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2006/06/25
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「あずさ3号殺人事件」 (1982年) 西村京太郎のトラベルミステリー第3作

category - 土曜ワイド劇場
2006/ 06/ 25
                 
土曜ワイド劇場のテレビ朝日×東映のトラベルミステリー第3作。



●西村京太郎のトラベルミステリー
「あずさ3号殺人事件・京都ー信州
婚前クイズ旅行のワナ」  1983年6月25日
原作: 西村京太郎 『あずさ3号殺人事件』  蜜月列車殺人事件 トラベル・ミステリー傑作集 収録
脚本: 名倉勲
音楽: 横山菁児
監督: 島崎喜美男
制作: 東映
出演: 愛川欽也、大場久美子、三橋達也、
村野武範、尾藤イサオ、鈴鹿景子ほか




午前8時新宿発の”あずさ3号”が11時47分に松本駅に着いた時、
列車のトイレから男の刺殺体が発見された。



被害者は東日鉄鋼の営業係長・岡田利男(大門正明)で、
婚約者の小林和美(大場久美子)が発見者だった。


二人はテレビのクイズ番組に出演して京都旅行を当てたが
長谷川浩子(鈴鹿景子)と名乗る女から信州との交換旅行を持ち掛けられ
旅券を交換しあったことがわかった。



あずさ3号殺人事件



彼女の故郷は信州であることから、別のところに旅行へ行きたく
クイズ番組で京都旅行を当てた和美と互いのクーポンを交換し合うことを思いついたというのだ。



捜査を担当した亀井刑事(愛川欽也)らの聞き込みで
岡田は女性から人気があり敵も多いことがわかった。
亀井は浩子を疑うが、彼女は和美と交換したチケットで
京都のホテルに男と一緒に泊まっていてアリバイがあった。







ところが捜査が進むうちに浩子も相手の男も偽名で
京都からあずさ3号に途中乗車できることがわかりアリバイが崩れた。
十津川らは和美に事情聴取を行い浩子の似顔絵を作成した。


あずさ3号殺人事件


岡田が松本で死亡したことから、長野県警小野(村野武範)も捜査に加わる。


岡田は学生時代の友人で住菱商事に勤める加藤昌彦(尾藤イサオ)の口聞きで
近々大きな仕事が決まりそうだったことを知り亀井は加藤に会う。



そこで、加藤が岡田を嫌っていて、似顔絵から旅行交換を申し出た浩子が
赤坂のクラブ「けやき」のホステスゆきえであることがわかった。
ゆきえは岡田の子供を堕胎しており、家宅捜索から
現場に残されていたイタリア製のイヤリングがゆきえのものだとわかった。


あずさ3号殺人事件

これにより、岡田が殺された原因は女性関係とみられ捜査が進められる。



ところが、ゆきえが車ごと転落し、水死体となって発見された。
彼女は栃木の出身で、和美たちが出演していたクイズ番組も見ていなかった。
死亡したのは京都から帰った日とみられ、
京都へ一緒に行った男に利用されたという見方が強まる。


京都のホテルへ亀井と小野が聞き込みへ行こうとしたとき
フロントにいた和美と会った。
彼女は岡田が殺された事件の真相を探り京都まで来ていたのだ。
そして、あけみと一緒に泊まった男が加藤の特徴と一致すると話した。


あずさ3号殺人事件


和美は病気の岡田を見舞いにアパートへ行った時に
加藤が自分から持ち掛けた例の大きな商談がダメになったことで
岡田に平謝りしているところを目撃してしまった。


さらに加藤は株で大損し一千万円使い込みをしていて岡田に借金していたことを
和美は亀井と小野に話した。



和美は岡田と出会ってからまだ一年ほどで、婚約者といいながらも
岡田の事は詳しく知らなかったが、彼のやさしさに惚れそれだけでいいと思っていた。
東京で一人で住む和美の孤独に触れ、亀井も小野も複雑な心境になった。



あずさ3号殺人事件

十津川が加藤にあけみと一緒に京都に旅行へ行ったことを確かめると、
あっさりと認めた。
さらに株をやっていたことも聞き出し、加藤をイラつかせる。



亀井と小野が京都から戻ってきた。
岡田と加藤は中学から大学までずーっと一緒だった。
岡田は常に加藤を一歩リードする感じで、加藤はひどくコンプレックスを持っていた。
そんな彼は就職だけは一流会社の住菱商事へ入社することで
はじめて岡田を出し抜くことに成功した。


ところが株で大やけどして岡田に借金をした上に
商談もうまくいかず、せっかく手に入れたエリート社員の地位も危なくなる。
そこで、岡田を殺すしかないと考えたのだろうと亀井は報告した。



十津川らはさっそく加藤を取り調べた。


加藤はクイズ番組で岡田たちが京都旅行を当てたのを知った。
岡田は大学が京都だったので京都旅行には魅力を感じない。
そこであずさ3号の列車トリックを使うために信州旅行へ行かせるように仕向けた。
あけみをつかって岡田と旅行に行きたがっていた和美に
信州と京都のクーポン券を交換させる。


あずさ3号殺人事件

ところが、加藤はあずさ3号の列車トリックが使えないことがわかった。
彼は岡田が殺された日、京都のとげぬき法要へ行きお坊さんと写真を撮っていた。
そのお坊さんは法要に出た後午後三時には寺を出発していて
あずさ3号で岡田を殺すことは不可能だった。



黒の線は濃厚なのにアリバイが崩せなく捜査陣はいら立ちを感じた。
そんな時、十津川は飛行機を使えば可能性があることに気が付く。


亀井と小野は当日の加藤の行動を現場で再現した。
そして大阪空港へ行くが、犯行当日は男の声で旅客機の
座席を調べろと密告電話があり一時間遅れで出発していることがわかり
またしても加藤のアリバイは完璧なことだけがわかった。


あずさ3号殺人事件




その頃、岡田の死の真相を突き止めようと、和美は岡田が殺された日
松本のホームで加藤を見かけたという電話を加藤にしていた。
彼は和美が仕掛けた罠かもしれないと思いながらも激しく動揺する。


あずさ3号殺人事件



加藤の鉄壁なアリバイに苦しんだが、十津川は密告電話により
行きの601便をそれによって一時間遅らせることに成功し、
同じ飛行機が今度は602便となって帰ってくることに気が付き
加藤の狙いが帰りの602便を遅らせることだったと推理した。


あずさ3号殺人事件





これで加藤のアリバイは崩れた。


亀井らは加藤のマンションに向かうが不在だった。
十津川に連絡を取ると、和美が松本へ行くと休暇をとっていることがわかった。


一同は急いで松本へ飛び、加藤が和美の首を絞めようとしていたところを見つけた。
加藤は和美を連れまわし崖へ行くが、亀井が説得すると和美を解放し
自分は海へ向かって身を投げた。


あずさ3号殺人事件



事件が解決し、和美は東京へ帰って行った。







岡田が殺されてから、和美が二人が出会ってからこれまでを回想するシーンがあるが
二人が知り合ったキッカケがテニスとあり和美役の大場久美子が
友人の山村紅葉とテニスをする場面がある。



これまで大場はテニスをやったことがなかったということだが
撮影前日に事務所の先輩からテニスの特訓を受けたそうだ。


その甲斐あって本番では慣れたラケットさばきを披露。


実際に大場がラケットを振るところはごくわずかしか放送されないが
この裏話が結構印象に残っていました。



************ トラベルミステリーシリーズ ************


1. 「終着駅(ターミナル)殺人事件」

2. 「再婚旅行殺人事件・出雲で死んだ女」

3. 「あずさ3号殺人事件・京都ー信州、婚前クイズ旅行のワナ」

4. 「寝台特急あかつき殺人事件」

5. 「東北新幹線殺人事件」

6. 「寝台特急「北陸」殺人事件」

7. 「特急”白鳥”十四時間」

8. 「特急北アルプス殺人事件」

9. 「寝台急行”銀河”殺人事件」

10.「L特急雷鳥九号殺人事件」

11.「阿蘇殺人ルート」

12.「みちのく湯けむり殺意の旅」

13.「日本海殺人ルート」






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