FC2ブログ
2008/11/10
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

Post

        

「女の決闘・濡れた瞳は殺しのサイン」 (1979年) カトリーヌ・アルレー 『目には目を』

category - 土曜ワイド劇場
2008/ 11/ 10
                 
カトリーヌ・アルレーの「目には目を」をドラマ化。

対決するふたりの女を演じるのは、山本陽子と夏純子で
前年6月に放送されたアルレー原作の
「黒衣の天使・殺しは女の商売」と同じ組み合わせ。




●「女の決闘・濡れた瞳は殺しのサイン」  1979年11月10日
原作: カトリーヌ・アルレー 「目には目を
脚本: 福田善之
音楽: 今田勝
監督: 降旗康男
制作: C.A.L
出演: 山本陽子、夏純子、中村敦夫、下條アトム、中尾彬、土屋嘉男ほか


がんに侵され、余命幾ばくもないことを知った女医の鞠子(山本陽子)は、
弟の誠(下條アトム)を殺した誠の妻亜紗子(夏純子)に犯罪の告白をさせる
必要に迫られていた。

鞠子と誠が数億の財産を継ぐことをしった亜紗子は前夫・行末(中尾彬)の死後、
誠と結婚、その後過って誠を殺したのだ。

鞠子は調査に当たっていた八重樫警部(中村敦夫)に事故だと証言し、
医学を持って自らの手で報復する意思を固める。









ジャン・ド・フェルラックはなめし皮工場の経営者で若くて派手な暮らしぶり。
彼には結婚して7年たつ美貌の若妻アガットがいる。
女中やコックもいて順風満帆な人生を歩んでいるかに見えたが
事業が苦境に陥ってしまい破産寸前に追い込まれていた。


しかし、ジャンにはあるもくろみがあった。


それは近く五億フランという大金を掴むことになっている
中年の独身男マルセル・ブランカールと
姉のマルトを明日、自邸に招待することになっている。


マルセルを利用して、自分の借金を清算しようという計画を立てていたのだ。


ジャンはこれまで見た目にこだわり、金持ちに見せかけ現在の暮らしを維持してきた。
今回もマルセルに自分を信用させるため、ベントレーを1台手配した。
ジャンはアガットに自分の事業がうまくいってないことを打ち明け
マルセルを利用して金を得る算段があることを話す。




マルセルは両親を亡くし、その後は女医のマルトが
親代わりとなって弟を育ててきた。
そのためマルトはオールドミスのままだった。
そして、マルトはガンに冒されていて余命がわずかの状態だった・・・。



ジャンから招待を受けたマルセルは、アガットを一目見て
彼女に恋をしてしまう。



アガットはジャンから想像以上に事業が苦境に立たされていることを知り
彼と結婚したわが身を嘆いていた。

ジャンに生活費を切り詰めることや、工場の人員整理を提案すると
機嫌を損ねられてしまった。
夫婦の会話はあれ以来お金のことばかりで、アガットはろくろく眠れもしなかった。


だが、アガットには若さと美しさがあった。
彼女は先日会ったマルセルが自分に好意を持っているのを気づいていた。
しかし、今の自分はジャンと結婚していて身動きが取れない。
離婚訴訟は金と時間がかかりすぎる、その間にマルセルが別の女に気を移してしまったら・・・!?



アガットはジャンを事故に見せかけて殺すことにした。


ジャンとマルセルが野鴨撃ちに出かけた日、ひとり舟に乗ったジャンを
舟の線を棒砂糖に変えしだいに溶けるように細工をし
泳げないジャンは溺れて死んでしまった。



この完全犯罪は成立し、その後はアガットの計画通りに
年の離れた中年男のマルセルと再婚した。
その際にマルセルはアガットに五億に上る油田の所有登記所を渡した。



二人の新婚旅行先には、マルトも合流してきた。


はじめのうちはアガットに親切だったマルトだが
マルトが彼女に五億フラン相当の贈り物をおくろうとすると
アガットはマルセルの財産目当てに結婚するのだといい
マルトのアガットに対する態度は豹変した。


新婚夫婦にとってマルセルの育ての親であるアガットの存在がうとましいものになってきた。



そして、マルト合流してから、マルセルは水中銃のもりを
アガットから撃たれて死んでしまう。
その現場には、マルトがいたが思わぬ事故死ということで片づけられた。


だが、マルトは五億フランの財産を手に入れたので
女から見て魅力のない中年男のマルセルをアマトが
事故に見せかけて殺害したと信じていた。



ガンにおかされ死ぬ日が近づいている女医のマルトは
ある日、食後にアガットに毒を飲ませたと信じさせ
ジャンを事故に見せかけて殺害したこと
マルセルと結婚したのは金が目的だったことを白状させた。



しかし、肝心のマルセル殺しについてはわからないままだったが
マルトは解毒剤と称したアスピリンをアガットに渡した。



その後はしばらく静かな日々が続いたが、
マルトがアガットを裁こうという決意はゆらいでいなかった。



アガットはジャンは殺したものの、マルセルは本当にあやまって
もりでさしてしまい殺すつもりはなかった。


しかし、マルトは愛する弟をアガットが殺したと信じていた。
彼女はアガットがマルセルを殺したことを暴こうとする。
その後、マルトは自分の命を懸けてついにその目的を果たす--。





//////////////////////////////////////////////////



原作「目には目を」は、四人の男女の独白形式によって
ストーリーが展開していく。
四人の登場人物がそれぞれに自分の胸の内を綴る形で
ひとつの物語が作られていっている。



初めは四人、それが三人に、最後は二人となりラストへ。


男たちが次々と姿を消していき、最後は若い悪女アガットと、
オールドミスのまま命を終えるマルトとの女の戦いが繰り広げられる。



女の決闘・濡れた瞳は殺しのサイン 夏純子


アガット(ドラマでは亜沙子)を演じた夏純子は
大きな瞳を持った美しい女優だが
清純な美しさというよりは何か一癖ありそうな美貌だ。


そのくせ小物感が漂い、悪女でありながらも
最後は破滅するという役がよく似合う。



彼女は、昭和42年に両親の強い反対を押し切って
女優の道を踏み出した。


日活で活躍後、ポルノ路線となったのを機にフリーとなった。



すでにこの頃には結婚もしていたようで、仕事と主婦業で
忙しさに追われていると紹介されている。





原作での登場人物は四人で、それぞれの話しの中で
他の人名や刑事たちとのやり取りが出てくるだけとなっています。



ドラマでは、刑事役で中村敦夫が出演している。




また土曜ワイド劇場では浅野ゆう子主演で1998年にもリメイクが作られています。



●「超完全犯罪の女医・双子の弟を殺した若妻を許せない!
淡路島-明石海峡大橋、史上まれにみる復讐計画・・・・」  
1998年11月7日
原作: カトリーヌ・アルレー 「目には目を
脚本: 篠崎好
監督: 池広一夫
制作: 東映
出演: 浅野ゆう子、細川直美、永島敏行、緒形幹太、でんでんほか



超完全犯罪の女医 浅野ゆう子


仲の良い双子の姉弟がふとしたことで巨額の財産を得る。
そのために弟は完全犯罪で殺されたうえに財産も奪われてしまう。


真相を知った女医の姉(浅野ゆう子)が、医学をもって犯人に復讐する。




関連記事
スポンサーサイト



                         
        

スポンサードリンク

                         

コメント

非公開コメント