの空き地に遺棄し
罪を着せようとしていた。


麻里子がこれまでのことを洗いざらい打ち明けると
夜明は全ての過去を捨てるべきだとアドバイスをし
麻里子は涙ながらに松岡との思い出の指輪を外し過去を清算する。


夜明は麻里子の帰りを待っていた東山に彼女を託した。



************ タクシードライバーの推理日誌 記事一覧 ************


1. 「殺人化粧の女」

2. 「昼下がりの危険な乗客」

3. 「春を呼ぶ殺人」

4. 「幸福の代償」

5. 「行先のない乗客」

6. 「再会した女」 

7. 「真夜中の殺人招待状!」

8. 「愛と死の殺人迷路」

9. 「過去から来た女」





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