FC2ブログ
2009/02/19
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

Post

        

「整形復顔の女・私の過去をあばかないで」 (1983年)

category - 土曜ワイド劇場
2009/ 02/ 19
                 
アクセサリーセールスという華やかな職場を舞台に繰り広げられる女の闘い。
恋敵の同僚の陰謀で死に追いやられた女の復讐劇を描く。




●「整形復顔の女・私の過去をあばかないで」  1983年2月19日
原案: 長川敏朗
脚本: 池田雄一
音楽: 橋場清
監督: 長谷和夫
制作: 大映テレビ
出演: 酒井和歌子、夏樹陽子、川津祐介、清水章吾、
清水めぐみ、高城淳一、佐伯徹、高峰圭二ほか


整形復顔の女・私の過去をあばかないで



輸入雑貨卸業SK商会のセールスマン・上条暁子(夏樹陽子)は、
美貌と巧みな弁舌で鳴らす職場の女王だった。



一方、同僚の大村智子(酒井和歌子)は、暁子とは対照的に
陰気で目立たない独身女性。
仕事にも厳しい智子は煙たい存在で度々その容姿と
オールドミスであることをネタに悪口を言われ続けてきた。




SK商会は先代社長の息子・斉木透(川津祐介)が社長を務め
智子と暁子は密かに斉木を愛していている。
智子が同僚たちに厳しい態度をとってきたのも
会社のため斉木を陰から支えるために行ってきたことだった。


整形復顔の女・私の過去をあばかないで


先代社長の時から会社を支えてきた営業課長の岸本が退職することになった。
岸本は智子が斉木のために嫌われ役を引き受けながらも
会社を支えてきたことに気がついていた。
彼はそんな智子の実力と誠実さに惚れこみ、斉木に智子を自分の後任にするよう推薦する。
智子を評価していた斉木に異論はなく、営業課長の辞令がおりた。



会社の資金繰りを助けるために智子がSK商会の株を買っていたと知った暁子は
智子がそれを利用して営業課長の座についたのではないかと疑惑を抱く。
社員の竹内(清水章吾)も自分を差し置いて智子が課長になったのが面白くない。



一方、智子は岸本の助言だけではなく、斉木が以前から自分を評価してくれてたと知り
仕事にもより一層熱が入った。
智子は綿密なリサーチの上、ある人形を販売することを斉木に提案する。
売れなかったときのリスクを懸念する斉木に対し
智子はその時は自分が責任を取ると強気に出た。


整形復顔の女・私の過去をあばかないで



暁子たちはそれを利用してわざとセールスを怠り返品の山だといちゃもんをつけ
智子の計画がさも失敗したかのように偽装し責任を追及する。



暁子たちの陰謀に気づきながらも智子は辞表を提出した。
斉木は失敗に終わったとしても智子に責任を負わせるつもりがないと慰留するが
智子も今さら後には引けない。


ところが、しばらくして若い女性たちから次々に人形の注文が入り始めるが
もう社には在庫がなかった。
これを知った斉木は智子に社に戻ってくるよう直談判をする。
勢いで辞表を叩きつけたものの、智子も復帰をしたがっていた。



整形復顔の女・私の過去をあばかないで



互いの気持ちが一致し、二人はその夜ダンスを楽しんだ。
その様子を、遠くから苦々しい表情の暁子が見ていた…。


こうして、再び智子はSK商会に戻ってくる。
智子が提案した人形がヒット商品となり大阪に進出することが決定。
暁子は斉木から大阪の販売主任として転勤してほしいと言われ
智子と斉木が接近するのを恐れ大胆な計画を実行する。



暁子は智子を失脚させるためにかねてより体を提供していた
得意先の石井圭造(藤村有弘)を使って
商談を口実に智子を割烹旅館へおびき出させるとレイプさせた。



整形復顔の女・私の過去をあばかないで



その直後、暁子は斉木を連れて部屋に入ってくる。
ただならぬ雰囲気と服の乱れを見た斉木は何が行われたかわかり
石井を殴りつけた。


智子は愛する斉木に自分が犯された現場を目撃された恥ずかしさと
悔しさで遺書を残すと崖から海に身を投げる…。




一年後、SK商会には入社早々で猛スピードでセールスを伸ばす
内藤高子(酒井=二役)という美しい女性がいた。
高子はかつての暁子のようにどん欲なまでの営業を仕掛けている。


智子が自殺し斉木のそばには暁子がべったりと張り付いていて
いつの間にか社内での彼女の評判は落ち同僚たちはみんな
高子を持ち上げチヤホヤするため暁子は面白くない。


整形復顔の女・私の過去をあばかないで



ある日、社員旅行で出かけた芦ノ湖で安田(高峰圭二)は
酒を飲んだ高子の首筋に浮き出たアザを見て驚く。
死んだ智子も酒を飲むとアレルギーで首筋に同じようなアザが出た。


暁子の策略によって自殺に追い込まれた智子は命が助かり
傷ついた顔を整形して内藤高子に生まれ変わると
愛する斉木のところへ戻ってきたのだった。


しばらくして林の中から安田の悲鳴が聞こえ
暁子と斉木が着いた時には安田は胸を刺されて虫の息だった。
病院に運び込まれた安田は、早川刑事(高城淳一)に「大村智子」と言い残して死亡する。


整形復顔の女・私の過去をあばかないで



暁子は斉木に接近し結婚を考える間柄となるが、暁子は高子が
フランス語を駆使して功績をあげ斉木に取り入ろうとしている様子に危機感を抱いていた。
さらに暁子はラーメンのシナチクを残す癖や高子と智子の特徴が一致することから
高子の正体が智子であると見破り尻尾を掴もうと策を練った。



ある夜、帰宅した高子の部屋に石井が侵入してきた。
石井は暁子の命令で高子の正体を暴きに来たのだが
逆襲にあい暁子に要求されて智子を襲った経緯などを告白させられてしまう。



その石井の死体が発見された。
暁子は高子が智子だと見破られそうになり殺したのだと確信した。
その頃、斉木は石井が殺される前に暁子に頼まれて智子をレイプした経緯を
語った録音テープを聞き婚約寸前だった暁子と距離を置き始める。



整形復顔の女・私の過去をあばかないで



暁子は貧しい家の出で、病気の母と妹を郷里に残していた。
これまで美貌を武器にのし上がってきた暁子は社長夫人の座が欲しかった。
斉木の心が高子に移る前に正体を暴かなければならない。


そこで斉木が保管していた智子の遺書を手に入れようと夜のオフィスに侵入する。
遺書には智子の指紋がべったりついているはずで、高子のそれと照合すれば
同一人物だと証明でき彼女が恐ろしい殺人犯だと告発できる。



ところが、暁子の動向を察知していた高子が先回りし偽の遺書とすり替えていた。



整形復顔の女・私の過去をあばかないで


暁子は高子が手にしていた遺書を奪おうとするがナイフで刺され
そのまま窓から突き落とされてしまった。





三か月後、高子はついに斉木と結婚寸前までこぎつけたが
自分が殺した安田、石井、暁子に襲われる悪夢にうなされ
ベッドから転落して顔を傷つけてしまった。


その後も顔の傷は治る様子はなく逆に激しく痛んでくる。
仕上がったウエディングドレスを自宅で試着した高子は
鏡の中の顔が崩壊しているのを見て気が狂った。


そこへ斉木が訪れ変わり果てた姿をみられてしまう。


整形復顔の女・私の過去をあばかないで



部屋のチャイムが鳴り早川が部屋に入ってくる。
警察ではその後の捜査で自殺を図った智子の遺体もあがらず
高子の特徴が智子に酷似していることから同一人物の可能性があると
確かめにやってきたのだった。


斉木は高子とは智子が生きていた時からの知り合いで
同じ人であるはずがないと追い返えす。


だが、斉木は高子が智子に変身していたことを知っていた。


斉木は智子が自殺を図った後残された子犬を引き取って育てていた。
その犬が成長し斉木以外には警戒心をむき出しにしていたのに
初めて会ったはずの高子にだけはなついていたのを見て智子だと確信した。

それを承知で彼女と結婚しようとしていたのだ。


整形復顔の女・私の過去をあばかないで



結局、智子は石井から侵されてもそのままの姿で
斉木の愛を勝ち取ることが出来ていたのだが
殺人犯となった今、もう斉木と結婚することは出来ない。


高子は用意していた毒を飲むと斉木の腕に抱かれて死んだ。
高子はウエディングドレスを着て棺の中におさめられる。
その顔はとても美しく安らかだった。




****** 関連記事 *****


◆ 「復顔・整形美女の復讐」

◆ 「整形復顔の女・私の過去をあばかないで」

◆ 「整形復顔の花嫁」

◆ 「整形花嫁の復讐」

◆ 「整形復顔未亡人」

◆ 「整形復顔女流デザイナー殺人事件」





関連記事
スポンサーサイト



                         
        

スポンサードリンク

                         

コメント

非公開コメント