展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

Post

        

「風の訪問者・フランス推理小説大賞作品」 (1979年)  ルイ・C・トーマ 『死のミストラル』

category - 土曜ワイド劇場
2008/ 02/ 17
                 
●「風の訪問者・フランス推理小説大賞作品」  1979年2月17日
原作: ルイ・C・トーマ  『死のミストラル』  
脚本: 内藤誠
監督: 小野田嘉幹
制作: テレパック
出演: 真野響子、黒沢年男、九重佑三子、三浦洋一、
金田竜之介、石橋蓮司、石井美智子、本郷淳ほか


建築家井草(黒沢年男)は、井草の車に妻を殺されたと
家へ乗り込んできた男と争ううちに、男の持っていたピストルが暴発し、
男が死亡してしまう。


間もなく井草の妻・夕子(真野響子)が問題の日に
自動車事故を起こしていたことを告白した。


夕子を愛する井草は、証拠隠滅のため死体を始末した。


ところが、日がたつにつれて驚くべき事実がわかる。







建築家・ジルベール・シャンポは妻のエブリーヌと二人暮らし。

十月も終わりに近いある朝、ジルベールは”驚くことが起こる”という
謎の男からの電話を受けた。
その夜、見知らぬ若い男がジルベールを訪ねてきた。


足を引きずっているその男はアントワーヌ・カルビニという銀行員で
彼の妻・ジョゼットはジルベールによって殺されたというのだ。
カルビニはジルベールに新聞記事を見せ、それによって
カルビニ夫婦が交通事故に遭いカルビニは頭部と右ひざに重傷を負い
ジョゼットは救急車の中で息を引き取ったことを知った。



どうやらカルビニは当て逃げの犯人をジルベールだと思い込んでいるようだった。
誤解を解こうとするジルベールだが復讐に燃え憎悪をたぎらせているカルビニに
反論する余地はなかった。


カルビニは拳銃を持っていてそれはジルベールに向けて火を吹こうとしている。
阻止しようとしたジルベールだが、拳銃は暴発し倒れたのはカルビニだった。



アトリエのドアが開き、戸口にはエブリーヌが立っていた。
ジルベールは新聞記事を見せことの顛末を説明した。
そして改めて新聞記事を読み直してみると
交通事故があった日時は、ジルベールは夜行に乗っていて
確かなアリバイがありカルビニは当て逃げ判を誤解していたことが確かめられた。


しかし、彼が不在の間、ファビエンヌという女友達からシーニュの別荘に
遊びに来ないかという誘いがエブリーヌにかかり彼女が車を運転しているとき
例の交通事故を起こしていたことが判明した!



ジルベールの正当防衛が主張できると喜んだのもつかの間、
そうすればエブリーヌのひき逃げが明るみに出てしまう。
ジルベールはカルビニの死体を始末することにした。
彼はその際に友人の不動産業者・ポール・マルネの車を
黙って拝借し無事に全てを終えた。



ところが死体が発見されてみるとカルビニのポケットに入れたはずの拳銃がないことに気づく。
それはマルネの車に落ちていた。


そして、何者かからエブリーヌ宛に毎日脅迫状が届くようになった。


カルビニは車を運転していたのはジルベールだと思い込んでいた。
実際に運転していたのがエブリーヌだと知っているものが
他にいることがわかりエブリーヌは正体のわからない脅迫者に怯える。



しかも、脅迫状にはエブリーヌがシーニュの別荘へ行かず
エブリーヌに夫以外の男がいるということも書かれていた。


エブリーヌがジルベールに秘密にしていたことを
脅迫者は知っている。



エブリーヌはニセのアリバイ協力を頼んだファビエンヌが
ジルベールを愛しているのを知っており彼女の仕業だと思い
脅迫状を手に彼女のところへ行くが否定されてしまう。



脅迫状の主は意外な人物だった。


最終的にエブリーヌの男の正体と事件の真相を知ったジルベールは
自らの命を懸けてその男に復讐をはかる。




//////////////////////////////////////////////////



主人公の井草夫婦は黒沢年男と真野響子という
TBS「横溝正史シリーズ」 三つ首塔コンビ。
不動産業者・ポール・マルネは年齢や身体的特徴から
金田竜之介が演じたのかな?


「風の訪問者」のドラマ自体は見たことがないが
サブタイトルに”フランス推理小説大賞作品”と書かれていて
以前からとても気になっていた。



原作は1975年度フランス推理小説大賞受賞作。
ところどころに南仏特有のミストラルが吹いている描写が出てくる。



妻を交通事故で亡くしたカルビニの思い込みとはいえ
彼を殺してしまったジルベール。
彼の犯行が暴かれるまでを描くのかと思いきや
意外な展開でなかなか面白かった。





関連記事
スポンサーサイト
                         
        

スポンサードリンク

                         

コメント

非公開コメント