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2021-04-21 (Wed)

京都殺人案内シリーズ第16作 「復讐の逆転法廷」 (1990年)

藤田まことの京都殺人案内シリーズ第16弾。



●「京都殺人案内・復讐の逆転法廷
姉と息子を殺された女」  1990年4月21日
原案: 和久峻三  
脚本: 保利吉紀
音楽: クロード・チアリ
監督: 岡屋龍一
制作: 松竹
出演: 藤田まこと、酒井和歌子、、万田久子、
高松英郎、遠藤太津朗、森口瑤子ほか


京都殺人案内・復讐の逆転法廷





琵琶湖でローリング族と呼ばれるカーマニアグループのメンバー・遠山竜次(河本忠夫)と
村井靖(滝野貴之)が絞殺死体で発見された。
二人は京都在住で大津西署の依頼により京都府警も捜査に協力することになる。



所轄の沢木警部補(石山律雄)らの調べで二人の車の改造費用を出していた
京都のブティック経営者・織井紀和(酒井和歌子)の存在が浮上する。
京都府警の音川音次郎(藤田まこと)は紀和の名前を耳にして驚いた。
彼女は以前、音川が関わった傷害致死事件の被害者の母親だった。


京都殺人案内・復讐の逆転法廷




沢木は紀和を取り調べ、その直後に今度は京都でカーマニアの
岸田純一(西村正樹)の絞殺死体が見つかり紀和が犯行を自供する。
動機は三か月前に遠山ら三人に犯された復讐であるという。


紀和はやり手の弁護士・野村景介(高松英郎)に弁護を依頼するが
音川は紀和の行動に不審を抱いた。


京都殺人案内・復讐の逆転法廷




野村は紀和の一人息子・健一(古田安幸)が暴行を受けて死亡した事件で
相手側の弁護を引き受け証拠不十分で無罪を勝ち取っていて
いわば紀和にとっては犯人を無罪放免にした憎き相手だったからだ。


京都殺人案内・復讐の逆転法廷





しかも、音川、野村らが立会いの下で行われた現場検証でも
死体を遺棄した場所がハッキリ出来ないなどアッサリと罪を認めた割には
腑に落ちない点が出てくる。


そんな時、野村の娘・涼子(森口瑤子)が自殺未遂を起こした。


京都殺人案内・復讐の逆転法廷



やがて、公判が始まると紀和はこれまでの供述を覆し
遠山らに暴行された事実もなければ殺してもいないと容疑を否認する。
これまでのことは刑を軽くするために野村に勧められて行ったことと
野村の立場を悪くする証言をした。


京都殺人案内・復讐の逆転法廷


音川は涼子が自殺しようとしたことが紀和の事件に関わりがあるのではないかと思い始めた。
そして、紀和の真意を探るために彼女の故郷へ調べに行く。


そこで、紀和の姉・典子(門脇礼子)が野村と恋愛関係に陥り妊娠したが
出世のために棄てられ自殺していた事実を突き止めた。


京都殺人案内・復讐の逆転法廷





音川が来る少し前にも野村が訪れ典子が死んでいることを
調べていたという情報も得て京都へ戻る。



紀和と接見した音川は紀和が遠山ら三人に車の改造費用を提供する代わりに
涼子をレイプしてくれと依頼していたことを聞き出した。


京都殺人案内・復讐の逆転法廷



おそらく野村は遠山たち三人が涼子を襲った事実を知ったが
告訴することが出来ず彼らを殺したのだろう。


最終弁論が行われる前に野村の車を調べ遠山の毛髪を発見する。


取調室ではじめこそ容疑を否認した野村だったが音川が見事に落とし
ついに犯行を自供する。
遠山、村井、岸田は涼子を襲った後にそれをネタに野村を強請ってきた。


涼子は野村の事務所で働く滝川慎一(武井三二)と婚約中で
野村は涼子の結婚後も強請が続くのを恐れ三人を殺すしかなかった。


京都殺人案内・復讐の逆転法廷



自殺を図った涼子は生きていく決心をしたと野村に伝えにやってきた。
二人は話し合った結果、今回の暴行事件に関して告訴しないと決断。


京都殺人案内・復讐の逆転法廷



それを音川から伝え聞いた紀和は自分の罪を償えないなら
涼子に会って詫びがしたいと申し出る。
しかし、音川はそれはしない方がいいとアドバイスをし紀和は法で裁かれず
自分の心の中で罪を償うことになる。




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シリーズも16作目となりすっかり音川音次郎がライフワークともなった藤田まこと。
その藤田が「京都が一番似合う女優」という酒井和歌子がゲストで登場する。


自分の姉を棄てた男が弁護士となり、一人息子を殺した犯人を無罪にする。
口では言い表せないくらいの憎しみを抱いた彼女は弁護士の娘をレイプしてくれるよう
金で若い男に依頼。

それが、キッカケとなり三つの殺人事件が引き起こされる。


この憎き相手への復讐のために相手の娘を暴行してくれと依頼するというのが
メチャメチャあくどい。
しかも、依頼したのが女性という設定がすごいし、その役がスリムな美人の
酒井和歌子というのが怖い。



ギャップというと、これで思い出したのが山本陽子だった。


初期から度々土曜ワイド劇場に出演していたが、初めは悪女役が多かったのに
終盤の京都殺人案内に石橋蓮司と一緒に出たときは
確か失禁してしまうシーンがあったような。



まさに老女といった風貌で美貌を誇っていた若い時とのギャップに驚かされたものだ。
よくこの役を引き受けたなと思い強烈な印象が残った。



************ 京都殺人案内シリーズ 記事一覧 ************


1. 「花の棺」

2. 「呪われた婚約」

3. 「嫁ぎ先の謎」

4. 「亡き妻に捧げる犯人」

5. 「母恋桜が散った」

6. 「男女の水死体はどこから来たか」

7. 「麻薬にけがされた修学旅行女子高生」

8. 「刑事の娘を襲った悪徳サラ金」

9. 「歌謡界のウラを暴け!」

10.「からたちの花は死んだよ」

11.「美人社長誘拐さる!」

12.「撮影所の女をさぐれ!」

13.「現代忠臣蔵事件」

14.「音次郎、女を張り込む」

15.「音川、完全犯罪に挑む!」

16.「復讐の逆転法廷」

17.「鴨川にモデルの舞妓が浮かんだ!」

18.「20時18分の死神!?」






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