2007/04/24
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「女弁護士朝吹里矢子・レイプされた恋人」 (1982年)  夏樹静子 『親告罪の謎』

category - 土曜ワイド劇場
2007/ 04/ 24
                 
かなり以前に見たことがあり、ドラマの内容もある程度覚えていて
その記憶が正しいかどうか気になっていたドラマのひとつ。



十朱幸代の女弁護士朝吹里矢子シリーズの第6弾!


ただ、その後再放送されず、せめて原作さえわかればと思っていたところ
灯台下暗しで書棚に夏樹静子の「星の証言」という本を発見。
パラパラみたところ「親告罪の謎」という話があり
レイプー親告罪でコレだ!とひらめいて早速読み返してみました。





●「女弁護士朝吹里矢子・レイプされた恋人」  1982年4月24日
原作: 夏樹静子  『親告罪の謎』    星の証言 弁護士朝吹里矢子 収録
脚本: 服部佳
音楽: 大野雄二
監督: 長谷和夫
制作: 東映
出演: 十朱幸代、鶴田浩二、藤真利子、高岡健二、
下川辰平、大山のぶ代、丹阿弥谷津子、蟇目良ほか




女弁護士朝吹里矢子・レイプされた恋人

暴行未遂事件の弁護を担当している里矢子(十朱幸代)が暴漢に襲われた。
撃退はしたもののこの事件は里矢子にとって大きな衝撃だった。

そんな折、藪原(鶴田浩二)からある暴行事件の調査を依頼された。
被害者の彰枝(藤真利子)に面会する。
だが、彰枝を襲ったのは、彼女に結婚を迫っていた男であり
意外に明るい彼女の様子に、里矢子はわずかな不審を持つ。

やがて、殺人事件へと発展していく。













石津修吉夫妻が藪原弁護士事務所を訪れた。
依頼の内容は、夫婦の養女彰枝のことで
彼女が荻窪の自宅近くにある公園で暴行を受けたということだった。

彰枝は医療機械を製造する会社に勤める20歳で
その日は帰宅が遅めの9時頃になり公園の中を通ったところ
レイプされたということだった。


彰枝は大変ショックを受けていて近くのタバコ屋の主人に連れられて帰宅した。
この公園では他にも婦女暴行事件が発生していた。



彰枝を襲った相手は同じ会社に勤める江守和也という若い男だった。
だが、その後小坂という男がいくつかの暴行事件の犯人として逮捕され
彰枝をこの日襲ったことも認めた。
江守、小坂の共犯説も考えられたが、小坂は単独犯を主張していて
ふたりの間に接点は何もない。

考えられるのは、江守と彰枝が嘘の証言をしているということだ。


実は、江守には同期でライバルの高橋の転落死の現場にいて
最終的には高橋の過失で決着がついたが
江守が突き落としたのではないかという疑いがもたれたことがあった。
人事課長の二野宮が事件があった時刻二人を目撃していて
江守が突き落としたところは見なかったという証言が決め手となっていた。


実際、江守は高橋を突き落としたりはしなかったのだが
素行の悪い二野宮は証言を覆せるようなそぶりをみせて
江守を強請っていた。


江守と彰枝はひそかに愛し合っていた。
彰枝は自作自演の暴行事件を作り上げようとしたところ
運悪く暴行事件を重ねていた小坂が通りかかり
彰枝は本当に暴行を受けてしまったのである。


そこで、荻窪で彰枝を暴行したとアリバイを作り
遠く離れた横浜にいた二野宮を殺害したのだった。


このカラクリに気が付いた里矢子が、
深夜青山にある江守の自宅へ行き
自首を勧め里矢子の車で江守を警察へ送ってやろうとしたところ
江守は態度を豹変させ里矢子を殺そうとした。


そこへ、藪原が駆けつけて事件は解決した。




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私がドラマで記憶にあるのは、被害者役の藤真利子が
要領を得ない態度を里矢子にみせていたことと
夜の公園で自分で服を引き破り暴行されたかのように
演出していた場面だった。
狂言・・・!と、思った印象が残っています。



もう記憶がかなりあやふやで覚えてないが
原作では被害者は本当に暴行されてしまうが
ドラマでは自作自演のまま終わったのかな。




原作にはなかった、里矢子が襲われそうになったという部分。
実際に里矢子自身が女として恐怖を味わったことで
被害者が見せた矛盾にいち早く気が付いた。
こういう演出も冴えているなと感じました。




************ 関連記事 ************


1. 「女弁護士朝吹里矢子・黒白の暗示」

◆ 「女弁護士朝吹里矢子・黒白の暗示」 (原作)

2. 「天使の証言・女弁護士朝吹里矢子」

3. 「囁く手首の謎・女弁護士朝吹里矢子」

4. 「三重逆転!完全犯罪・女弁護士朝吹里矢子」

5. 「華やかな狙撃者・女弁護士朝吹里矢子」

6. 「女弁護士朝吹里矢子・レイプされた恋人」

◆ 「女弁護士朝吹里矢子・レイプされた恋人」 (原作)

7. 「女弁護士朝吹里矢子・モーテルの女が消えた!」

8. 「女弁護士朝吹里矢子・夫の愛人を二度殺した人妻」

9. 「女弁護士朝吹里矢子・相続欠格の秘密」

10. 「女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!」

11. 「女弁護士朝吹里矢子・小さな目撃者」

12. 「女弁護士朝吹里矢子・相続放棄の謎」

13. 「女弁護士朝吹里矢子・選ばれた”衝動殺人”」






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