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2005/07/17
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「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』

category - 昭和のテレビドラマ
2005/ 07/ 17
                 
「キイハンター」というドラマがあることは知っていたけど今回初めて見ました。

見たときに「Gメン'75にソックリ!」と思ったんだが、それもそのはず。


キイハンター→アイフル大作戦→バーディー大作戦→Gメン'75と制作スタッフ陣もそのまま
引き継がれていたから似ているも同然ですね。


今回は6話でまだ白黒で放送されていた時のもの。


キーハンターのメンバーも元諜報部員・黒木鉄也(丹波哲郎)と津川啓子(野際陽子)、
カー狂・島竜彦(谷隼人)、記憶の天才・谷口ユミ(大川栄子)、元新聞記者の風間洋介(千葉真一)の五人。


(6話は島竜彦役の谷隼人の出演はなし)


千葉真一、野際陽子元夫妻が共演、「アイフル大作戦」や「バーディー大作戦」では
谷隼人、松岡きつこ夫妻が共演となっていますね。





■ 「キイハンター」
第6話  『影のメロディー』  
脚本: 小川英
音楽: 菊池俊輔
主題歌: 「キイハンター 非情のライセンス」 (作詞:佐藤純弥、作曲:菊池俊輔、唄:野際陽子)
監督: 島津昇一
出演: 丹波哲郎、野際陽子、大川栄子、千葉真一、楠侑子、上田忠好、田武謙三、生島耕、
フランツ・グルーバー、チャーリー・ギルモア、カール・ヘンリーほか
ナレーター: 芥川隆行
制作: 東映、TBS



「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』






キイハンターの黒木は、アメリカのスパイ・ハンスがプエルトリコ人の殺し屋キリーと来日すると知り
何か大きな事件が起こると直感し、彼と接触しているチャン(上田忠好)の動向を探っていた。




まもなく、ハンスがキリーとホテルにチェックイン、黒木の指示で風間がボーイに化けて盗聴器を仕掛ける。
語学が堪能な啓子の通訳で会話を盗み聞きすると、彼らは「シモーネが邪魔だ」と話している。


「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』



黒木はハンスらの行動を監視し、すぐさま「シモーネ」なる人物が宿泊している部屋を探そうとしたとき
偶然ホテルのフロントに訪れたフランス人との混血児・シモーネ・ハラダ(楠侑子)をみつけた。



彼女は「ムンガ秘宝展」で特別公開されている「ターナーの奇跡」を見るために来日したのだという。
さっそく、黒木がシモーネに付き添って部屋へ入るとクローゼットに仕掛けられた爆弾が爆発。
シモーネは古美術店、柳川美術でしばらく匿ってもらうことに。  


「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』


現在、日本とムンガは重要な協定を結ぼうとしていた。
日本が技術を提供する代わりにムンガからは石油を調達する。

ところが、ムンガ秘宝展で盗難事件が起こればムンガの対日感情は悪化し協定は破棄されてしまう。
黒木はムンガとの利権を失いかけていたある国が退勢を挽回するために
美術品を盗むのではないかと懸念していた。



黒木がシモーネを伴ってムンガ秘宝展に訪れると、シモーネはターナーの奇跡が偽物であると見破る。


「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』




ユミはムンガ秘宝展の警備員・野毛が行方不明になっていると報道されていたことを黒木に告げた。
おそらく野毛がターナーの奇跡のすり替えの手ほどきをしたのだろう。
警察では野毛と関係を結んでいた”あけみ”という女の行方を追っているらしい。



シモーネの話では、今日の午後三時にムンガの美術長官が日本に来るため
展覧会へ行けば長官はすぐに偽物と見破るため協定が破棄される可能性が高い。
そのため長官が行くまでになんとしても本物とすり替えなければならず
キイハンターに残されている時間はあと僅かとなった。


「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』



黒木はハンスとキリーの気をそらして、そのすきに啓子が彼らの部屋を捜索するが手がかりはなく
風間はユミと一緒にチャンのライブハウスに客として潜入するが正体を見破られてしまい身柄を拘束されてしまう。
そこへ、黒木たちも応戦に来て、黒木がチャンにターナーの奇跡の隠し場所を吐かせようとしたとき
キリーがチャンを殺してしまった。


ユミはライブハウスの事務所を捜索したとき、チャンが書類を見られるのを恐れていたことを思い出す。
ひとつひとつ見ていくうちに、黒木は柳川美術からの委託販売預かり証を発見。


「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』




シモーネを匿ってもらうときに店主が、ある中国人から二束三文の女神像を高額な価格で
委託販売するために預かっていると言っていた。



黒木はその中に、ターナーの奇跡が隠されているのだとひらめき急いで柳川に
女神像を警察に持っていくよう連絡するが、柳川は襲われターナーの奇跡は盗まれてしまう。



「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』




柳川美術に到着した黒木に、怖かったとシモーネが抱き着いてきた。
黒木は柳川に電話をかけて僅かの間にターナーの奇跡が盗まれてしまったことから
ハンスの手先が柳川美術の近くにいると考え、それがシモーネこと”あけみ”だと暴いた。



あけみは警備員の野毛を薬と色仕掛けで盗難の手引きをさせ用済みとなったところでチャンが始末し
ターナーの奇跡はチャンが女神像に隠して委託品として柳川美術に預ける。
安物の女神像にわざと高額な値をつけ、買い手がつかないようにした。



「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』




そして、あけみはシモーネという別人になり女神像に隠されたターナーの奇跡を
約束の場所へ運ぶのが任された仕事だった。

ハンスは風間が盗聴器を仕掛けたことに気がつき、それを逆に利用してシモーネを狙っているふりをして
シモーネのクローゼットに爆弾を設置して黒木の命を狙ったが失敗。


「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』



しかし、あと一歩のところでキイハンターはターナーの奇跡を取り戻すことが出来ず、
いつの間にか黒木の背後にはピストルを手にしたキリーが迫っていた。


シモーネことあけみは薬漬けにされてハンスたちに利用されてきたが
人生を狂わした彼らを憎んでもおり、黒木にターナーの奇跡が偽物だと明かしてしまった。
あけみのあの一言がなければ、黒木も偽物だとは気がつかないくらい精巧につくられていたのだ。



「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』


黒木が「ターナーの奇跡はどこにある?」と追及したときキリーが銃であけみを撃ち、
ついに隠し場所を言わないまま倒れてしまう。
キリーが黒木も殺そうとすると、啓子と風間が部屋に入り乱闘が始まった。


あけみは最後の力を振り絞ってキリーが落とした銃をとるとキリーに向けて発射し
キリーはそのまま窓から転落死。
そして、あけみは黒木たちに隠し場所を指さしてこと切れた。



「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』




午後三時になり、ムンガから美術長官が到着しムンガ秘宝展へと向かう。
キイハンターは取り返した本物を持って美術館に入ると白煙を巻いて
そのすきに偽物と本物をすり替えた。



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日本とムンガの国際協定の破棄を狙う某国の陰謀を阻止しようという
キイハンターの活躍を描いた回。


メンバーの津川啓子は外国語にも堪能で、毎回のように外国人が出演し
国際色豊かな内容となっている。


「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』

オープニングのキャスト紹介では国際警察の特別室長として仲谷昇の姿も映る。
おそらく出演している回はそう多くはないんでしょうが。



さて、今回は「ムンガ秘宝展」から目玉作品の「ターナーの奇跡」が盗まれたことから幕を開ける。



その「ムンガ秘宝展」だが、看板には主催が毎朝新聞と文部省で
会期が昭和43年5月5日~15日と書かれている。


10日間だけの展覧会ということで、美術館でやるにしては短くまるで百貨店の催事の期間みたい。
それだけ「ターナーの奇跡」が秘宝ってことで、長くは日本に貸し出してはもらえないということか。


「キイハンター」  第6話 『影のメロディー』


「ターナーの奇跡」は双頭のスフィンクス像。


アメリカのスパイ、ハゲタカのハンス、殺し屋のキリーが暗躍し
中国系のチャン、新宿の底辺で暮らしていた混血児のあけみらが実行する。


見事ムンガの秘宝「ターナーの奇跡」を盗み出して日本の信用を失墜させ
そのスキにムンガとの関係が退勢していた某国がムンガに取り入るというもの。


このシモーネことあけみを演じた楠侑子が独特の存在感を放っている。
混血児というにはチト無理があるが雰囲気があってなかなか良かった。



************ キイハンター 記事一覧 ************

■ 第6話 「影のメロディー」

■ 第156話 「世界殺人結社 ただ今到着」

■ 第157話 「キイハンター皆殺し作戦」





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