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2007/07/07
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「松本清張の証言」 (1984年)

category - 土曜ワイド劇場
2007/ 07/ 07
                 
愛人の発覚を恐れた会社員が保身から偽証した。
それにより殺人事件の容疑者となった保険外交員はアリバイが証明できず窮地に陥る。
やがて偽証した会社員は、容疑者の妻から痛烈なしっぺ返しを食らうことになった。


●「松本清張の証言・私の愛人ー29歳、
独身OL、関係5年・・・・」  1984年7月7日
原作: 松本清張  『証言』  松本清張映画化作品集(1) 証言 双葉文庫 収録
脚本: 柴英三郎
音楽: 菅野光亮
監督: 野村孝
制作: 大映テレビ
出演: 市毛良枝、柳生博、熊谷真実、高岡健二、
富士真奈美、岸部一徳、橋本功、早川純一ほか



大東物産に勤める石野貞一郎(柳生博)は、総務課長に昇進し
順調にエリートコースを歩んでいる。
家のことは妻の勝子(冨士真奈美)任せっぱなしで
勝子は古い家を取り壊して新築する計画に没頭していた。



貞一郎が異動した総務部にはOL梅谷千恵子(市毛良枝)がいて
二人は五年前から不倫関係にあった。



松本清張の証言



ある夜、貞一郎は登戸の千恵子の家を出たところで
顔見知りの保険外交員・杉山孝三(高岡健二)に会ってしまう。




その夜、方角違いの向山で殺人事件があり、
保険の勧誘に訪れ言い争いをした杉山が容疑者として逮捕された。



杉山は貞一郎と会ったとアリバイを主張するのだが、
貞一郎は千恵子との関係がバレるのを恐れて
保身から会っていないと嘘の証言をしてしまい
杉山は窮地に立たされてしまう。


松本清張の証言



杉山の無実を信じる妻・リエ(熊谷真実)は、
夫が貞一郎と会ったという登戸へ行き
杉山の写真と貞一郎の似顔絵を持って目撃者探しに奔走する。


貞一郎も偽証したことで両親の呵責にさいなまれ
それを知り同じ思いに悩まされていた千恵子との関係も
ギクシャクしはじめてきた。



そんな中、千恵子に思いを寄せてプロポーズしていた
取引先の印刷会社に勤める神尾清吉(岸部一徳)が
電話帳から千恵子の自宅に電話をしてきた。


松本清張の証言


貞一郎は神尾が千恵子の自宅を突き止めたことから
二人の関係が明るみになることを恐れて当分会わないというが
それを聞いた千恵子は下北沢へ引っ越し会社も辞めた。



その頃、登戸へ目撃者探しに日参していたリエは
千恵子のアパートへ行こうとする神尾に似顔絵を見せる。
ここでリエと神尾は貞一郎と千恵子が不倫関係にあり
千恵子の家へ行っていたことを隠すために偽証していたことがわかった。


松本清張の証言


貞一郎は下北沢の部屋に通うようになるが
会社も辞め越してきたばかりの部屋で
貞一郎が来るのを待つばかりの千恵子と、
偽証したことで罪の意識にさいなまれていた貞一郎の間には
だんだんにひずみが生じてくる。



千恵子が貞一郎と不倫関係にあるとわかってからも
神尾は千恵子が諦められず執拗に彼女の居場所をおっていた。
そして、ついに下北沢へ越したことがわかった。

松本清張の証言

リエはこれまで調べたことをもとにもう一度貞一郎に
杉山のアリバイを証明しようと勤務時間中に公園に呼び出すが
貞一郎は登戸へは行っていないとウソをつきとおす。


松本清張の証言



その頃、神尾は千恵子のアパートへ行き
成り行きから千恵子を殺してしまった。


千恵子が殺されたことを知ったリエは貞一郎が犯人だと
警察へ密告電話をかけ、貞一郎に容疑がかかる。


千恵子が殺されたころ、貞一郎は公園でリエと会っていて
彼女しかアリバイを証明する人物がいない。


だが、貞一郎に激しい憎悪を抱くリエは
貞一郎とは会っていないと偽証し
痛烈なしっぺ返しを食らってしまう。











※※※ 松本清張作品記事一覧 ※※※


■ 「ガラスの城」

■ 「声・ダイヤルは死の囁き」

■ 「顔・死の断崖」

■ 「犯罪広告」

■ 「聞かなかった場所」

■ 「種族同盟・湖上の偽装殺人」

■ 「紐・恐怖の大回転遊覧車」

■ 「帝銀事件・大量殺人!獄中三十二年の死刑囚」

■ 「地の骨・犯罪大学・入試問題を拾った女」

■ 「駆ける男」

■ 「白い闇・十和田湖偽装心中」

■ 「小さな旅館」

■ 「死んだ馬・殺人設計図」

■ 「山峡の章・みちのく偽装心中」

■ 「地方紙を買う女・昇仙峡囮心中」

■ 「書道教授・消えた死体」

■ 「風の息・事故か!謀略か!もく星号三原山墜落の謎」

■ 「事故・国道20号線殺人トリック」

■ 「駅路・謎の伊勢路殺人旅行」

■ 「危険な斜面・白骨になった女」

■ 「殺人行おくのほそ道」

■ 「寒流・銀行を手玉にとった女」

■ 「溺れ谷・蜂は一度刺して死ぬ!」

■ 「連環・偽装心中をあばく女」

■ 「熱い空気・家政婦は見た!夫婦の秘密」

■ 「断線・新妻を棄て、愛人を殺し年上の女と心中した男」

■ 「葦の浮舟・奥飛騨―東尋坊密会の旅」

■ 「証言」

■ 「高台の家・美しい未亡人の妖しいサロン」

■ 「黒い樹海・京都密会の旅殺人事件」

■ 「黒い空」

■ 「数の風景」

■ 「一年半待て」

■ 「霧の旗・獄死した兄は真犯人じゃない! 女の肉体を賭けた復讐の旅立ち」

■ 「鉢植えを買う女」

■ 「状況曲線・巨大談合組織の黒い殺人!男と女が欲望の罠にはまる…」

■ 「黒い樹海・姉の金沢不倫旅行が連続殺人を呼ぶ!」




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