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「華麗な殺しの三重奏・決闘の女」(1980年) カトリーヌ・アルレー 『泣くなメルフィー』

category - 土曜ワイド劇場
2006/ 10/ 11
                 
●「華麗な殺しの三重奏・決闘の女」  1980年10月11日
原作: カトリーヌ・アルレー 「泣くなメルフィー
脚本: 安倍徹郎
音楽・ 竹田由彦
監督: 井上芳夫
制作・ 大映映像
出演: 関根恵子、岸田今日子、江原真二郎、鹿沼エリ、荒木しげるほか


有名宝石店ルナのウインドーディスプレーを担当する亜矢(関根恵子)は、
社長礼次(江原真二郎)と三年来の関係にあった。
だが、礼次には会長を務める聖子(岸田今日子)という年上の妻がいた。
若い亜矢に嫉妬する聖子は伊豆の別荘に隠しマイクをセットし、仕事の
打ち合わせと称して礼次と亜矢を別荘に向かわせる。








メルフィーは25歳も年上のピエール・モレスティエと結婚していた。
事業家として辣腕を振るうピエールは、年の離れているメルフィーを
宝物扱いして贅沢三昧な生活を味わわせてくれた。


そして、メルフィーはピエールの秘書をしていた自分より16歳年下の
フランク・サンジルと関係が出来た。
ピエールが死ぬ一年程前にも三人は一緒にアメリカへ旅行に行き
夫も二人の仲を疑う様子もなく仲良く過ごしていた。


しかし、二人の仲はほとんど公然の秘密となっていて
ピエールが死にメルフィーがフランクと結婚しても誰も驚かなかった。
ピエールの莫大な遺産を受け継ぐと、メルフィーは夫婦の財産の共有を
当然のように認めたうえで結婚したのである。


それから月日は流れ、知り合った頃は25歳だったフランクも41歳になっていた。
メルフィーも精力的な夫についていくのに息切れし始めてきた。
夫と離れひとりきりになる時間が出来た時には
自分の若さと美しさを保つために充てた。


メルフィーは生まれつき嫉妬深かったが、フランクを誘惑から守り切ることは
不可能だと思い二年ほど前からテッサという20代後半の女性をあてがっていた。
とはいえ、二人の仲をメルフィーが知っているのは内緒で
表向きは友達付き合いをしているというふうに装っていた。


メルフィーは若くて、美しく、知的なテッサで息抜きをさせることで
フランクが外へ目を向けるのを最小限に抑えていた。

だが、人生の折り返し地点を過ぎた二人はそれでよかったが
若いテッサの方は飼い殺し状態に満足していない。


フランクとの仲も落ち着いた関係を見せたころ
とうとうテッサはフランクに結婚を直談判するようになってきた。
だが、フランクはメルフィーと別れるつもりはなかった。

メルフィーと結婚した時、財産は二億フランしかなかったが
それが今では十億までになっていた。
今自分から離婚を要求したら五億以上の財産を
メルフィーに分け与えなければならないからだ。


しかし、テッサは自分をとるかメルフィーをとるかを迫り
フランクの煮え切らない様子に、彼女の事故死を提案した。


ふたりの秘密の会話はメルフィーがテープレコーダーを仕掛けていて
彼女が知ることになってしまう。
フランクとテッサが二人きりになったときにどういう会話がされているのか
好奇心が湧いていくつかの部屋にセットしていたのだった。
その好奇心から得たとんでもない真実にメルフィーは打ちのめされた。



テープを巻き戻す際の操作ミスで録音したものを消してしまった。
だが、その前にメルフィーはテープレコーダーを何度も再生して、
空で会話を覚えてしまっていた。


この時から、メルフィーはいつどんな形で自分が殺されるのか
その恐怖に脅えることになる。



ある日ついにそれは実行された。
午前中メルフィーがゆっくり入浴している際に、
家政婦のアントニアにフランクとテッサが外出したと見せかけて
引き返したテッサが、浴室のガスのパイロットを吹き消して
そっと家を出るというものだった。


外出先から二人が戻ってくると、アントニアがテッサの事故を報告した。
しかし、いつもは午前中には来ない主治医のペレッティーが
午後に予定がありたまたま午前中に訪れたことで
メルフィーの浴室の事故の発見が早まり一命をとりとめていた。


テッサは一度しくじったもののこのままで終わるつもりはなく
次の手を打つつもりでいた。
メルフィーが寝たきりをいいことにペレッティーに
メルフィーが自殺する可能性を匂わせておいた。


メルフィーがフラフラの体で
証拠となるテープレコーダーをもう一度仕掛けようと
ベッドを抜け出し行動に移すが体がいうことをきかず
その途中でテラスで倒れてしまった。
テッサとペレッティーがメルフィーのもとへ駆けつけた時には
テッサのさっきの話が功を奏してペレッティーは
しばらくメルフィーを休ませた方がいいと
抵抗するメルフィーに注射をしてしまう。


事故以来メルフィーは、アントニアを自分だけの世話をさせるようにして
自分のそばから離れることを嫌がった。
フランクは自分たちがメルフィーを殺そうとしたことを彼女が気づいたのではないかと思った。


フランクはミラノにひとりで旅行にいった。
メルフィーはアントニアに暇をやり、テッサと二人きりになると
ペレッティーになぜ自分が自殺したがっていると信じ込ませたのかと聞いた。
テッサはこの時までメルフィーが何も気づいていないと思っていなかったが
思わぬ質問に息を飲んだ。


その頃ミラノにいたフランクは、一軒のバーで若い女と知り合い
金を払って一晩寝てしまう。
女は金で男と寝る女には見えず、彼女を通じて
自分にとってメルフィーとテッサどちらが必要なのか
その答えが導きだせた。


テッサの代わりはいくらでもいるが、メルフィーの代わりはいない。
帰ったらテッサに別れを告げて、メルフィーに何もかも打ち明けて
彼女とやり直そうと決心したフランクは家へ帰る。


家にはメルフィーとテッサの姿が見えた。
フランクに気づいたテッサが立ち上がって迎えに来ようとしたその時・・・・。






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最後に訪れた意外な結末。




高橋惠子がまだ関根恵子だった頃で
例の騒動からカムバックした時の作品です。



かなり前に一度見たことがあり、関根恵子と岸田今日子の対決がもう一度見てみたい。


最後に笑うのはどちらの女か・・・?






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