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2008/01/24
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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京都殺人案内シリーズ第4作 「亡き妻に捧げる犯人」 (1981年)

category - 土曜ワイド劇場
2008/ 01/ 24
                 
藤田まことの京都殺人案内シリーズ第4弾!


●「京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人」  1981年1月24日
原作: 和久峻三  『盗まれた一族〜京都殺人案内シリーズ〜』  
脚本: 保利吉紀
音楽: クロード・チアリ
監督: 田中徳三
制作: 松竹
出演: 藤田まこと、三国連太郎、入川保則、遠藤太津朗、
小林かおり、藤宏子、山本紀彦、鮎川いずみほか


昭和40年12月14日、京都府警の音川音次郎(藤田まこと)は
妻・ふみ(山口朱美)から朝出がけに傘を持っていくように言われたが忘れてしまい
帰宅時に駅から雨が降ってきたから傘を持ってきてくれるように頼んだ。
その途中、傘を届けようとしたふみはトラックにひき逃げされて死んだ--。



あれから十五年の歳月が流れたが、犯人は捕まらないまま来月には時効を迎えようとしていた。
府警では諦めモードだったが、音川は最後まで諦めてはいなかった。


京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人

そんな中、殺人事件が発生した。


被害者は柳田和香子(森愛)という二十三歳の女性で
車海老が入っているはずの段ボールの中から
冷凍死体となって発見されたのだ。


死因は鈍器による頭がい骨骨折で、死後一時間で冷凍にされ
いつ殺されたのか死亡日時が不明なままだった。


発見現場はかずい水産冷凍株式会社の冷凍庫の中で
和香子は半月前にかずい水産を退社していた。
三日前に会社を辞めたカメラ好きの水島淳(山本紀彦)と
親しかったという事がわかった。



音川が商品管理課長の桑田良助(入川保則)らに聞き込みをしていると
社長の数井浩三(三国連太郎)がやってきて
音川の名前を聞き心当たりのある素振りを見せた。

京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人


秋山課長(遠藤太津朗)は数井は名士で、警察関係者も世話になっていて
警察への協力を惜しまない人物だと太鼓判を押す。


和香子のアパートを調べてみると、水島が撮ったと思われる和香子の写真が出て来た。
引き出しの中からは、「日本の古銭」という書籍が出てきて元文小判のページに栞が挟まれていた。
若い女性と古銭に音川は違和感を感じた。


音川は和香子の胃の中から紅葉の葉っぱが何枚か見つかったことから
馴染みの喫茶店のママ菊子(鮎川いずみ)に紅葉料理の店を聞き
小杉(高品正広)を連れて心当たりの店へ聞き込みに行った。

京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人



その結果、三日前に和香子がカメラを持った若い男と店を訪れたことが分かった。


音川はその男が水島だろうと考え、さっそく取り調べを行った。
水島は三日前に和香子と料理屋へ行ったことを認めその後別れたという。
しかし、元文小判のことを聞くと、水島の表情が変わり
その反応から和香子の死に元文小判が深くかかわっていると確信した。



数井から音川に会いたいと秘書の片桐葉子(藤宏子)を通じて呼び出し電話がかかってきた。
行ってみると数井は、店のママに音川をフルネームで紹介したことに疑問を持った。
数井は会社の冷凍庫を使った手の込んだ手口から同業者の仕業ではないかと意見した。


元文小判が気になった音川は小杉を連れて
取り扱いをしていそうな店へ聞き込みへ行った。
不発に終わるが出てきたら知らせてくれといい店を後にした。


ふみのひき逃げ事件の時効まであと二週間となってしまった。
音川は現場の電柱に目撃者捜しの張り紙をしていると
一人娘の洋子(小林かおり)が来た。
和香子の事件に時間を割かれている音川だが時効まで犯人逮捕の
可能性を信じて動いていたのだ。


水島が京都を出て、故郷の尾道へ向かったことが分かった。
実家には漁師をしている父親と、姉の清美(志乃原良子)がいる。



京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人


水島はこのあと尾道で誰かから金を受け取り
それをもとにカメラを持って世界一周をするのだと清美に話した。
しかし、その水島が鈍器で殴られ死体となって発見される。



京都では元文小判を拾った子供が警察に届けに来た。
発見現場の土砂を調べたところ、数井が所有している西京極のマンションの
建設現場の土であることが判明した。



数井は音川に同業者の仕業といったが、元文小判が原因だと確信する。


音川は数井の自宅へ行き、水島が殺害された日のアリバイを確かめた。



京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人



犯行日の一日は夜、京都のホテルに泊まっていて、
翌朝八時にはホテルで朝食をとっていることが確認できた。
水島は一日の深夜頃に殺されていて、時刻表を調べても
翌日の朝八時に京都のホテルに着くことは不可能だった。



京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人


音川は数井の会社の社員から、西京極のマンションは資金のめどがつかなくなったのか
一時工事がストップしていたが、その後再開されていたことを聞いた。
音川は元文小判についてそれとなく聞き出そうとしたところ
和香子が会社を辞めるちょと前に数井に言われて
建設現場に数井の万年筆を探しに行ったことを話した。


和香子は建設現場に数井が落としたとみられる万年筆を探しているとき
元文小判を発見して数井に報告したのではないだろうか。



その頃元文小判の事で聞き込みに行った店主が動いた。
そして、芳春堂という店へ数井が出入りしている事実をつかみ
音川は芳春堂の店主(北見唯一)の取り調べを行う。
数井は芳春堂に元文小判489枚を持ち込み五千万円を得ていた。



和香子は建設現場から元文小判を拾い、その分け前を巡り
数井と衝突したのではないだろうか。
和香子と仲が良かった水島もこのことは知っていたのだろう。




秋山課長は、数井が現在の会社を興す前の十年以前の
経歴が不明であることを音川に話した。


京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人


さっそく、音川は数井に芳春堂から聞いた元文小判の件を尋ねると
数井はあっさりとそれを認めた。
和香子には謝礼として百万円渡したというが、和香子は元文小判について調べ
百万円では少なすぎるとさらに金を要求したのだろう。
それでしょっぴくことも出来るが、音川はそれを見送った。




水島が殺された日の数井のアリバイは成立したかに見えたが、
その後車でなら移動が可能だとわかる。
だが、数井は車の免許を持っていなくて移動はいつも運転手付きの車だった。


音川は数井の運転手に当日遠くへ行かなかったを尋ねるが
その日は車の点検で、数井はタクシーを使っていたと証言した。
そこへ出かけようとした数井がやってきた。


するとどこかの運送会社のトラックの運転手が数井に
中村さんと話しかけてきた。
男は佐藤と名乗り、数井を中村米吉だと思っているらしいが
数井は人違いだと佐藤を追い払った。
その時の数井の反応に音川は不審なものを感じる。




数井は十年以前の経歴が不明だ。
もし、数井浩三が中村米吉であったなら?
音川は中村米吉が車の免許を取得していて、その後大型も取得していたことを調べ上げた。
だが、更新はしておらず失効になったままであることを知った。
数井と中村が同一人物ならば、免許はなくても車の運転は出来るはずだ。




小杉の捜査で数井と中村が同一人物であることが確認できた。
さらに数井はトラックで舟山街道を往復する仕事をしていて
その時期がふみのひき逃げ事故の時期と一致し
その翌月からその仕事を辞めていたことがわかった。

京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人

迷宮入り目前のふみの事件も一気に解決しそうな気配になってきた。


音川は尾道へ飛んだ。


そこで数井がタクシーで尾道から岡山へ向かい
岡山から新幹線で京都に向かえば翌朝のホテルで目撃された
時刻までに到着できることが判明した。
数井らしい男を乗せたタクシーも見つかった。


音川は証拠を掴むために、清美に水島の遺品から手帳が見つかり
そこに今回のことが詳細に記されていて手帳を二千万円で買ってほしいと
数井に脅迫の手紙を書かせて尾道大橋まで呼び出させた。

京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人


指定された日はふみのひき逃げ事故の時効が成立する日だ。



手紙を読んだ数井はトラックで尾道大橋まで来ると
待っていた清美を強引にトラックに連れ込んだ。
パトカーとトラックの激しい追跡劇が始まった。



音川たちは逃げる数井のトラックをどん詰まりまで追い込み
数井がブレーキを踏むといつの間にかパトカーから降りていた
音川がトラックの前に姿を見せそれを見た数井は衝撃を受けた。

京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人


数井は署で和香子と水島殺しを認めた。
九州の小さな漁村で漁師をしていた数井は村が石油コンビナートになるため
わずかな金で故郷を追い出されトラック一台で苦労の末今の地位を築き上げた。


数井は和香子たちが金のありがたみをわからず
たたき上げの数井に不当な額を要求してきたことで
かッとなり二人を殺害した。

京都殺人案内・亡き妻に捧げる犯人

音川はいよいよ数井に中村米吉であると突き付け
ふみ殺しも白状させた。


数井は床に土下座して音川に涙ながらに謝った。



音川の執念が実りふみを殺した犯人をすることが出来た。


音川が菊子の店に顔を出すと、秋山課長から知らせを受けた
菊子がおめでとうと声をかけてきた。


まだ何も知らない洋子に事件解決の一報を届けるため
音川は雪が降る中自宅へと歩いて行った。














終盤の三國連太郎が乗ったトラックを追うパトカーの追跡劇。
結構激しくてビックリしました。


そして、最後犯人が逮捕されてからの取調室でのシーン。


藤田まことと三國連太郎の激しい演技のぶつかり合いも良かった。





************ 京都殺人案内シリーズ 記事一覧 ************


1. 「花の棺」

2. 「呪われた婚約」

3. 「嫁ぎ先の謎」

4. 「亡き妻に捧げる犯人」

5. 「母恋桜が散った」

6. 「男女の水死体はどこから来たか」

7. 「麻薬にけがされた修学旅行女子高生」

8. 「刑事の娘を襲った悪徳サラ金」

9. 「歌謡界のウラを暴け!」

10.「からたちの花は死んだよ」

11. 「美人社長誘拐さる!」

12. 「撮影所の女をさぐれ!」

13. 「現代忠臣蔵事件」





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コメント

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コメントありがとうございます。
こんにちは。


>「亡き妻に捧げる犯人」の エンディングは音やんが菊ちゃんの店を出る時、「いやー、雪が降っとるわ。」でしたが、
数井浩三こと中村米吉が逮捕された翌日昭和55年12月14日から15日にかけて京都市内は本当に雪が降っていました。



そうなんですか!
それはすごい情報ですね。
私はそこまで深く調べなかったので”調べてみよう!”という発想をお持ちになったこと自体に驚いています。
貴重な情報をありがとうございました!!



音やんのラストのセリフ、力が抜けているけどいい味を出していて印象深いですね。



>「音川、完全犯罪に挑む!」は最初、衣笠の若い従業員がガンダーラと内通していると思いました。


私も結構サスペンス&推理モノを見ているおかげでかなり深読みしながら見ることも多いです。

「実は○○は善人に見せかけてウラでは裏切っているんじゃないか…。」とか
どんでん返し的なものを期待して見ることが多々ありますね。


予想に反して素直に終わると見終わったときに「ものすごい複雑に考えて深読みしてたな。」と拍子抜けしたりして。
まぁ、こういう裏切りも楽しんで見ていますが。


No title
こんばんわ。
「音川、完全犯罪に挑む!」は最初、衣笠の若い従業員がガンダーラと内通していると思いました。
しかし実際は失意のおかみさんを仕事,精神両面で必死に支え続けました。

このシリーズのエンディングは音やんが事件を解決した後、署を出て市内の名所を歩く場面と親子水入らずで飲みに行く場面が多かったと思います。

事件が解決しても、逮捕した相手が旧友だったり、不幸な境遇だったりした時のやるせなさ,やりきれなさを夜霧のシルエットがをより一層漂わせていただけに、本当に残念でした。

「亡き妻に捧げる犯人」の エンディングは音やんが菊ちゃんの店を出る時、「いやー、雪が降っとるわ。」でしたが、
数井浩三こと中村米吉が逮捕された翌日昭和55年12月14日から15日にかけて京都市内は本当に雪が降っていました。
かっちゃんさんへ
こんにちは。

私も好きな俳優さんが犯人だったり、犯人に同情せざるを得ない状況の時は「このまま捕まらないでくれ!」と思うことがよくあります。


「音川、完全犯罪に挑む!」は主犯の大出俊さんが口を割らないとみて共犯で従業員の松本竜介から責めていって自供させたんですよね。
出演者はわりに豪華な回でした。


犯人は本妻との間に出来た子供でないことから、二年後に生まれた本妻の子供が財産を相続。
そういう経緯に同情すべき点はあるものの借金をしていたとはいえ饅頭屋を殺して濡れ衣を着せるというアクドイやつ。
それでいながら饅頭屋の女房に刺されてしまうという脇の甘さみたいのもありました。


さらっと見ただけで終わった回でしたが、まだ80年代ということであの世界観が失われてなかったのは良かったかな。
なにせ、終盤はクロード・チアリのテーマ曲もタイアップ曲にかき消されて台無しにされてしまいましたから。


それでもやはり初期の作品の方が深みがあってよかったので、そういう意味では2作目の「呪われた婚約」が見れていないのが残念です。


1作目から最後まで見たんですが、なぜか2作目だけ欠番で再放送されないんですよね。



No title
私も好きな俳優さんや女優さんが出演していると感情移入する事は良くありました。
犯人の境遇があまりに気の毒だと「この人、犯人にしないで。」等、思う事やあまりにもやり切れない結末で悲しくなったりする事も有りました。

私もこのシリーズは前半の方が思い入れが強いですね。
だんだん脚本,演出が雑になっていた感もあります。

例えば「音川完全犯罪に挑む」
題名から母恋桜級の作品を期待しましたが、大出俊さん扮する古道具屋の主人が従業員(故松本竜介さんでしたね)と共謀して老舗料亭川瀬を相続した弟を殺害、更に弟に借金が有った饅頭屋衣笠の主人を自殺に見せかけて殺害、料亭乗っ取りを企てて罪を着せるが、結末はガンダーラの従業員を叩いて犯行を自供させるという単純なものでした。

最後の場面、幼馴染の入水自殺を図った衣笠の妻、沢田亜矢子さんと、川瀬の妻、大谷直子さんが旧交を温めることを誓う場面が感動的でしたので「光る、光る東芝♪」か「明るいナショナル♪」」で放映した方が良かったのではないかとさえ思いました。

かっちゃんさんへ
こんばんは。


>この「母恋桜が散った」での山脇こと下元さんのアリバイ作りの完璧さ、そしてそれを解いた音やんの安岡の弔いにかけた執念、最後の二人の丁々発止の演技のぶつかり合い、見ごたえが有りました。このシリーズで最もレベルが高い作品と私は思っています。井上とせさんはあまりにも気の毒でしたが・・・))等と考えます。


私も「母恋桜が散った」はこのシリーズの中でも特に印象に残った回でした。


本田博太郎さんのキャラクターに感情移入してしまって無念で仕方がなかったです。


やはり京都殺人案内はシリーズ前半の方が思い入れが深くあります。
年齢を重ねるごとにわかる深い脚本&演出がいいんですよね。


それに終盤になるとエンディングテーマがタイアップのものに統一されてしまいぶち壊されてしまう感じも残念でした。


京都殺人案内はクロード・チアリの哀愁があるあのテーマ曲だからこそ何もかもが完璧だったので
途中からはシリーズにかかわるスタッフ出演者が創り上げてきた世界観が損なわれる感じがしました。



No title
私もこういうセリフがあると逆算して計算してしまうことがあります(笑

そうですね。
私も実社会に置き換えて、ドラマ上の犯人〇〇は無期懲役とか△△は犯行が自己の利益のみ追及されて行われ、なおかつ残忍で計画性があり複数を殺害しており死刑等考える事が有ります。

このシリーズなら瀬川昌代の殺害相手は二人とも悪徳業者で息子が詐欺まがいの行為に遭い自殺しており、情状酌量の余地は多々あり、数年で釈放されて嫁と孫と幸せに暮らしていそうとか、山脇清之進の殺害動機は栄達とそれに伴う自己保身のため、全く関係が無い養女まで殺害する極めて身勝手な犯行で情状酌量の余地は全くなく死刑(後ほど書かせていただこうと思いますが、この「母恋桜が散った」での山脇こと下元さんのアリバイ作りの完璧さ、そしてそれを解いた音やんの安岡の弔いにかけた執念、最後の二人の丁々発止の演技のぶつかり合い、見ごたえが有りました。このシリーズで最もレベルが高い作品と私は思っています。井上とせさんはあまりにも気の毒でしたが・・・))等と考えます。

数井浩三は56歳にして元文小判がきっかけで15年にわたって気づきあげた財産も地位も名誉も失いますが、実社会でも定年間際の教育関係者や公務員が買春で懲戒免職になる例などたまにありますよね。
Re: No title
こんにちは。


> 余談ですが、周山街道福王子のひき逃げ発生現場を親子で歩いている時、洋子ちゃんが「幼稚園の時、何度もここをお母ちゃんと通った。」と言っていたので、昭和36~38年生まれ。


なるほど~、洋子は昭和30年代後半の生まれなんですね。

私もこういうセリフがあると逆算して計算してしまうことがあります(笑


> 最初の婚約者は犯罪者、二人目は良い感じだったのに山脇に殺され、三人目とは離婚。
> 男運がありませんでしたが、作者は菊池君と洋子ちゃん、音やんと早苗さんのW婚を考えていたのでは?
> と思うのですが、いかがでしょうか。


このあたりどうでしょうね。

菊池君についてはもうシリーズが終わりころで、製作者側も藤田まことさんの年齢を考慮して「この先あまり長くは続けられないかも」という予感もあったでしょうから、おっしゃる通りダブル婚でシリーズの幕引きも考えていたかもしれませんね。


本当に洋子は男運がなかったですね。
洋子が萬田さんになる前ですが、最初の婚約者は犯人でしたから。

No title
余談ですが、周山街道福王子のひき逃げ発生現場を親子で歩いている時、洋子ちゃんが「幼稚園の時、何度もここをお母ちゃんと通った。」と言っていたので、昭和36~38年生まれ。

最初の婚約者は犯罪者、二人目は良い感じだったのに山脇に殺され、三人目とは離婚。
男運がありませんでしたが、作者は菊池君と洋子ちゃん、音やんと早苗さんのW婚を考えていたのでは?
と思うのですが、いかがでしょうか。
かっちゃんさんへ
こんにちは。

コメントありがとうございます。
返信遅くなり申し訳ありません。


そうなんですよ、終盤の藤田まことさんと三國連太郎さんの演技のぶつかり合いはすごかった。


それまで音やんの来訪にも余裕を見せる経営者だった数井が、
時効直前に清美から脅迫されてから彼女の口を封じるために強引にトラックに引きずり込む。


そこからはもう己の身を守るための犯罪者の顔しかない。
そして、逮捕された後はガクッと肩を落としてただの落ちぶれた老年の男になってしまう。


様々な顔を持つ数井を見事に演じていましたね。
妻を殺した男、数井を追い込む音やんの執念もすさまじく迫力ある演技が見れました。





No title
こんばんわ。
また来ました。

終盤の三國連太郎が乗ったトラックを追うパトカーの追跡劇。

15年のブランクを全く感じさせない、見事な運転テクニックとカーチェイスでした(笑)

藤田まことと三國連太郎の激しい演技のぶつかり合い

かなり記憶があいまいになっていますが、だいたいこんな感じでしたか。
音川「いくら1000万要求されても殺人だけは避けて通れたのと違いますか?相手は自分の娘(妻子がいたのですね。)と同じ年頃の子やないですか。」
数井「なんであんな小娘に1000万も出さないけんとですか。(中略)この手を見て下さい。(後略)」(いかに自分がこの手で苦労して今の地位と名誉,資産を築き上げたかを説くが)
音「数井さん、あなたはその手に苦労をかけていない。元文小判を売却して得た5000万が有るはずや。」
数:二人は0が七つも並ぶ大金の価値を一つもわからずに自分を強請ったと抗弁、そのような相手は殺されて当然ともとれる支離滅裂な理論を展開、さらに自分の生い立ちを話し出し、金を得る事がいかに大変か、貴重なものであるかを説き、同意を求めるが
音「わからんな。わしは生まれつき金に縁がない男や、あんたの金銭哲学は理解できん。」
「しかしよく話してくれました。今までの供述、すべて警察の調べ通りや。」
(腰を落として耳元で)「中村米吉さん。」
数:(びくっ)
音「昭和40年12月14日午後10時頃、周山街道であんたが何をしたか話してもらおうか。翌、昭和41年神戸の新開地のドヤ街で行き倒れの男から数井浩三の戸籍を買った。(中略)音川音二郎と言うけったいな名を15年間ずっと忘れなかった男、中村米吉!お前がひき逃げの犯人や!」
数(土下座)「申し訳ありませんでした。」

西京極のマンション建設用地で見つかった元文小判が三人の男女の運命を大きく変えてしまいましたが、特殊詐欺の加害者が大金を詐取しても逮捕時の残金はほとんどなく、被害者への返金が出来ないという事がよくあるそうですから、悪銭身に付かずと言う事ですね。