FC2ブログ
2006/04/30
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

Post

        

横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」 (1977年)

category - 昭和のテレビドラマ
2006/ 04/ 30
                 
「ピーーーッ!チャララ~チャララ~♪」という独特な笛の音で始まる横溝正史シリーズ。
1977年から土曜日の22時にTBSで放送されていた。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




言わずと知れた、あの有名な古谷一行が金田一耕助を演じ当たり役となったテレビドラマ。






■ 横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」
放送日: 1977年4月2日~1977年4月30日 (全5話)
原作: 横溝正史 犬神家の一族 (1976年)
脚本: 服部佳
音楽: 真鍋理一郎
主題歌: 「まぼろしの人」 (作詞:寺山寿和、作曲、唄:茶木みやこ)
監督: 工藤栄一
出演: 古谷一行、京マチ子、月丘夢路、小山明子、四季乃花恵、田村亮、西村晃、岡田英次、
ハナ肇、野村昭子、松橋登、成瀬正、丘夏子、西山辰夫、堀内一市、新海丈夫ほか
ナレーター: 津島道子
制作: 毎日放送、大映映画、映像京都


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




私立探偵の金田一耕助(古谷一行)は、古舘弁護士事務所の所員・若林から依頼を受け那須へ出かけた。
古舘弁護士(西村晃)から若林は外出していると言われ近くの那須ホテルに滞在し待つことに。



耕助が席を外している間に若林が訪ねてきたが、
戻ってきたときにはすでに毒入りタバコを飲んで死亡していた。
ボサボサ髪にヨレヨレの袴姿の耕助は橘署長(ハナ肇)から容疑者扱いされるが
東京に照会すると頭脳明晰な名探偵と言われ無事に釈放される。



耕助は「犬神家によくない出来事が起こる」と書かれている若林が送ってきた手紙を見せると
古舘は若林が犬神佐兵衛(岡田英次)の遺言書を盗み見たのだと言った。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



犬神佐兵衛はこのあたりの大財閥で、先ごろ波乱に満ちた八十一歳の生涯を閉じている。
遺言書の内容を知っている古舘は若林に代わって耕助に調査の継続を依頼した。




佐兵衛には母親がそれぞれ違う松子(京マチ子)、竹子(月丘夢路)、梅子(小山明子)という三人の娘がいる。


三人は所帯をもち、松子は未亡人であるものの戦争へ行っていたひとり息子の佐清(田村亮)、
竹子は夫・寅之助(西山辰夫)、長男・佐武(成瀬正)、長女・小夜子(丘夏子)、
梅子には夫・幸吉(堀内一市) 、長男・佐智(松橋登) がいた。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




これに加えて血縁ではないが、佐兵衛の恩人・野々宮大弐の孫娘・野々宮珠世(四季乃花恵)もいる。
佐兵衛は十七歳の時乞食同然の姿で、この地に流れ着き那須神社の神主・野々宮大弐に拾われた。
その後、佐兵衛は製紙工場を興して成功者となったのだ。



遺言書は公開は、以上の全員が揃ってからになるが佐清がまだ戦争から戻ってこず、
このまま行方が分からない場合は佐兵衛の一周忌を待ってからになるという。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



そんななか、佐清が博多で復員したと知らせが入り松子が迎えに行き
しばらく経ったある夜、突然二人が帰宅した。


翌日、犬神家の全員が揃い古舘が佐兵衛の遺言書を公開することとなり
耕助もその場に立ち合うことに。


ところが、現れた佐清は黒い頭巾をかぶって顔を覆っている。
古舘や竹子、梅子も頭巾の男が本当の佐清であるか確かめるために
顔をみせろと要求、疑われた松子は腹を立てながらも佐清に頭巾を取るよう指示をした。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




黒頭巾の下からは、世にも奇妙な白のゴムマスクで覆われた顔が。
さらにそれをめくると醜く爛れた男の顔が現れ小夜子は思わず悲鳴を上げた。
松子は佐清が戦争中に顔に大やけどを負ってしまい、仮面を作るために東京滞在が
長くなってしまったと説明する。


その顔からは佐清かどうか判別はしづらいものの、あまりの惨たらしさに竹子たちも
それ以上確かめることも出来ないまま古舘が遺言状を読み上げることになる。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



佐兵衛の財産並びに全事業は佐清、佐武、佐智のいずれかと結婚することを条件に
野々宮珠世が相続すると発表されると実の娘である松子たちから驚きの声があがった。


珠世は配偶者を三か月以内に決め、三人以外と結婚する場合は相続権を失う。
佐清らも珠世の指名を拒否した場合も相続権を失うが、三人とも断った場合や
死んだ場合のみ珠世は誰と結婚しても相続権は失わずに済む。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




さらに、珠世が公表前に死亡するか相続権を失った場合は五等分され
佐清、佐武、佐智が五分の一ずつを、残りの五分の二は佐兵衛と
女工・青沼菊乃との間に生まれた静馬に渡ると発表され松子たちの怒りを倍増させた。




佐兵衛は八十一年の間に正式な妻をめとらず、松子たちの母に対してひどい扱いをしてきた。

そこへもってきて娘程年の違う菊乃を孕ませ、静馬が生まれたと知った松子たちは
憎しみのあまり菊乃の家へ三人で乗り込みまだ幼かった静馬の体に
焼き鏝を当てるという仕打ちをしていた。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




竹子と梅子は死んでまでも自分たちに嫌がらせをする佐兵衛を苦々しく思っていたが
松子は去年、青沼静馬は戦死したことを妹たちにそっと告げる。


菊乃はすでに亡くなっており、静馬の養父から戦死の知らせが佐兵衛宛にきていたが
松子がそれを盗み読みしていたため佐兵衛は戦死を知らないまま死んでいった。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




一方の耕助も仮面をかぶった男が本物の佐清かどうか疑問を抱いていた。
那須神社に佐清が戦争前に武運長久を願って押した手形があると知った時、
佐武、佐智を伴って古舘がやってきた。


人間の指紋は永久に変わることなく、仮面の男が本当の佐清ならば奉納手形と一致するはずだ。
佐武たちは、仮面の男が本当の佐清とは思っておらず化けの皮を剥いで相続権を奪おうと考えていた。
ところが、松子はこの疑いに対して憤慨し手形合わせを拒否。


佐清に不信感を持っているのは佐武たちだけではなかった。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」





珠世は壊れた懐中時計を修理して欲しいと佐清に渡す。
彼は手袋を脱いで時計を直そうとするが手間取り、珠世は時計を回収。
佐清はもともと時計屋のごとく時計を直すのがうまく本物ならば簡単に修理していたはずだ。



その夜、珠世は佐清を名乗る仮面の男の指紋が付いた時計を佐武に渡すと奉納手形の指紋との照合を依頼。
佐武はそれを受け取るとこれ幸いと財産を独り占めすべく、珠世と男女の関係になろうと襲い掛かる。
そこへ、珠世に影のごとく付き添っている猿蔵(新海丈夫)が現れ佐武を突き飛ばして救出した。


翌日、佐武の生首が菊畑で発見され、旅館「柏屋」近くの湖から胴体が乗ったボートも発見される。
死体の周りには犬神家の財宝を現す「斧琴菊」の菊の花が飾られていた。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



財産の相続人である大事な息子を失った竹子は半狂乱になり
佐清が殺したと思い込んで斧で切りかかろうとした。



たまらず、松子は佐清の容疑を晴らすために古舘に関係者一同を集めさせると手形合わせに応じた。
その結果、奉納手形と佐清の手形は見事に一致し、仮面の男は佐清であると証明される。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




その一方で、柏屋に宿泊していた山田三平なる謎の復員兵の存在が捜査線上に浮上。
名前は偽名で住所は犬神家の東京宅が記載され、筆跡を知られたくないためか宿帳には代筆を頼んでいる。
柏屋の主人の話では復員兵姿で大きなマスクで顔を覆いほとんど喋らなかったという。
しかも、部屋には佐武の血の付いた手拭いが残されていた…。


橘は復員兵が犯人だと太鼓判を押すが、耕助には証拠が揃いすぎていることがひっかかる。
復員兵が残していった手拭いが博多に復員したときに配られたものだとわかり
同じ博多で復員した佐清のものではないかと疑われるが、彼は配られた手拭いをきちんと持っていた。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




佐武の通夜が行われた夜、珠世の部屋に復員兵が忍び込み大騒ぎとなった。
悲鳴を聞きつけ猿蔵が復員兵を展望台まで追い詰めたとき、急に背後から襲われ気を失った。


耕助らが着いた時には、白のゴムマスクを剥がされ素顔をさらした佐清も倒れている。
復員兵は佐清の指紋がついた懐中時計が珠世から佐武に渡されたとも知らず
それを盗み出すために侵入したものと見られた。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



そうであるならば、そのことを知らなかった復員兵は佐武殺しの犯人ではない。
しかし、手形合わせで仮面の男が佐清であると証明されたのに
佐清の指紋がついた時計をなぜ今頃になって盗もうとしたのか謎が残る。


耕助と古舘は佐清と静馬がビルマで戦友であり、ともに戦死している可能性が高いことを知った。
しかし、復員兵の存在によって静馬は生きていて松子らに復讐するために戻ってきたのかもしれない。


事件の背景を探るため耕助は古舘と一緒に佐兵衛のルーツである那須神社を訪れ
珠世が野々宮大弐ではなく犬神佐兵衛の実の孫だと知った。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



佐武が殺され、珠世を奪うチャンスとみた佐智は彼女を睡眠薬で眠らせ拉致すると
手籠めにしようとするが復員兵が現れ佐智を縛り上げて純潔を守る。
珠世の危機を察知した猿蔵がやってきて身動きが取れない佐智を残して珠世を助け出すが
その後、佐智は琴の糸が首に巻き付けられて死亡した状態で発見された。


佐武、佐智と殺され珠世の配偶者の候補は佐清だけになった。
もともと佐清と珠世が互いに好意を持っていると知っていた松子は
珠世を招いて結婚の意思を確認するが今は決断出来ないと断りを入れてきた。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




仮面の佐清は表情こそわからないもののいら立ちを感じていたらしく
そばにいた猿蔵に殴りかかり松子が仲介に割って入る。
この時、以前とは違う荒々しい態度をみせた佐清に違和感を感じた。


珠世は松子と二人だけになると、今の佐清は自分が好きだった
優しい佐清とはなんだか違うように感じると本音を漏らした。


松子は母親としての直感で、佐清がいないうちに部屋に入り込むと
荷物を漁り隠されていた菊乃と静馬の写真を発見する。
仮面の男の正体は静馬だとわかった松子は、佐兵衛の家の前で写真を燃やした…。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」


その夜、展望台で男が殺され雨どいからは大量の血が溢れ落ちて
激しく振り付ける雨がそれを洗い流していった…。




翌日、湖から人間の二本足が突き出ているのが発見され
耕助らが駆け付け遺体が引き上げられた。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



背中には「ヨキケス」と文字が書かれていて逆さにしてみると
「スケキヨ」となり死体は佐清とみられた。



顔も遺言状の公開時にゴムマスクをめくりあげたときに見た爛れた顔で間違いなさそうだが、
耕助は佐清でないと睨み指紋の照合をするように指示した。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



耕助の予感はあたり、遺体の指紋は奉納手形の指紋とは別人であると判明し
死亡したのは青沼静馬だと推理する。


まもなく、復員服を着た佐清が松子と珠世に別れを言うために現れた。
その顔はゴムマスクの下に隠されていた爛れたものではなく戦争へ行く前の佐清の姿のままだった。


佐清はただちに逮捕されこれまでの一連の犯行は自分がやったものだと自供し
耕助は手形合わせの時に静馬と入れ替わっていたことを確かめた。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」


佐清、静馬は度々仮面の男としてすり替わっていたのだ。


竹子、梅子らは息子を殺した犯人が佐清だと知り憎悪を爆発させるが
耕助は佐武、佐智、そして青沼静馬を殺したのは松子であると断言した。


そして、全員が揃ったところで耕助によって事件の解明がされる。



佐清が復員したと知らせを受け松子が博多へ迎えに行ったが
それは佐清に似ていて顔が爛れていることを利用し
松子らに復讐し犬神家の全財産を奪おうとする静馬の策略だった。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




佐清は静馬よりも遅れて復員したが、その時にもう佐清は復員しているという
新聞記事を見て驚き、自分になりすましているのは静馬だと気がついた。
松子と珠世が心配だった佐清はマスクで顔を隠して展望台で静馬と会う。



その時、珠世と佐武が現れて指紋の件で懐中時計を渡した後に
佐武が珠世を襲い猿蔵が珠世を救出し佐武だけが残された。
そこへ、能面を付けた松子がやってきて佐武を刺し殺した。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



この現場を秘かに盗み見ていた静馬は自分もかつて松子に焼き鏝を当てられたと
首筋の焼け跡をみせると、松子の殺人を黙っている代わりに協力しろと脅してきた。
静馬は犬神家の三種の財宝「斧琴菊」を利用して佐武の首を切り落とすと
佐清に菊畑に運ばせて、胴体の周りを菊で囲んでボートに遺棄した。



竹子たちの容疑の目が自分に向くと、佐清であることを証明するために
自ら手形合わせを申し出て佐清がゴムマスクをかぶって手形を押した。


その後、佐智が珠世を襲おうとする現場に遭遇した佐清は止めようとして佐智と格闘になり
マスクを剥され素顔を見られてしまう。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




そのことを静馬に伝えると佐智の口を封じるために殺して琴糸を首に巻き付けろと脅してきた。

松子の犯行をネタにされ佐清はどうすることも出来ず、佐智のもとに戻ると
能面姿の松子が佐智の首を絞めて殺していた。
佐清は松子の犯行を隠すために、静馬の命令通りに琴糸を首に巻き付ける。



人生に虚しさを感じた佐清は自殺しようとしたが、新聞記事で静馬が殺されたと知り
松子をかばうために三人は自分が殺したと罪を被ったのだ。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



松子はゴムマスクの男が佐清でなく静馬だと知って殺したことを自供すると
竹子や梅子たちに佐武と佐智を殺したことを詫びた。


そして、そばにいた古舘に佐清の罪が重くないことを確かめて珠世に
佐清の帰りを待っていて欲しいと頼むと、警察へ行く前に支度をするといい部屋に消えた。
珠世はあとを追い、「三人で暮らせる日が来るまで待っています」と告げた。



しかし、部屋に入った松子はいつまで待っても現れず、耕助らが確かめに行ってみると
松子は正装したまま自殺を遂げていた。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



佐清が静馬よりも早く帰っていれば、今回の事件は起きなかった。
珠世と相思相愛だったと知りながらも、佐清の顔が醜くなりその身を案じたことから
殺人に手を染めることになってしまった。


橘から御馳走の鍋を振る舞われ旨い肉を久しぶりに食べた耕助は
古舘から残っていた報酬の精算を受けた。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



東京の事務所に戻るために駅へ向かった耕助は、珠世とバッタリと鉢合わせる。
彼女は佐清が戻るまで東京で働く決心をつけたようだ。




金田一耕助ファイル5 犬神家の一族 (角川文庫)





このドラマが放送された前年には、おなじみ角川映画で石坂浩二主演で
「犬神家の一族」が映画化され大ヒットとなっている。


私はテレビ版の方を先に見たので、「金田一耕助」といえば古谷一行だったのだが
十年位前に映画版も見て石坂浩二もなかなかよくヒットしたのが頷けた。
それでも、どちらかと言われればやはり古谷一行に軍配があがるかな。

石坂浩二はやはりインテリ感がチラリと見え隠れするし
古谷一行の方が庶民的で親しみがもてる。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




石坂浩二と違い、古谷一行は「横溝正史シリーズ」が終了した後でも
二時間ドラマなどでその後も長く金田一耕助を演じている。
だが、二時間ドラマよりもまだ若く飄々としていて身のこなしも軽かった
「横溝正史シリーズ」での古谷一行の方が断然いい。




犬神家の一族 上巻 [DVD]



映画版は大野雄二の音楽も良く、キャストも豪華だがドラマの方もそれに引けを取らない位なのだ。
「横溝正史シリーズ」の企画は角川春樹事務所と毎日放送。


松子を映画では高峰三枝子だったが、ドラマでも大御所の京マチ子が演じている。
京マチ子の圧倒的な存在感はさすがで、重厚感があり非常に見ごたえがある作りとなっている。



横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」




そして、島田陽子が演じていた珠世は、このドラマで初めて存在を知った四季乃花恵という人で
なんと宝塚歌劇団出身なんですね。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



第一印象はとても地味な顔立ちだなと思ったんですが、今回改めて見直してみたら
すごく品が良くて横顔やうつむいた時が美しいなと思いました。


映画版で印象的だったのは、菊乃の家へ松竹梅の三姉妹が乗り込むところ。
確か白粉お化けのような演出がされていましたね。
それと松子の母としてあの原泉が出演していたこと。
いるだけで放つ妖怪っぷりが凄まじい。


このあたりは映画版を書いた時にでもまた改めて。


その一方で、ドラマ版の方は東京の金田一耕助事務所に所員のおばちゃん(野村昭子)が登場。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」

家賃やら光熱費やらを滞納していて、電気が止められちゃったため蝋燭を立てている。
度々事務所から耕助に電話を入れているが、かろうじて電話は止められていないのか。



怪優・西村晃の古舘弁護士も良いのですが、弁護士という役どころもあり
演技もさらっとしていて松子と比べちゃうと傑出した存在感は感じられず。




犬神家の一族 下巻 [DVD]



また、佐清が被るゴムマスクも映画とドラマで比較するのも面白い。


今回は映画よりもスッポリ感、閉塞感が感じられる作り。
真っ白で耳までも覆うというガードっぷりで夏はより暑さ息苦しさが感じられそうだ。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」



目のところも、黒目の部分が僅かにくり抜かれており、無表情さに拍車がかかっている。
首まですっぽりと覆われているマスクのため止まっている時は、マネキン人形のように見えるシーンも。


横溝正史シリーズ 「犬神家の一族」


動いていないとオブジェみたい。



犬神家の一族というと、この佐清(スケキヨ)マスクと、湖から突き出た二本足のイメージですよね。
なんせ、キョーレツ過ぎますから。


いずれは、映画版の「犬神家の一族」も書いてみたいなと考えています。




************ 横溝正史シリーズ一覧 ************


1. 「犬神家の一族」

2. 「本陣殺人事件」

3. 「三つ首塔」

4. 「悪魔が来りて笛を吹く」

5. 「獄門島」

6. 「悪魔の手毬唄」



************ 横溝正史シリーズⅡ一覧 ************


1. 「八つ墓村」

2. 「真珠郎」

3. 「仮面舞踏会」

4. 「不死蝶」

5. 「夜歩く」

6. 「女王蜂」

7. 「黒猫亭事件」

8. 「仮面劇場」

9. 「迷路荘の惨劇」





関連記事
スポンサーサイト



                         
        

スポンサードリンク

                         

コメント

非公開コメント