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2007/10/16
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行」 (1982年)  混浴露天風呂シリーズ第1作 

category - 土曜ワイド劇場
2007/ 10/ 16
                 
古谷一行と木の実ナナの刑事コンビとしては3作目、
混浴露天風呂シリーズとしては1作目となっている。


前身の「ピンクハンター」シリーズは未見なのだが、
混浴露天風呂シリーズも1作目で制作会社も同じであることから、
なんとなくドラマ序盤の雰囲気は「ピンクハンター」を踏襲しているような気がします。



左近警部の雰囲気もまだ”右手にピストル、左手に美女を”という粋な雰囲気があり、
温泉ヌードギャルに鼻の下を伸ばしている感じはまだない。




●「露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行
”私を鬼女にしたのは誰”」  1982年10月16日
脚本: 石川孝人
音楽: 井上大輔
監督: 小野田嘉幹
制作: テレパック
出演: 古谷一行、木の実ナナ、吉行和子、金田竜之介、
常田富士男、穂積隆信、風祭ゆき、木村元ほか



警視庁原宿分室の山口かおり警部補(木の実ナナ)は事件を解決し、
大平警視(金田龍之介)から功績を評価されて五日間の有給休暇を与えられた。





露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行


かおりはそれを利用して奥伊豆の温泉へ出かけることにした。
行きつけのスナックのウェイトレスで大学生の宗形明子(松村和美)から、
明子の母・八重子(吉行和子)が白雲楼という旅館を経営してると聞いたからだ。



明子も恋人の立川真一(織田あきら)と一緒に旅館へ行くという。
かおりの同僚で恋人の左近太郎警部(古谷一行)も、
大平警視に母が危篤だと嘘をつき休暇をもらいかおりに同行することにした。


露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行



白雲楼に到着すると、八重子が明子を出迎えたが、
過剰な愛情表現を示し、かおりたちは不自然なものを感じた。
明子の父・辰造(須永慶)は十五年前に蒸発したままで、以後は母一人子一人だった。
現在は、八重子の他に古くからいる使用人の寅吉(木村元)らがいる。



明子は真一を八重子に紹介し、八重子は複雑な表情をみせながらも
二人の交際には反対しなかった。
明子は学校を卒業したら真一と一緒になるつもりだったので、
八重子から承諾が得られたことを喜んだ。




白雲楼には旅館組合の本石理事長(奥野匡)、不動産屋の南条(石橋雅史)、
ダンサーの朱美(風祭ゆき)らがいた。
本宮は八重子を、南条は旅館を手に入れることが目当てで、
腹に一物ある同志二人の仲は険悪だった。



夕食後、婚前旅行としゃれこんだ太郎とかおりが露天風呂巡りをしていると、
明子が一人で湯につかっていた。
そこへ、真一がやってきて明子に抱きつきキスをしてくるが、
彼女はそれを全力で拒んで、真一を寄せ付けないところを目撃してしまった。


その後、明子が八重子と二人でいるところへ、朱美が自分が連れてきた
蛇が行方不明になったと探しに入ってきた。



露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行


明子は朱美との会話で、朱美の母の田辺夕子がこの旅館で働いていたが、
十五年前から行方がわからなくなったことを知った。
八重子はこれまでたくさん人を雇ってきたので覚えておらず手掛かりはないままだった。



夫婦と称して宿に宿泊したかおりは太郎と一緒の部屋で寝ていたが、
蛇が逃げた騒ぎもあり、夜中に目が覚めたところで二人は温泉へ入ることにした。
二人は露天風呂で朱美の死体を発見する。




露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行



殺人事件の第一発見者となった太郎とかおりは、二人の身分を知らない
駐在所の八木下忠兵衛(穂積隆信)巡査から、重要参考人として扱われていた。
かおりは自分たちが刑事であることを明かし、八木下は原宿分室に確認の電話を入れるが、
突然の崖崩れ発生により、外部との音信が途絶えてしまった。




大平警視のそばにいた鉢山刑事(常田富士男)は、二人を助けるべく奥伊豆に飛ぶことになる。



一方、白雲楼では八木下がしつこく太郎とかおりを疑っていた。
そこへ手伝いが入ってきて、昨夜朱美が真一と一緒にいたところを見たと証言した。
そういえば、真一の姿も消えたままだった。
八木下は真一が朱美を殺して逃亡したのではないかと考えるが、
その真一が露天風呂で殺されているのを太郎とかおりが発見。



露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行





がけ崩れで足元が悪い中、なんとか鉢山が白雲楼に到着し、
太郎とかおりが原宿分室の刑事であることを証言した。
鉢山はここに来る最中に、本石の死体を発見していた。
太郎とかおりは休暇を返上して、明日から合同捜査に加わることになった。



翌日、現場を捜索した太郎たちは、八木下から本石は
すごい腕力の持ち主から絞殺されたらしいという報告を受けた。


露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行




一方、明子は自分が露天風呂で真一を拒否したことで、
事件が発生したと思い真一に抱かれればよかったと悔やんでいた。
娘たちの交際を許した八重子だったが、真一が明子の前から姿を消してから
どことなく明るい表情をみせるようになっていた。
だが、明子が十五年前に行方不明になった父のことを尋ねると、
八重子の態度はとたんに険しくなった。



露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行



旅館に帰ってきた明子をかおりはなぐさめ、オルガンで「赤い靴」を弾いてやった。
それを聞いた明子は朱美が殺された夜、
彼女が「赤い靴」を弾いていたのをかおりだと勘違いしていた。


かおりは朱美の母が「赤い靴」が好きでよく弾いていたと説明すると、
明子は朱美の母親のことを思い出した。
確かに朱美の言う通り、彼女の母・夕子はこの旅館の手伝いをしていたのだ。
だとすると、八重子が夕子のことを覚えていないと言っていたのはおかしい。

露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行




かおりはそのことを太郎と鉢山に伝え、今回の事件と何らかの繋がりがあるのではないかと話した。




かおりたちは八木下から、夕子と辰造が不倫の恋に落ち、
十五年前に駆け落ちをしたと聞かされる。
だから、八重子は明子にも辰造のことを話したがらなかったのだ。




露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行


そして、太郎の捜査で、駆け落ちが偽装だったことが判明した。
辰造たちが駆け落ちしたと考えられたのはひとりの老婆の証言からだった。





十五年前のある夜、洋服から辰造らしき男と背格好から夕子らしく女の後姿を
老婆が目撃したということだったが、それは遠目であり二人はすでに殺害されていた。
夕子には背格好が似ている八重子が、
辰造には寅吉がそれぞれなりすましたのだろう。




太郎はさっそくその推理をかおりに報告し、かおりは二つの死体をみつけるべく、
周辺の捜索にあたる。
その時、蛇が穴に入るのを見つけた、そこには人間の髪の毛が落ちていた。
かおりはこの岩の中に死体が埋められていると直感し、
そばをうろついていた寅吉に岩を壊すよう指示するが、
寅吉は斧を持つとかおりめがけて襲ってきた。







そこへ鉢山と八木下が通りかかり、寅吉はそのまま逃げ去った。
その後、岩を壊してみるとかおりの推理通り、辰造と夕子の死体が埋められていた。


露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行



太郎たちが白雲楼へ戻ると、八重子が自供をはじめた。


十五年前、八重子は辰造と夕子の不倫現場を目撃し二人を殺害した。
八重子は寅吉と二人になりすまして、駆け落ちしたように偽装をする。


そして、今回夕子の娘・朱美が来たことで母の行方を探りに来たのではないかと懸念していた。
八重子は明子に肉体関係を拒まれて悶々としていた真一が、
露天風呂で朱美と愛し合っている現場を偶然目撃してしまった。


八重子の脳裏には十五年前の、夫の不貞の様子がフラッシュバックした。
気がついた時には真一と朱美をカミソリでメッタ刺しにして殺してしまった。


露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行


今回も寅吉が死体の処理に協力するが、
八重子が朱美の死体のそばで血まみれで呆然としているところを
本石にみられてしまった。


もともと八重子に執心だった本石は、警察に届け出ない代わりに
八重子の肉体を要求してきた。
その要求に八重子が応じようとしたとき、長年彼女を密かに愛していた
寅吉が鬼の形相でやって来た。
逃げる本石を寅吉は殴りつけると、首を絞めて殺した。



夫に裏切られてから、明子だけを愛しそれ以外には心を閉ざしていた八重子は、
寅吉が自分を愛し続けていたことに気づくことが出来なかった。


露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行



八重子と寅吉は警察へ向かうパトカーから逃げ出すと、
そのまま崖から海めがけて身を投げた。



東京に戻った太郎たちのもとに、北海道にいる明子から絵ハガキが届いた。
明子は今度の事件にショックを受けながらも、元気に生活しているようだった。


露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行




どうやら、次の太郎とかおりの行き先は北海道になりそうだ。






今回よりタイトルにまでも温泉とわかるものにと方向性が変わった。


温泉好きの木の実ナナは撮影前から楽しみにしていたが、
始まってみると八時間つかりっぱなしのロケで
さすがにふやけちゃったとげんなりしていたそうだ。


温泉が舞台とあって、毎回ヌードギャルが登場し、
乳房をデン!と露出するのがお約束だが、
今回も温泉ギャルだけでなく、風祭ゆきもヌードを披露。



当時、スターがヌードになることが流行っていたらしいが、
木の実ナナは”脱いだようにみせかけて、脱がない”という主義らしく、
岩風呂で全裸の股間を古谷一行が隠してはいたが、木の実は肩口あたりまででしたね。



脚線美自慢の女警部補なので、スラリとした脚は披露。



それよりなにより、なかなか放送されないピンクハンター2作品を見てみたい。




※※※ 混浴露天風呂シリーズ ※※※


1. 「露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行」

2. 「混浴岩風呂連続殺人・にせ夫婦東北ツアー」

3. 「北海道十勝岳連続殺人・未亡人開放ツアー」

4. 「女子大生秘湯ツアー連続殺人・上州路に消えたヌードギャル」

5. 「混浴露天風呂連続殺人・湯煙に消えた女三人旅、田沢湖から乳頭温泉へ」

6. 「混浴露天風呂連続殺人・鬼嫁VS姑プラス小姑・屋久島-霧島-えびの高原ツアー」

7. 「混浴露天風呂連続殺人・OLいいたい放題ツアーと謎の美女」

8. 「混浴露天風呂連続殺人・那須の殺生石に消えたヌードギャル」

9. 「混浴露天風呂連続殺人・宇奈月温泉〜黒部峡谷〜大牧温泉」

10.「混浴露天風呂連続殺人・阿寒湖〜摩周湖〜知床 ラジオで無差別予告殺人」

11.「混浴露天風呂連続殺人・豪華別荘のアリバイ崩し」






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