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グレート草津さん死去

category - 格闘技・プロレス
2008/ 06/ 24
                 
また昭和のプロレスラーがひとりお亡くなりになりました。

今年の3月から4月にかけて、多くのプロレス関係の本を読み漁っていて、その時にグレート草津さんの名前がよく出てきました。
この時は、力道山時代のプロレス界の状況が知りたく、その時代のことを書いている本ばかり見ていたので、草津さんの名前も目にしたんでしょうね。それ以前は名前しか知らず、どういうタイプのレスラーでどのようなポジションにいたのか理解をすることができました。

草津さんというと、よく目に付いたのが、国際プロレス旗揚げ戦のルー・テーズとの試合でした。
エースとして売り出そうとして、ルー・テーズとあてたが、キャリアが浅く失神してしまったというもの。

でも、これについても諸説あり、当時を知らない自分にとっては、謎めいた部分に心を惹かれたものです。

そんな古い時代のプロレス本を読み漁っていた頃、地元の図書館で偶然、「悪役レスラーは笑う」という本を目にし、そのまま借りることに。



この本、プロレスを扱ったものなのに、岩波から出てるんですよ。
タイトルをみた瞬間、なんか感じるものがあったんですよね。

ここでいう『悪役レスラー』とは、これも名前しかしらなかった”グレート東郷”という人。
力道山や、馬場、猪木のようなスーパースターでもないのに、著者が何故か気になってしょうがなかった”グレート東郷”について、深く掘り下げて取材をしていきます。
(深く掘り下げてというほどではなかったかなという記憶もあり訂正)


グレート東郷とはなんなのか?本を読むと、グレート東郷は出身地も謎につつまれ、自分も東郷の取材を一緒にしているかのような錯覚に陥りながら、著者の求める答えを見つける旅にでるように一気に読んでしまいました。


ただ取材をしたとき既に東郷が生存しておらず、また今の時代のようにインターネットであらかたのことが簡単に調べられる時代に生存していた人物でなかっただけに、自分もひきこまれていったのかも。(最後がスッキリとしなかったのが残念)

東郷について取材をすすめていくなかで、著者は草津さんにいきあたります。
この時すでに草津さんは、現役を引退され、地方で暮らしていた。

草津さんのお宅へ招かれ、酒を振舞われ、話を進めていく中で語られた、国際でのルー・テーズ戦。

「草津のキャリアが未熟であるがゆえの失神だ」「いや、テーズがわざと、危険なバックドロップを仕掛けた」、「あれはブックだ」など、本によっていろんな見方をされたテーズ戦、草津さん本人の口からは意外な事実が明かされる。

ルー・テーズのバックドロップを受け、意識があったが、そばにいたグレート東郷の「そのまま寝てろ」という言葉によって、ああいう結果になったというもの。

著者は東郷自身について調べるため、草津さんをたずねたわけだが、予期せぬ部分で東郷が絡んできた。

図書館で借りたものなので、手元にないため記憶に少々曖昧な部分があるが、当時話題となったはずのルー・テーズ戦での失神事件。本によっては試合放棄という書き方もされていたような。その裏舞台を、相手(=著者)がかなりの酒を飲んで酔っていたとはいえ、初めて会う人物にさらっと口にした草津さん。

本では、決して口が滑らかなタイプには感じられなかったが、どういう気持ちで語ったのだろう。。。



ご冥福をお祈りいたします。
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